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糞魔道士の糞魔法  作者: 日本マヤ


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0002 どうしますか? 

 初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。


 チャンネル登録と高評価お願いします。(○○チューブかよ!)


 日本マヤのエッセイ「日本マヤのヤマ本日」&「処女使い~俺の回復魔法は18歳未満の処女にしか効果がない~」も連載中。


 本当に時間に余裕のある方、よろしければ、お越しください。

「……さん!」


 女性の声に呼びかけられ、目を覚ます。


 長机とパイプ椅子が置かれている小さな部屋。


 いわゆる小会議室、ミーティングルーム。


 そこに俺はいた。


 そして、目の前にはリクルートスーツを着た一人の女性。


 歳は20代前半…だが新人とは違うベテランの雰囲気があった。


 胸の社員証には『女神マヤ』と記されている。


 俺自身もスーツを着ていて、彼女と同じ社員証を付けていた。


 俺と彼女は同じ会社の社員で間違いないだろう。


 ただ、俺はこの女性にまったく見覚えがなかった。


 これはどういうことだ?


 部分的に記憶喪失にでもなったのか?


 昨日、飲み過ぎたか? 


 それとも…。


 駄目だ、うまく頭が回らない。


 とりあえず、彼女が上司(先輩)、同期、部下(後輩)、どれであっても問題のないように様子をみながら接していくことにしよう。


「大丈夫ですか?」


「大丈夫…です」


 大丈夫ではないが。


「それでは話を続けますね」


 目を覚ます前の話を覚えていない。


 やはり厳しい…。


 正直に言うしかないか。


「私『漢魔道士』という設定を考えたんですよ。漢字の一文字、水なら水魔道士、風なら風魔道士。その漢字の魔法が使えるんです」


 ゲームかなんかの企画か?


「ここにAとB、2枚のカードがあります」


 彼女は机の上にカードを2枚並べる。


 おそらくだが、カードをめくるとそこに漢字が一文字書かれているのだろう。


「どうしますか?」


 俺は、漫画、アニメ、ラノベを何千、何万と消化してきた。


 だから、わかる。


 この展開での最適解が。


 彼女は「どちらかを選べ」とは言っていない。


 つまり、ここで俺が出す答えは…。


「AとB、どちらも選ぶのが正解」


 俺は自身満々に答える。


「ああー。そうきましたかー」


 彼女は面食らっていた。


 一本取られたというような顔。


 勝った!


 何にだかはわからないが。


 こういうのは、どちらかがハズレだったりする。


 だから、両方選んでそれを組み合わせて使うのがベストなのだ。


「これは予想外でした。さすがです」


 よくわからない余興はいいとして、新作のゲーム(?)の企画の話を進めていくことにしよう。


 俺は、そんな風に思っていた。

 読んでくれた方、ありがとうございます。


 実は、掲載時(2026年1月15日15時00分)の段階で主人公の「本名」がわかるようになってます。


 あたっても何も賞品はありませんが…。


 本当に本当に暇な方はお付き合いください。

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