心の声
僕はなぜ僕なのか。
物心ついた時から感じているしみじみとした思い。
この世界の主人公であると思っていたのは遠い昔の感覚にも思える。意識というものが存在し、脳で制御されている答えを科学の力で解き明かされたのは、僕が生まれる遥か遠い昔。この世界ではみんなそれぞれが自分という個の物語の主人公である。
僕はなぜ生きるのか、なぜ子孫を残すのか、なぜ社会に苛立ちを覚えるのか、なぜ人生という僕の物語を面白く描きたいのか。疑問は絶えず尽きずもこの文字が刻まれていく。
そういえばやりたいことなんてたくさんあったな。家族や友人に話したいことなんてたくさんあったな。
両親にはさんざん迷惑をかけたが、ちっとも恩返しもできていないな。
たくさん作りたい料理がある。
登りたい山がたくさんある。
ベンチプレスだって目標の100キロまでもうすぐだ。
あれがやりたい、これがやりたい…。
たくさんの欲がある。欲望を満たすにはエネルギーがいるんだ。答えはシンプルで行動するってこと。行動するエネルギーを産み出すのは食べることだけではない。意志という、とめどめもない脳波みたいなものなんだと感じる。
生きる以上は仕事をしなければならない。
そうなんだお金が必要なんだ。あたりまえだけど、そのあたりまえが非常に難しくストレスという強烈なインパクトを産み出す。でも見方を変えてみるとストレスには達成感という旨味があったりして、人生というものを豊かにしてくれる材料にはなるのだ。
僕はたくさんの命を救う手助けのためにこれまで懸命に汗をかいた。
人の絶望や悲しみ、不安を肌で感じてきたことで、それぞれのヒューマンドラマもたくさんかみしめてきた。時には思い出し、事実は小説より奇なりともいうが本当にそれは実感している。
これからも続くであろうストレスの連鎖、我が物語はまだ終わりそうにない。
人はいつか死ぬ。
しかし見方を変えれば人生という物語は完結する。
僕はなぜ生きるのか、僕はなぜ僕なのか。
その答えはいつわかるのかは全く見当もつかないが、洪水のようにあふれでてくる欲望と果てしない強固な意志さえあれば、僕の物語は面白いものとなるんだろう。
ああ、そうだな…。
みなさんこんにちは。読んでいただいてありがとうございます。
初めての投稿になります。
これから日々感じたことのエッセイや、創作活動も挑戦していこうと思います。
どうぞよろしくお願いします。




