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スライム軍団と戦うババァ

― 2 ―


*スライム が 2匹 あらわれた!


ババァの初戦闘。

青色発光ダイオード並の光を放つブヨブヨモンスタースライムちゃんは、ニヤニヤババァを見てる。

ババァは、ゴールドのためだ!と言いながら、とにかく我武者羅にぶん殴った。

もうお迎えも近い年頃だってのに、どこにそんな体力があるのかわからんぐらいにぶん殴った。

でもババァの力は1。スライムの防御力は2。

ステータスを覗く限り、ババァが勝てる見込みはない。


「毎日食べたらお腹すっきりの蒟蒻ゼリーみたいにブヨブヨしていながら!あたしの攻撃が、ぜんぜん利かないじゃないか!」

「ピギャー(スライムの鳴き声)」


拳が利かないなら魔法を使えばいい?

甘い甘い。このババァはケチなんだぜ。

MPを消費する魔法なんて、使うわけが無い。


*ヨネ は 戦闘に勝利した!

経験地2 獲得 5ゴールド 獲得


「ふう。しょうしょうHPを減らしちまったようだね」


ヨネ レベル1

職業:魔法使い

HP: 1

MP:14


少々なんてもんじゃない。むしろババァの口から血反吐が出てるぞ。

そのHPは今すぐ宿屋か薬草で回復しないと危険なレベルだ。

ババァは悩みぬいた末、一度村の宿屋に戻ろうとした。

だが…


*スライム(当社比三倍) が 一匹 あらわれた!


ひえええええ。スライム(当社比三倍)だぁ!

こいつは普通のスライムの3倍でかくて、3倍色が濃くて、3倍ジャンプ力がある、スライムと比べると27倍強いという、ここら一帯を仕切るボスみたいな奴だ。


「ポギャー(スライム当社比三倍の鳴き声)」

「にひひっ、こいつはでかくてゴールドもたんまりもってそうだよ!」


ババァは無謀にもスライム(当社比三倍)に襲い掛かった!

もちろん素手で。


「ポギャー」


あーあ。死んだなこりゃ。

ファンタジー世界に死なんて概念持ち込んでいいのかどうかわかんねえけど、とりあえず重症と気絶って感じか?ババァはたぶん知らないけど、村に戻ればゴールドが半分になっちまうペナルティつきなんだぜ。死亡ってのは。


「にひひっ!」


*ヨネ の かいしんのいちげき!

*スライム(当社比三倍)に27のダメージ!

*スライム(当社比三倍)を倒した!


あっ!こいつかいしんのいちげき出しやがった!

スライム(当社比三倍)は、かいしんのいちげき喰らわない確立も3倍で、素早さも防御力も3倍だが、敵から受けるかいしんのいちげきのダメージは27倍なんだ!

う、うわあ、こりゃとんでもねえことになりやがった!


*ヨネ は 戦闘に勝利した!

経験地54 獲得 145ゴールド 獲得!


ピロリローリロリロー♪


やばい!この音はまさか!


*ヨネ の レベルは 3にあがった!

*HPが14上がった。MPが20上がった。力が2上がった。

*防御が3上がった。素早さが2上がった。魔力が40上がった。


でたよ!運良くボスを倒しちゃって、ぶっ飛んだレベルアップしちゃうの!

こりゃもう、付近のスライム軍団には手がつけられないほどのレベルアップじゃん!

ババァ強すぎるよババァ!


ヨネ レベル3

職業:魔法使い

HP: 1  → 23

MP:14 → 34


「おや。レベルアップするとHPとMPが全快するっていう形式かい。こりゃいい!スライムを狩りまくって、ゴールドを溜めるよぉ!ひゃっひゃっー」


ババァはその後、一人で二百匹くらいのスライムを狩った。

どうせ宿屋に泊まるからと言って、最後には回復魔法をガンガンつかってた。

効率に目覚めたババァに、付近のモンスター達が適うはずもなく、ババァはがんがんレベルと金を溜めた!


ヨネ レベル4

職業:魔法使い

HP:3 → 26

MP:0 → 48

装備:ぬののふく

所持金:850ゴールド


「にっひひひ…たんまり溜まったねえ。まずはこのゴールドを銀行に入れて…」


街に帰るババァの背中は、なんか誇らしげだったけど、目はやたら欲望に満ちていたぜ。

なんとなく考えてることわかるけど、気をつけろババァー!

この世界の銀行は金利0で、手数料は預けた金額の10%だぞー!

気をつけろー!



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