第七章〜豹変
なんか 繰り返しのような気がします。終着点がまだ全然見えません。めちゃくちゃ 書いてますのでよろしければお読みになってくださいませ。
やっぱり、倫子は美しかった。この顔を拝む為に僕はいきてるんだ──。
そう思えた。僕は輪子のことを好きなのは間違いないんだ。ただ、どうやっても彼女の情緒をコントロールしきれていないのだ。
「倫子ちゃん。もう授業は始まっているよ。教室に戻ろうよ」
なんの気なしに言った瞬間だった。
「なあに?授業?あんた。このあたしより授業に出ることの方が大切ですって?なんという男なのあなた!」
──しまった。
僕は軽はずみな 言動 を悔いた。
また彼女の目の色が変わっていた。炎のような赤い目をしていた。お怒りモード突入だ。
しかし、あの 千切られた体操着の謎は、まだまったくとけてはいなかった。ここは根気よく 対応 しなければ。そのまま教室に行って暴れられたらことだ。倫子が捕まってしまって逢えないなんて耐えられない。
──ショッキング・タイフーン
技の名前が?初めて聞く 名前だ。新技なのに違いない。僕は、身を 低くして構えた。
どんな技が来るかは、わからない。ただ、倫子の技を受けるのは快感だ。
わかるかなぁ?好きな女から受ける仕打ちってな そういうものだぜ。
僕の頭に衝撃が走った。僕は一瞬にして立っていられなくなった。衝撃を感じる。頭の中が揺れる。グラグラと体が崩れていく。
怒りが技に乗り移っているのがわかった。僕はその場に崩れ落ちた。
飲みになっていただきまして誠にありがとうございました。