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白蟻の時代


そんな彼が「いやぁ! 今日は面白い日だった」とニコニコして話してくれた

事がある。


彼は仕事での商品配送では、直属の上司と車両を共有していたのだが、ある日、

出先で車両のパンクに気づいた。早朝に上司が仕入れに使用した後の事だ。


いわゆるWタイヤの内輪の失圧は、軽量荷重であったりタイヤに負荷の少ない

大人しい運転であれば、これを認識しにくい。


大人としての上司の基本姿勢を疑う事も無かったので、うっかりと急かされる

ようにセンターを出てしまったと言う事だった。


問題はパンクしたまま走行すればバーストにつながり、危険である事は無論の

事、穴を塞げば済むような修理がタイヤの交換という経費負担にまで増大する

と考えるのは子供でも分かる事だ。


彼は上司に携帯から状況を報告すると「えっ、パンクしていた? ああ、そう、

じゃあ帰りにスタンドに寄って直してきて」と言う指示だったので、


二十分ほどのスタンドでの処置のあと、バーストしていた該当するタイヤの在庫

が無い事から、スペアタイヤに付け替えて帰社し、


「滅多にはないでしょうが、スペアが無い状態なので、再びパンクすると

厄介だし、危険なので」注意してくださいと上司の心配をして帰ったと言う。



人には度合いの違いこそあれ、良心というものが時折に惹起して思わぬ行動を

とる事があるものだが、翌日‥上司は本間に告白した。 


「パンクしたのは知っていたが、入庫が遅れたり色々と面倒なので、そのままに

しておいたんだ」と本間に打ち明けたそうだ。


「やっぱりそうかと思ったよ‥上司といっても今の企業倫理では当然のように、

本部に報告する義務があるからね。


黙っていれば僕に責任を完全転嫁できたものを、何故‥認めたのかな?  

興味深い事だと、君は想わないかい?」


そうだ。


彼にとって、どちらでも構わないような事件であっても、悪い風が吹けば一瞬に

して悲劇を呼び起こす事件となり得る。


制御を失った配送車が学童のような人列に飛び込んだら会社の名誉も上司の意地

もヘッタクレもない事態になるだろう。


そうした悲劇の回避を極力予期して伝え回避する……だからこそ

上座のものは讃えを受けるのではないか。


責任感も危機意識も誠意も稀薄な人物を企業の各柱に据え付けておけば、

白蟻を養っているようなものだ‥

いつしか先人達の努力も虚しいものにするだろう。


彼とよく会話するパートの水谷かほるにも、それを打ち明けると、

「なにそれ! 人の命にかかわる事じゃない!」とひどく憤慨していたそうだが、


通常に命の尊さを理解している女性の反応としては当然のことだが、それ以外に

も彼女はこの責任者の傲慢さに、ほとほと愛想を尽かしており、


彼女にとって敵の敵は味方とする‥そうした本質を逸脱した擁護ならば、

本間にとっては恥辱の何物でも無い。


上司も仕事のできる彼女に遠慮せざるを得ない部分もあって、互いに折々の

態度と言葉は辛辣になっていた。


そこに同僚同士の確執と思惑が重なり、職場の環境は必ずしも良好とは

言えなかった。


彼女には店間移動の際のライトバンを一台預けられていたが、

ある時、この上司は言う。


「今日は水谷さんが休みだし、物量は少ないが配送先が待っているので

ライトバンで納品して下さい。


早く届けたいので、荷物は俺が積んでおいたから」と本間は朝の挨拶も

そこそこにセンターを出たそうだ。


「どうも女性というのは嗅覚に特徴があるようだね。

オヤジの匂いなど特に敏感だろうと思ってね。


僕は酒も煙草もやらないし、肉食でもないから汗でもかかない限り、気にした 

事は無いけど、気を遣ってシートやバックミラーの調整もせず体を調整したよ‥」


「オヤジの生きる道はありませんな」と僕に打ち明け、二人で大笑いだ。

しかし翌朝、水谷は顔を合わせた本間に怪訝そうに尋ねたそうだ。


「ねぇ本間さん、昨日‥梅木さんライトバンに乗った?」かと上司の名を出して

尋ねられたので「いや昨日は自分が乗ったよ」と答えた。


「変ねぇ‥本間さんは煙草吸わないわよねぇ」問われれば本間は眉と左肩を

あげて肯定した。


「臭くて乗れないのよ」車窓を全開にして消臭していたところだと言う。


本間が笑っていると‥


「昨日、ライトバンぶつけた?」 と意外な事を言うので本間は「いや、一擦り

もしないで帰るのは僕の信条だ」と答えたと言う。

何かあれば報告しているという意味がある。


「フロントバンパーにぶつけた跡があって、赤い塗料が付いているのよ。

やあねぇ誰だろう」


ライトバンのイグニッションキーは水谷が使わなければ

センターに常備している。


(分かり切った事を言うものだ……)


