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少年の毎日

この人型兵器の外見はガ〇ンダムのような角ばった感じでは無く、アーマード・〇アのACやガンパレー〇・マーチの士魂号のような丸みを帯びた感じの形をしています。

ちなみに日本と同盟を結んだ国は、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、等である。(ロシアは無くなり今は中国とアメリカが奪いあっているような形になっている)

 ここは戦車(人型兵器)の整備室兼保管室である。

 戦車といっても初期の物とは性能が圧倒的に勝っている、前は武器や予備弾装を戦場まで持って行ったのだが、技術が進んだおかげで戦車と倉庫を特殊なネットワークで繋ぎ、倉庫内の武器をテレポートさせることが可能になった、そのおかげもあり前より武器の種類も豊富になったのだ。

 そんな倉庫の一角で少年は各武装の数と品質のチェック及び戦車の期待チェックを行っていた。

「よっ少年」

 そんな少年に声をかける人物がいた、彼の名はつよし何故か名前しか名乗らず名簿にも苗字は載っていない。

 しかし彼は少年が心を許す数少ない人間の内の一人だった。

「何か用か?」

「いや、ちょっと一緒にシミュレート訓練をしないかなって思ってね」

「おう、分かった今行くから少し待っててくれ」

 少年はそう言い、2階の作業場から急いで降りてきた。

「待たせたな、それじゃ行こうか」 

 シミュレート訓練とは、その名のとうり、シミュレートマシンを使って練習をするもので、かなり実践に近い訓練が出来るという代物だ、しかしサイズもそれなりに大きく、値段も張るのでこの基地には2つしか配備されていない。

「よしそれじゃあ訓練を始めるが設定はいつも道理の適正Bの機体30機でいいかな?」

「オーケイ」

 何故適正Bにするのかと言うと、適正Cの機体は戦闘では全く役に立たないので基本的に物資の運搬として使われるのだ。

 だから戦闘に出ている時点で適正はB以上と言うことになる。

 そしてシミュレートマシンは機動した。



 (場所の設定は東京、視界は雨によって見えずらく、敵30機に対しこちらは1機のみか・・・相変わらず無茶なせっていだな。)

 (敵の居場所がよくわからねぇからここはいったんビルに隠れて敵が来るまで待つか。)

 そう思ったとき隠れていたビルが急に破壊された。

 (くっそ、いきなりバズーカかよ)

 急いで脚部と背部のブースターを使い、その場からすべるように逃げたのもつかの間、すぐに第2射と第3射が来た。

 (今回の設定本当にBか?!)

 そう思いながらも急いで武器を転送した。

 戦車の右腕にはマシンガンがそして背中に補助ブースターが転送されている。

 (ひとまず距離をとるか)

 急いで後ろに後退し、完全に見えなくなるまで下がったあと、狙撃に適切な場所を見つけそこに身を潜めた。

 (30機相手に真っ向からはさすがに無理だ、ここは確実に1機ずつ落とすか)

 そうして今度は巨大なスナイパーライフルが転送された。スナイパーライフルには熱感知機能があるので視界が悪くても狙えるのだ。

 (距離は・・・およそ3キロ、風は少ない・・・いけるな)

ダアァァァン 

 射撃音と供に弾丸は飛んでいき、敵のコックピットを貫いた。

ダンダンダンダンダアァァァン

 続けて5発打ち込みどれもあいてのコックピットを貫いた

 (残り24機・・)

 スナイパーライフルはしまい右手にマシンガン左手にショットガンを持って、これが示す意味は、高速型短期決戦でしとめるという意味だ。

 (まずは敵に接近して、強襲だ)

 そしてビルを盾にしながら接近してマシンガンとショットガンを乱射した。

 (残り20機)

 戦車はもともと耐久力が極端に低いので、コックピットを破壊するのもそんなに苦労はしないのだ。

 すかさず敵からも反撃が来るのだが、補助ブースターのおかげで敵が撃つ頃には、射程から外れている。

 その後も同じ戦法で敵を倒したのだが最後の1機は他の機体と圧倒的に動きが違う。

 (剛のやろう1機だけAにしたな、まぁだけどやるしかねえか)

 ランクが違うからこそ、ここまで圧倒できていたのだが、同じランクだとしょうぶは分からない。

 (もう1度突撃だ)

 そう思い、敵に向かって銃を乱射しながら突っ込んだのだが、建物の影に隠れられて、弾は全くあたっていない。

 (ちぃっ・・)

 小さく舌打ちをしながら敵の横を通り抜けようとした次の瞬間!

 機体が真後ろに飛ばされると同時に目の前に「GAME OVER」の文字が浮かんだ。

 (はぁ?!) 

 最後の所を記録された映像で見てみると、敵は手のひらから出すタイプの刺突ブレードを使い、横をとおりぬけるタイミングにあわせ、殴られていた。

 「マジかよ・・・」

 中国を滅ぼすのが目的なのに未だAランク相手だと勝つか負けるか分からないという自分の不甲斐なさを悔いる・・・これも少年の毎日だある。

えーーはいこれはまだプロローグです。

次回辺りから本編に入っていくのと、もう少し1話当たりを減らそうかと思索中です。

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