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1.王子様の婚約者に選ばれました

ギャグです。タイトル通りです。良いのが浮かんだら直します(*´Д`)

「くたばれ、馬鹿親父――――――!!!!」

「ぶべらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

私の渾身の右ストレートが、馬鹿親父の顔にさく裂した。そのまま馬鹿親父は壁まで吹っ飛び、白目をむいて気絶する。

その姿を見て少し留飲を下げながら、仁王立ちする。

「ふんっ!積年の恨み、思い知ったか」

しかしすぐに状況を思い出して、踵を返して部屋に駆けこむ。

「こんな事してる場合じゃない。王家の迎えに来るまでに、逃げ出さないと」


皆さん初めまして。

私の名前はルビー、爵位だけの男爵令嬢です。

馬鹿親父のせいで王子の婚約者になったので、逃げだすところです。


慌てて荷造りをしてると、隣の部屋から弟のサファイアが顔を出した。

「ルビー姉さん、どこ行くの?」

「ちょっと家出するのよ、王家の迎えが来る前にね」

「ふぅん、僕も行っていい?」

返事もそこそこに荷物を纏めてると、弟から思いがけない返事が来た。思わず手を止めて、ドアの方を振り返る。

「いや、アンタは逃げる必要は…あったわね。あの馬鹿親父と2人じゃ、末路は知れてるわ」

私の返事に、弟はちょっと首を傾げて困ったように言った。

「末路どころか、今現在危ないよ。最近姉さんの留守中に出入りしてくる自称『最近知り合った父さんの友人』が、僕を見てニヤニヤ笑うんだよね?しかも必ず、父さんと2人きりで部屋で密談した後に」

「5分で荷物を纏めなさい」

「もう纏めた。家中のお金も掻き集めといたよ」

「よくやった弟よ」

話している間も手を動かしてたので、こちらの荷造りも済んだ。

こうして私は弟と共に、逃避行の旅に出た。




馬鹿親父は、どうするのかって?

知った事じゃないね!

何故逃げるかは次話で!



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