やさしさのうた
ふと、思いつきました。
やさしさがじぶんに触れてほしくて
やさしさが世界に足りなくて
もしも泣いているなら
まず じぶんがやさしくなって
やさしさを世界にたくさん撒いてみよう
じぶんに触れてくれるやさしさは
だれかが撒いてくれたものだから
そのひとに触れてあげられるやさしさは
またほかのだれかが撒いてやらなきゃならない
だから それをじぶんが撒いてやるのさ
だれかに触れてあげられるやさしさを
じぶんが撒いて
じぶんに触れてくれるやさしさを
だれかが撒いて
やさしさで世界が満ちるなら
やさしさが足りなくて泣くひとなんて
じぶんも だれかも ひとりとして
いなくなってくれるなんて
そう あまいもんじゃないけど
世界にすこしでもやさしさを撒くことが
せめて じぶんにできることだから
思ったのでなく、思いついた(笑)
「そうしよう」でなく「そうなのに」。
わかってても、それをこころがけて生きられるほどの善人でもなく。