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色々やらかしてますが問題でも?  作者: ひげ面の44歳♂
3/8

第3話

ふと、気付く。

詳細があったはずだ。

ーーーーーーーーーー

ーーーーーーーーーー

?数値が無い?

こんな時は意識を集中すれば良いはず?


ぼんやりと何かが見えて来た。


[見ちゃだめ]


(怒)意地でも見てやる。


さらに集中!


、、、

[瞑想を覚えました]

はっ?


違うだろ?私はステータスの詳細が見たいのであって、

瞑想していた訳ではないし。


ステータスを、もう一度見てみる。


確かに瞑想が追加されている


と、言うか、、、


何故声が聞こえる?



[ひ]


ひ?


[み]


もういい。

次はどうせ つ だろ?


[謎解きを覚えました]


!謎だったんかい!


まぁ、話し相手にはなりそうだ、名前でもあれば良いのだが、、、


[しくしく]


!?変な事を言った覚えも何かした訳でもないはずだが、、、



[名前はありません]


なるほど、私と同じか。


[えっ?]

素っ頓狂な声が響く。


ん?私に名前があるのか?


[、、、私に、名前を下さい]


どうにも意思の疎通は難しいようだ。

私の名前を聞きたかったのだが、、、

名前を下さいときたものだ。


はいはい。

ならば君は

太郎だ。

[却下します]


、、、即答!


確かに声色は男ではない。

ならば花子!

[ちっ]


舌打ちの様な音が聞こえる。

決めたお前は花子だ!

[呪われました]


!えっ?


翼が落ちていく。

足元が白くなる。

石化?


!!!

まて、いや、お待ち下さい。

ちゃんと考えるから!


[解呪しました]


、、、絶対に怒らせてはいけない存在がここにある。


と、言うか、姿が見えないから、イメージつかないんだよなぁ、、、




などと考えていると、

[そうぞうして下さい]


なるほど、イメージを作れば良いのか。


ならば出来るだけ見目麗しく、、、

!!!!!

目の前に一糸まとわぬ少女が。

「この姿なら名前付けてくれる?」

ちょっとまて、服はどうした。

「あなたが私を生み出したのでしょ?」

なるほど、そうぞう=想像ではなく、創造だったのね。

、、、確か物質創造だったはずだが、、、

「レベルが上がったのよ」

なんか、なんでもありだなぁ。

そういえば、さっき羽が落ちてたけど、元に戻るのか?

「変異、空間を覚えました」


『あぁ君が覚えたのかい?』


我ながら良い声だ。

「いえ、貴方が、、、」

なるほど、、、

「違いますよ?」

へ?言ってる意味がわからない。

「だから、貴方がその能力を造って使えるようになったの」



、、、

『アイアムゴッド?』

ジトメで見られた。

が、ひとつ気になる事がある。

あられもない姿のままの彼女。

ならば、服もあった方が良いはず。

すると、眼前に筒状の布?と言うか、カーテンが彼女を包む。


ドゥルルルルルルルルルル、、、、、バン♪

何故ドラムロール?


目の前にあったカーテンが取り払われ、

ワンピースの様な服装の彼女が。


因みにだが、ワンピースは青地に白、空色と言うべきか。

髪は白金にやや、黒に近いグレー。肩よりやや長い。が、何故かモミあげは腰の辺りまである。

瞳は幼子の様な濁りが一切なく、、、

「なによ?」

『(棒)なんでもありません』

そういえば名前をつけるのに、随分と遠回りしているなぁ。


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