【『刀』と言うより『砥石』かな?】
全国的なトピックスになったのか
どうかは存じ上げておりませんが
私が暮らします
東海地方で制作・放送されています
情報番組で話題となったモノの1つに
とある食品について
『日本刀よりも硬い』
とのツイッターに対する
その食品を取り扱います会社の
ツイッターのかたの切り返しが
興味深い返信であったため
様々なメディアで
SNS関連では珍しく
良い話として
取り上げられておりました。
その食品。
様々な店で目にする商品でありますし、
実際、私も購入することがあるのでありますが
個人的な感想を述べさせて頂きますと
刀
と言うよりは
むしろ
砥石
のほうが近いのかな?
そのように感じております。
その食材。
日本刀のように
床の間に飾っておく程
珍重されることを望まれて
造られたモノでは無いと思いますし、
日本刀のように
振り下ろしたが最期。
二度と武器として使用することが叶わなくなるような
一度食べたら飽きられてしまう食材でもありません。
どちらかと言いますと
造り手の思いと
使い手のこだわりを
末永くして頂くための
バイプレーヤー
砥石
の役割を
その食材は担っているように
私は感じております。
故に
かの食品の
食べること以外の楽しみかた。
粗末にしない遊びかたとしまして
私は
上の前歯を
その食材に合わせ、
軽くスクラッチすることにより
前歯の切れ味と見た目を調整しながら
チーズを削る要領で。
を推奨させて頂きます。
(…この場合のコラボ先は
何処になるのでありましょうか?)
硬い理由につきましては
あくまでこれは
想像の域を出ないことなのでありますが
ホームページを眺めさせて頂きますと
その食材が発売されたのは
昭和38年のこと。
当時はまだ冷蔵庫冷凍庫が普及していたわけでは無く
(一家に1台冷蔵庫が普及したのは昭和50年代に入ってから)
運搬手段であります
乗用車もそれ程多く走っているわけではありませんでしたし、
そのクルマにつきましても
(クーラーついて無かったよな…)
の時代でありました。
そのため
出来上がった段階で
既に軟らかくなってしまっておりますと
店で買って
家に持ち帰る間に
融けてしまう。
それを防ぐため
買って家に持ち帰った頃
(家に冷凍庫ありませんので
その日の内に食べなければいけません)
に程良い硬さになるよう作られたのが
その商品でありまして
食べようとしたかたの歯茎に挑戦するため
あの硬さになったわけでは
必ずしも無い
とあくまで想像の域を出ないことなのでありますが
そのように感じております。
こだわり
と見ることも出来ますし
今の時代には…
と見られるのかもしれません。
しれませんが
各自の歯の強度に合わせまして
冷凍庫から出してから
賞味される時間を調節されると
宜しいのかな?
逆に製造されるかたは
その目安を
(常温放置を推奨されることは無いと思われますが)
提示した頂けますと
(…でもそれをやってしまいますと
コラボする機会を1つ失ってしまうことにもなりますか…)
(個人的には)
美味しければ良いと思います。