2話
とぼとぼと歩く。
なんだか、人里処か益々と鬱蒼と茂る木々。
木漏れ日が気持ち良いとか感じられる時は来るのだろうか?
ほんの少しばかりの風が木々を揺らし、
その音と踏み締める枯れ葉の音だけが聞こえる。
辺りを探るが木、また木、そして、、、
期待しただろう?
でもあるのは木々だけだ。
仕方ないと、また黙々と歩く。
しばらく歩くと少しだけ、今までとは違う音が。
水の流れる様な音が聞こえる。
ふらふらとその音に誘われるように歩いて行く。
そして水場?に到着したが、、、
確かに水場だ。涌き水が出ているはずなのだが、、、
流れる先がどう見ても無い。
さらにはその範囲だが、、、
どう見ても一抱え程の小さな小さな泉だっだ。
ただ不自然な程に透き通り、なおかつ景色を映す
澄み切った水。
覗き込むと、また不可解な者が写る。
3対6枚の翼。
上2対は白
下2対は黒
真ん中は模様とは言えない斑に様々な色が。
はっ!
極彩色!
んな訳あるか!
一人突っ込んでみたが、、、
もちろん見ている人はいない。
うーん、、、
これでは人前に出られないよなぁ。
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コマンド
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!これって何が出来るんだろう?
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コマンド
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ステータス
持ち物
魔法
祈り
ハルマゲドン
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、、、
なんか見てはいけない、あってはいけないも[もの]があるが、、、
詳細は見れないのだろうか。
とりあえずステータスでも見られるのか試して、、、
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ネーム 未定
種族 不明
属性 あほ
詳細 見ない方が良い
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これがゲームならコントローラをブンブン振り回して投げ捨てるだろう。
持ち物は何か無いか見て見る。
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最大数 持てるだけ
所持品 なし
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、、、
ふふ。
わかるだろう?
笑うしかない気持ちが。
なら次だ
魔法はどうだろう。
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属性魔法
光、闇、重力、時、火
水、風、地
の素養があるかも?
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誰か突っ込んでくれ!
他はないのか!
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創成魔法
物質創成レベル3
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!創成って魔法なのか?
やっと使えそうなものがあった。
と、言う事は最後にあった[あれ]はやはり[それ]なんだろうなぁ。
祈りと言う項目もあったから見てみる。
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地殻変動
隕石
実り
ハルマゲドン
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!!!
ここもか!
私のステータスはどれだけ突っ込み処満載なんだ?