第7話
ゲラゲラ笑い地面を叩き続けながら、転げ回る蝶の人達。
あんたら滅ぶとこだったんだけど、、、
ジッと見る私はの目は半開きだが、、、
こちらの思惑は別にして蝶の人達は
「所で服って何?」
、、、
あんたらすっぽんぽんでしょ?
と、声に出さずにジッと見る。
はぁ、、、意外と良いスタイルしているけど、、、
サイズがなぁ、、、
など、下らない事を思考していると、、、
「あら、あたしら小さいの?」
嫌な予感しかしない言葉。
ポン。
軽い音
、、、
私の背丈から見ると、ハルシは溝落ちのやや上位の背丈。
蝶人達は肩口から、やや下側、、、
と、言うか男性型の固体が見当たらない。
「ちょっと聞いても、、、」
「「「「却下します」」」」
何処の世界のステレオだよ?しかも何故ハルシまで一緒に?
私を余所にハイタッチしているハルシと蝶の人達。
とりあえず服の話しをせねば、目のやり場に困るので、却下の言葉を無視して話しを進める。
「君達、名前は?」
「「「「ピクシー」」」」
、、、種族はピクシー、、、と。
「んで、君の名前は?」
「ん?ピクシーだよ?」
は?種族名じゃないのかな?
「んじゃ、君は?」
今の蝶人の隣に声を掛ける。
「え?私もピクシーよ?」
?、、、は?
とある冒険譚にある[メ●パニ]とかかけられてるのか?
目の高さ辺りで元の大きさに戻り、クルクル楽しげに飛び回るピクシー達。
色々と隠せよ!
「ゴメン、聞き方が悪いよね?
名前がピクシーではないのは誰かいる?」
ジワジワ近付いて来る蝶人が手を挙げつつ近付いて来た。
「うん♪あたしハイピクシーだよ」
あぁ、みんな名前ないのね。