いち
初投稿です。駄文ですが、仕方ないから読んであげようという優しい人は読んでください。一応自己満足で作ってますんでそこんとこよろしくお願いします。
ではどうぞ!
む、何だここは
どこなんだ
ええと確か学校に行く途中で子供が
そうだ子供が道路に飛び出してるのを見てトラックが来てるの気づいていなかったから
助けようとして引かれたんだ。
死んだのかな?でも人がいるし、てか二人?
子供ではないな、あの子助かったのかよかった。
「おい」
もう一人の男が話しかけてきた
「何かな」
「どうやら勇者召還とやらが行われて俺らは呼び出されたらしい。お前が考え込んでる間に聞いといた。」
どうやら僕はだいぶ考え込んでたらしい。周りにたくさん人がさっきまでいたが今はまばらだ。
「これから僕らどうなるの?」
僕と一緒に呼ばれた男に聞いた。
「俺が聞いた話じゃ、俺が勇者だとよ。魔王もいないし、ただいるだけでいいみたいだ。ま、お前みたいなやつとは格が違うということだな。あ、後お前はこの城の端っこで暮らすんだとよ。地味なお前にぴったりじゃないか(笑)。」
む、なんかむかつくでもいいや勇者なんてめんどくさいもんいやだし
話し聞いた通りだと飢え死にもなさそうだな。よかった。
「シュウヘイ様こちらへ。」
メイドらしき人が男(勇者)を向いて呼んだ
あいつシュウヘイという名前なのか
まいいや、どうせもう会わないだろうし
「じゃ行くわ。じゃあな地味男君。」
イラつく言い方だな
「あのぉ」
違うメイドさんが俺を呼んだ
「はい、何でしょう?」
「召還されたもう一人の方でよろしかったでしょうか?」
「そうですけど」
「よかった。私、あなた様のお世話をすることになりました。アイリと申します。」
なんとΣ(゜д゜lll)前の世界の友たちよ。ここに美少女がいるぞ。
冷静になれ。俺の頭、ここは大人の余裕を
「あぁ。こちらこそよろしくお願いします。」
「ではこちらへ」
そう言うとアイリと名乗った美少女に連れられてこの世界で俺の住まいとなる部屋に案内された。
狭い部屋ですが、とアイリは言ったが前の世界の部屋よりも随分と広く十二畳くらいだろうか。
自分には十分である。
部屋を見ていると、アイリが他のメイドさんに呼ばれて行った。
その後一人で部屋を見て回ったがこの部屋には机一つにベットが一つだけであった。
なんとシンプルな、と驚きはしたもののこのぐらいがちょうどいいかなと思い返したりしていたら
アイリが帰ってきた。
「お食事は食堂で食べてください。」
と言われて食堂に案内された。
席に案内されて食べたのだがあまり喉を通らなかった。
大勢から見られながら食べるというのは結構キツ作業である。
食事をしたあと、部屋に戻りアイリに疲れたと言って寝た。