Broken.
Broken
この心についた傷は決して癒えないけど、
悲しみ、傷つき、凍ってしまった心だけれども、
この消せない痛みある限り、辛い過去も背負って生きるしかないんだ。
決してもう、君の手を離さない。
二人でどんなに残酷な未来でも歩いていこう。
二人、繋いだこの手を離さない。
いつまでも
いつかまた失うのかな。
君の笑顔、君の命、どんどん薄れていく気がする。
いつか失う日が来るのかな。
君の顔、君との思い出、消えていく。
君を守りたい。
でも君は僕に頼りたくないと、いつまでも守られていたくないと。
僕の名を呼ばない。
気丈に振舞う君は震えて、声は乾いている。
たとえ風雨が強く、かき消されていたとしても
よく響くその声が聞こえるなら、
愛しい君の口が音をつむいだら、
僕はどこにいても聞きつけ、駆けつける。
だからもう、その口で、その声で、
そんな残酷なことをささやかないで。
僕が、君を嫌いになる前に、
戻ってきて、僕の愛しい君に。
未来がまだ僕らを待っているんだ。
また一緒に歩き出そう。
二人で手を繋いで、進もう。
ただお互いに気遣うだけじゃ、愛なんていわない。
ただお互いに気持ちをぶつけ合うだけじゃ、愛なんていわない。
壊れてしまったもの、また直せるよね。
二人でいれば、大丈夫だって言ってたあの頃
一人になっても繋がってるから。
生きてゆけるよ、きっと。
今はもう、遠くなってしまった僕と君との距離
愛は常にあった。
愛しさは常にあった。
思いやりも、優しさも、気遣いも、本音も。
あったんだ。
それでも、ありふれたものでしかなかった。
今はもう、遠くなってしまった僕と君との距離
決してもう、君の手を離さない。
過去に戻りたいとは思わない。
だけど、幸せだった頃を思い出す。
君は覚えているだろうか。
僕らが出会った頃を。
傷つけられて、初めて知った。
傷つけるということが何なのか。
君の優しさは、傷つけられて、傷つけたことから来るんだね。
痛みを知らずいた頃、痛みを知ったとき、すべてが今の君をつくっている。
でも傷つくことを恐れないで。
生きていくことは傷つくばかりじゃないから。
もう、君を傷つけさせない。
二人、繋いだこの手を離さない。
いつまでも
決してもう、君の手を離さない。
傷つきたくないから、壊したくないから。
そういって離れていく君を残酷に感じた。
傷つくことよりも、壊されることよりも、離れることがずっと辛いのに。
だからもう、その口で、その声で、
そんな残酷なことをささやかないで。
この心についた傷は決して癒えないけど、
悲しみ、傷つき、凍ってしまった心だけれども、
この消せない痛みある限り、辛い過去も背負って生きるしかないんだ。
決してもう、君の手を離さない。
二人でどんなに残酷な未来でも歩いていこう。
二人、繋いだこの手を離さない。
いつまでも