逆に本間は言う「なるほどね‥だけど水谷さんがぶつけたのでなければ堂々と

していればいいさ。 僕でもないから、知りませんねと言うしかない」


「だけど梅木さんに言わなくていいかな」と水谷が問えば「僕は言わないさ」



「そうよ言わないで! きっとまた大騒ぎするから」と本間を疑っている水谷は

少し思案した後にそう言うが、彼の胸中はそうではない。 


自分でぶつけておきながら声高に犯人糾明をさけぶほどの悪人が、少なくとも、

この職場にはいないと本間は信じているからだ。


全くの部外者による駐車中の不可抗力、という事だって有りうる。

だが‥


何故か梅木の赤い車のバンパーがスプレー塗料で補修されていて、彼が常に駐車

している場所のアスファルトが、子供の落書きのように赤く塗られていた事を、


本間と水谷は発見してしまったが、憶測で騒ぐほどの問題ではない‥

梅木は部署の責任者なのだから。


「卑怯者‥」水谷もおよその見当が付いた‥




――――




「そんな仕打ちをされて平気なの? 腹が立たない?」と彼女が問うも、本間は

即座に「いや、全然、ただ気の毒なだけだ」と答える。


「どうして、そんな風に思えるの? どうして?」 他人に限って言えば、

悪いものは悪いとする彼女の"基準"に沿って暴いて報復しなければならない。


平然としている本間を見て、そこを理解する事ができない。

本間は、水谷と山上の三人で話し合う機会が何度かあった。


当初の二人は必ずこの責任者の人となりについて愚痴をこぼし、会社の処遇に

付いて不満を言い合うのだが、本質ともいうべき自身の不備は顧みない。


例えば梅木が居なくなり、時給が上がって同僚がいなくなれば彼女達の不満は

解消されるのだろうか。


だから二人にとって排撃する相手は至る所に存在する。


「想像してごらん。最愛の娘を失う哀しみ・そして苦しみを、将来を閉ざされた

ほどの絶望感を、 母親の苦しみを知っている二人なら解るかな」 


と「そんなような事を言ったんだが」言い終わって空しかったと本間は続ける。


山上は黙って聞いていたが、水谷は「だからといって何をしても許されるって

言うの?!」と語気を荒げて本間に突っかかった。


「許す許さないの前に、気の毒に思う気持ちが女性には必要だと思う‥

ものを教えるにも、怒りをぶつける時でも」と問題に迫りかけが、


水谷は逃げ出す事に決めた‥

一緒に敵を排撃する言葉なら欲しいが、説教臭い言葉なんかいるか!


その場を去る為に、子供の頃から周囲に対して自分では成功してきた

つもりの手段‥"激昂"を装った。


「私はそんなに優しくないの! そんな育ち方をしていないんだから! 

もう私の事は構わないで!」鼻息も荒く、その場を蹴って出て行ってしまった。


問題点は梅木と水谷の確執とみる本間にすれば、互いに匕首(あいくち)

左に隠して握手している人模様に見えた。


山上と顔が合い、彼女は"ほらね" 自爆した!

というような苦笑いをして御開きとなった‥


―――


茶を一口すすり、思い出すように本間は言葉を継ぐ「僕は小学生の頃、他の多く

の生徒が、先生や大人がいる時には掃除をするが、いなければ遊び出す中で、

逆に一人でもせっせと掃除をしているような偏屈者だったんだよ」……


それは「たとえ一人きりの時であっても、嘘や悪い事を見逃さない視線を常に

感じていて、事実、自分が悪い事をすると即座に好ましくない事が起こって、

気がとても滅入った。


それで‥それは今も同じだ」と言う。


「病気と同じで……」

「早くに自覚があって、その気があれば矯正も早い、性根という奴はね」

本間は言葉を続ける。


「この責任者は過去に新店の什器を搬送する際に、引きずって床を傷つけて

しまうという失態があってね。


それを人前で社長からひどく叱責を受け、一時は辞めようとまで思い込んだ

そうだよ。その後遺症とも思えるようなトラウマを抱えているんだな、

とは思っていたけれどね」


「なにしろ、人の心理は、知恵を獲得した時から複雑怪奇だ。

作業中、特に女性従業員は重いものは引きずるが、そうすればこの上司、

ゴミが散らかると言い。


ならば作業中に足下にゴミが溜まらないように、ゴミを捨てながら作業をすると、

終わってからまとめて掃除すれば良いと小言が口をつく」


梅木は些細な事にもかかわらず、微妙に反応し、嫌悪感を顕わに指示したが

るので、何かトラウマになっているのでは?


