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本当にあったちょっとゾッとする話

作者: アルデンテ

みなさんも経験はないでしょうか?

夜、寝る前にベッドの上でスマホを操作している内にいつの間にか寝てしまっているなんてことは。

これはそれが引き金となって起きた血の気が引くような体験です。

寝る前のスマホ操作は睡眠の質に影響するなんて言われていますが、それを止めることは難しく、私はほぼ毎日寝る前に、というよりは寝落ちするまでスマホを使っています。大体はユーチューブを睡眠導入代わりに使っているのですが、手元で操作しているせいか眠っていると寝返りや寝相のせいでスマホが自分の体の下に来ることがあります。スマホの熱のせいで寝苦しくて夏の夜に何度も起きるなんてこともしょっちゅうです。まあ対して気にせず寝てしまうんですがね。ただ、これが良くありませんでした。ユーチューブを開きっぱなしで見ているせいで、スマホの画面ロックが掛かっていない状態になっているわけです。そうすると寝返りで体の下に入った時に、その圧力でスマホが反応してユーチューブのアプリが落ちたりしますが、そんなことは些細なことです。アプリが落ちていても既に寝ているのだから問題なんてないでしょう?

しかし、ある日、事が起こったのです。

その日もいつものようにユーチューブを見ながら寝落ちしていました。そして、明け方近くになってスマホが体の下に来たのでしょう。スマホの熱で起きてしまいました。これもいつものことでもあったのでスマホを邪魔にならないところにどけようした時、別なアプリが開かれていることに気づきました。開かれていたのは電話アプリ。よくよく見てみるとこちらから電話を掛けているではありませんか。寝ぼけていた頭が一気に覚めました。発信した時間は朝の4時。こんな時間に電話を掛けることはどんなに仲の良い友だち相手だったとしてもよっぽどの用事でもない限りは許されないことです。

この時、発信した相手先は最悪なことに取引先の上役でした。更に不幸なことに、この上役の人とは連絡先を交換したものの普段から連絡を取り合うような親密な関係ではありませんでした。プライベートなこととはいえ、相手先に迷惑を掛ければその後のことは想像に難くありません。焦った私でしたが、時間はまだ朝の5時でした。謝罪は早いほうが良いでしょうが、まだまだ電話をするには非常識な時間でした。ましてや、その1時間前に起こされていたとなっては尚のことです。相手のブチギレる姿が容易に想像できます。一先ず謝罪の内容を考えるため自分を落ち着かせていると奇妙なことに気づきました。

実はこの時、同居している親にも電話を掛けていました。親であっても明け方に電話で起こされれば文句の一つや二つ言いに来るはずです。それがないことが不自然だったのです。謝罪内容を考えるのをそっちのけで不思議に思っていましたが、しばらくしてその疑問が氷解しました。スマホの状態が機内モードになっていたのです。機内モードであれば電波を拾わないので電話をかけることはできません。そのことに気づいた私は安堵しました。

それからというもの夜にスマホを使う時には機内モードで使用するようになりました。私のように夜寝る前にスマホを使っている人はお気を付けください。もしかすると気づかない内に電話を掛けてしまうことがあるかもしれませんよ。

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