0005 領界侵犯
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『領界に侵入しました』
何気なく一歩踏み出した瞬間、頭の中に言葉が流れ込む。
「あ…」
『漢魔道士の領土及び、領土から12海里(約12キロ)の海とその上空100キロを領界と言います』
トリアルさんの言葉を思い出す。
『領界に漢魔道士が侵入した場合、お互いにわかるようになってます』
やばい…。
『自分の領界内であれば、漢魔道士は自由に転移魔法で移動することができます』
気付いた時には、目の前に二人の漢魔道士が現れていた。
20代半ばの男性と19、20くらいの女性。
二人ともスーツを着ていて、魔道士というよりは会社員という感じだったが。
「領界侵犯の件で来ました」
いきなり攻撃はされないようだ。
漢魔道士同士の闘いの場合、2対1ではまず勝てない。
二人以上で来るのは当然と言える。
「銭形商事 社長 銭魔道士のゼニガタ・ショウジです」
「銭形商事 副社長 金魔道士のキンノ・シズコです」
身分証明書を提示して名乗る二人。
『漢魔道士に身分証明書を提示され名を名乗られた時は、同じように身分証明書の提示を行い、名を名乗るようにしましょう』
しなかったら――。
『宣戦布告、敵対行為とみなされても文句は言えません』
俺は研修で渡された漢魔道士の身分証明書を提示する。
「糞魔道士 ミョウジ・ナマエです」
「……」
身分証明書を二度見する二人。
そして、生暖かい目でこちらを見る。
ああ、そうだよ。
名前を登録する時に、間違ってそのまま登録したんだよ。
でも、それはシステムの欠陥のせいではないか?
訂正できないのは問題だと思うんだけどなあ。
「異世界転移の場所が海の上で、少し動いただけで領界に入ってしまったようで――」
正直に伝えた。
わかってくれるだろうか?
「わかりました」
わかってくれた。
「とりあえず、同行いただいても?」
「はい」
二人に同行し、いろいろ話すことになった。
読んでくれた方、ありがとうございます。
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