と思えて探りを入れてみたところ、以前に足下をゴミくずの山にして作業して

いたところ「散らかすな!」と社長に咎められたというのだ。


聞くほどに、まるで子供の世界の話だが、真っ向から権力に抵抗する勇気も

術も、ありきたりには持っていないと思われる彼が、如何様な理由で自分を納得

させたのか。 


僕が答えを待たずに問いかけると、本間は言う「面従腹背というやつだろ」


「現場を知らない奴が何を言う! 掃除なんかしている時間があったら一分一秒

でも、作業を先行させる事が俺の役目だ!」と権力の陰で本体を罵る……


小心で不誠実な者の常套手段だと本間は言った。 


「能率が上がらず利益が出なかったら、必ず会議で俺の責任にするではないか」

と言う理由を以て「世間知らずな坊ちゃん社長の言う事なんか聞けるか!」


と自分を納得させたそうだ……

機械的な単純作業ほど、行き届いた整理整頓が能率をあげる。


訓練学習した者ならば、たいがいに分かる事だが、

子供のような反発心は子供のような論旨で武装するから陳腐で脆い。


「自分を欺く事こそ最大の過ちになるものだよ」そうした時の本間は諦めと

苦痛を滲ませた実に不可解な表情を浮かべた。


"自分を見つめている自分"を騙せない自身の存在を感じる事が、如何に

重大事な事か、人としての振る舞いの価値を見いだす基準の相違は、


どうやらそんなところにありそうだが、視点の歪んだものが導き出す答えは、

たいがい間違っていて、周囲のストレスを増幅させる。


「僕の知人が降雪地を本拠とするホームセンターの支店にスパイク付きの

長靴を求めに行った時の事だったそうだが‥」


「僕達が青年だった頃‥一世代前の一女店員さん達でさえ、店に商品が

無ければ卸に問い合わせる労を執り、注文発注を受けて、その誠意で次回の


取引に繋げていったものだと言うんだ‥」と本間は続ける。


「ところが三十代ほどの対応した主任だと言う男は、薄笑いを浮かべて

『此処は降雪地じゃないんで、展示してあるだけなんです。すいません』


と言ったきりで、長靴ひとつの売り上げには興味も示さなかったそうだ」


「結局その知人は、ネットで検索して希望通りの品物を、安価で迅速に

入手できたと言うんだが‥一事が万事こうした時代で、


懈怠企業は“獅子身中の虫”を養って自滅、或いは矮小化して行くの

だろうと嘆いていた」と本間は僕に教訓してくれた。


「こんな事もあってね」本間は更に打ち明ける。


この上司と共有している車両には、2枚の給油カードと1枚のETCカードが、

不用意にも常載されている。


ある日、本間は給油カードが1枚紛失している事に、からくも幸いにして

出かける前に気がついた。


上司は言う「昨日はあったの? 給油したあと、ちゃんと返してもらった?」


そう問われると、本間も確信は持てないが、自分はそこまで呆けてはいない筈と

思いながら、車両の中をよく調べてみると、

助手席の背もたれの隙間にカードは落ちていた。


上司もそれを確認して、「ああ良かった! 本部に提出する始末書の文面を考えて

いたよ」と安堵していたと言い、本間は、そうであるならば、もう少し管理は

強化すべきではと感じたと言う。



翌日になって上司が言うには「そう言えば、ETCカードを入れる時にあわてて落と

したんだ」と言ったそうだ。


この時も本間は、いささかも人を咎めるような様子もなく「認めなくても済む

ものを、何故、改めて認めたのかな」と感心していた。


「腹は立ちませんか?」


「えっ? なんで? 気の毒だよ‥彼は受け取るべきものを放棄して、自ら不徳を

招いて‥そう‥昔はそう教える人も、まだ居たけど‥」


「今じゃ、上から目線などと阿呆の常套句で武装されたら、誰も敢えて

言わないわな」と微笑んだ‥


こんな事があってより、本間は運行前点検としてタイヤ空気圧の検査を励行

させて乗車後のカード類の確認は、社内ルールを遵守し真面目で通っている


山上に依頼した……

‥のだが「これに何の意味があるの?」と最初は理解を示されなかった。


教育がおろそかになれば全てが動物園状態だ……


そのうえ責任者の梅木は面当てと受け取ったのか、苦笑して「そんな事しなくて

いいよ」と言う。


「法令で定められた運行管理の一端で企業ではどこもやっている事なので」と

説明したのだそうだ。


何故か失態を認めてしまった以上「作業を優先しろ」とも言えず、

(やり込められた!)

