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糞魔道士の糞魔法  作者: 日本マヤ


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1/1

0001 糞…

 初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。


 チャンネル登録と高評価お願いします。(○○チューブかよ!)

 世界は糞だ。


 糞を集めて、糞を固めて、糞を乾かして作られている。


 そうでなければ説明がつかない。


 糞について…いや、世界について、もう少し語っていきたいところだが、今はそれどころではない。


 対峙するは最強の漢魔道士。


 そして、最強の必殺技を俺に放つべく、力を溜め続けている。


「10億…20億――」


 その必殺技というのも「自分の持っている金銭を力に換えて投げつける」というかなり厄介なもの。


 逃げられるなら逃げたい。


 そうしたいのは山々だが、かなり強力な結界を既に張られてしまっている。


 逃げられそうもない。


 力を溜めている間に間合いを詰め、斬り捨てる?


 つぎ込まれた額はもう億を超えている。


 俺が耐えられる威力を上回ってしまったのだ。


 間合いを詰めた瞬間に迷わずに技を放ってくるだろう。


 今思えば、会話での説得を試みたのが失敗だった。


 そのせいで、充分な力溜めの時間を与えてしまったのだから。


 それにしても、額が多すぎる。


 金銭をつぎ込みすぎではないか?


 正直、意味がわからない。


 なぜ、こんなことになってしまったのか。


「9000億…1兆――」


 力溜めはまだ終わらない。


 どうやら、全財産をつぎ込むつもりらしい。


「10兆…20兆――」


 国家予算級の金銭…。


 自分の国が傾くだけではすまないだろうに。


 俺を倒しても何も残らないのではないか?


 俺を倒したという結果しか残らない。


 さすがにそこまで恨みを買うことをした覚えはないのだが。


 俺と違って守るものもたくさんあるだろうに。


 美人な恋人がいて、自分の国があって、たくさんの仲間もいる。


 それらすべてを失ってもいいというほどの価値がある?


 ハズレを引いた漢魔道士の俺にすべてを賭ける…賭けなければならない何かがあるというのか?


「30兆…40兆――」


 間もなく力溜めが終わる。


 技は止められない。


 誰も助けにこない。


 俺も覚悟を決めるとしよう。


 一か八か。


 俺の最大の技で。


 相手が自分のすべてをなげうつ…いや、投げ撃ってくるのなら――。


 俺は『世界』を投げる。


「50兆…51兆…52兆――」

 

 来る!


 最大出力の必殺技が俺に向かって放たれた。


 万が一…いや、もう53兆分の一くらいしか可能性はないかもしれないが…生き残れたなら、話の続きをしよう。


 それでは、またいつか。


 俺は世界をぶん投げた。

 読んでくれた方、ありがとうございます。


 日本マヤのエッセイ「日本マヤのヤマ本日」も連載中。


 本当に時間に余裕のある方、よろしければ、お越しください。

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