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『歌の小箱』  作者: 三歩
7/8

7.『さんぽ』

   『さんぽ』



 1.


 雨の日の日曜日は

 お気に入りの

 傘を差して

 一人歩く、雨の中を

 雨音と共に

 目的地、決めないまま

 何処までも続く道を

 ただ、ひたすら

 歩いて行く

 俯いたまま


 突然。

 目の前に現れた

 大きな水溜まり

 覗き込んで

 映った顔

 涙、流してた

 少しも、悲しいなんて

 思ってもいないのに

 溢れる涙は、頬、伝い

 落ちていった。



 2.


 晴れた日の月曜日は

 お気に入りの

 傘畳んで

 青い空と白い雲を

 味方に付けて

 目的地、探しながら

 何処までも続く道を

 目を凝らして

 歩いて行く

 顔を上げて


 突然。

 目の前に現れた

 大きな虹の橋

 登ったなら

 見たこと無い世界

 広がった

 笑顔を取り戻した

 アナタなら出来るはず

 焦らず、前向いて進め

 胸を張って



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