その悔しさの禍々しい漁り火が、梅木の目の奥で光っていた。



およその若い世代では自分の見解には根拠のない自信を持っており、晩年に至る

までそれは続き、或いは大きな失敗や愕然とするような事象に遭遇して、


始めて老いと過ちの事実を渋々と肯定するのであるが、遅い……

その為、その過程において様々な衝突を生じる可能性がある。


たとえば視力の衰えが招く障害として、そこに存在している物を頭脳が画像として

認識するタイムラグがあり、居るのに見えないというブランクが生じて、


高齢者が事故を招きやすい事態となる。

若く俊敏で頑健な世代であるうちは、これを中々理解できず、

しばしば批判の対象となり、互いを知ろうとしない事から起こる軋轢が生じる。


この想像力が無ければ、どんな仕事でも感動や触発は生まれないだろう。



コンプレックスの強い者が一応な地位に就くと、屈折した形で自分自身に絶対的

な自信を幻想させて、現実に触れる事を極端に嫌い、恐れ、憎み、


正しく他人の能力を評価できない心の罠に填り、孤独な立場に陥る事は、

残念ながら多い。


ある休日の午後、本間の携帯に梅木から着信があり、昨日の発送予定の品物が

発送先に無いが、どこに納めたのかという内容で少し苛立った口調だった

そうだ。


前日の出荷の際に、何件かある発送先の内、梅木は早口に、これはどこどこで、

これはどこと指示したが 言い間違えたとは

思いもよらず、考えなかったようだ。


身勝手であれば、自分の頭の中にだけ解っている事を周囲も理解していると

一方的に思う傾向があり、水谷いわく「仕事ができないのよ」となる。

だが本質は稚拙なシステムと傲慢にあるのだ。


本間は、件名にあまりの相違があるので、よもや間違えはしまいと思ったが、

そうした相手に対して十重の確認をしなかった事を悔やみ、或いは自分が聞き

間違えをしたのかも知れないとも思った。



そうであれば、自分の能力の減退を意識しなければならない節目なのだとも

思ったと、屈託もなく笑ったが、


「この上司はね……」 


と空間を見つめ深い息を吐き、言葉を探すようにして本間は続けた。



「つまり、良心の境界に揺れ動いている本質的には善人なんだよ。 

企業戦士として家族の生活を守る為に、多くの理不尽に目を瞑り、耳を塞ぎ、

先輩達の行為の中から保身を学び、処世術を身につけた。


会社に利益が出なければ、従業員の賃金削減に苦慮しなければならないどころか、

実際に解雇にも携わった。


だが、我が儘ではあるけれど、悪人ではないから苦悩する。

葛藤を避ける為に自分を欺き、都合の良い理由を考え納得させるが、

良心が納得しない。


それで、思考を停止させるという分けだろうね」


本間は継ぐ言葉を選ぶ‥


「およそ永い時間を生きている良書や賢人・先哲の思想に触れるだけでも、

その程度の回避策を悟る事は容易だろうがね。 真摯になれず我見に固執して、


樹を削り、帆船さえ造る事もできないのに古代の箴言を蔑んでいる……


学ばない者というのは懐疑心ばかりを積み込み、オール一本で大海に漕ぎ出で

て行くような危うさが常につきまとう。

 

けれど自分では、たとえ間違っていようと、それが一番だと思い込んでいるから

譲歩もまずしない。


自分が欲するものしか見ないし聞かない、それが増上慢の時代という

最大の特徴だと仏経典でも予言されている」


―――


今年の夏の暑さには、本間も私も、たいがい閉口していた。

北極圏の氷が予想以上の早さで溶けていると報道を聞くに連れ‥


シロクマの前途を思えば、人の行く末も暗かろうが、

温暖化を肯定して世界の騒乱を招くよりも、たとえ突然に訪れるような、


滅亡であろうと、その日まで知る事もなく迎え入れるが良策と考える

神のような勢力の"魔民"も確かに存在している‥


そうですね‥本間さんの言う通り、挫折感でしようか、本質には

闘う前から怖じ気づいて、相も変わらず有っても無くても良い


ような物ばかりは流行して血眼になっていますね‥






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