表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/9

第7話

投稿遅くなってしまいすみません……

投稿ペース戻せるようにするのでよろしくお願いします。

◆◆◆

 ついに放課後!



 この時どれだけ待ったんだろう。

 とっても楽しみ!

 いっぱいオシャレしていっぱいゲーム持っていこう♪

 鈴に「可愛い」って言われたいなぁ.......。

 


 あ、もう時間だ! 早く行かなきゃ。



◆◆◆



 鈴の家についちゃった♪

 鈴いるかなぁ…?

 うーん……



 家空いてないなぁ……

 仕方ない。少し待ちますか!

 本当に鈴は仕方ないなぁ……



 待つこと数十分。

 ようやく鈴の姿が見えた。



「あ!いたいた」



 まったくもう。遅いんだから……

 仕方ないなぁ……



「遅くなってすまん、どれぐらい待った?」

「ううん、さっき来たばかり」

「よかった」 



 ふふっ……これってよくカップルがする会話だよね……♪



「久しぶりだなー」

「いや、一ヶ月前に来ただろ、蒼依が駄々こねてな」

「あ、バレちゃった」



 こういう何気ない会話が凄い幸せ……

 ずっと鈴とこうしていたい……



「じゃあ、ゲームしますか」



 あ、鈴とゲームするために来たんだった……

 幸せすぎて忘れてた。


 

「じゃあ、このゲームやらない?」



 そう言って出したのは格闘ゲーム。

 いくら遊びとは言え勝負は勝負。

 鈴には悪いけど負けないから。



「本当にいいのか?」

「ふっ、私には作戦があるのでねぇ」



 そんなこんなで始まった格闘ゲーム。

 鈴をボコボコに……



 できなかった……。



「は!?それズルいじゃん」

「ズルくないから、対策してないのが悪い」



 まさか、鈴もこのゲームをしてるなんて……

 しかもガチ勢……

 こうなったら仕方ない。

 


「ねぇ、ハンデちょうだい」

「えー、どうしようかなぁ」



 私達はそんなやり取りをしながら一時間程度やりこんだ。



「あー、疲れた」

「ちょっと休むか」

「そうだね」



 あー疲れた。

 鈴が格闘ゲームガチ勢だったなんて……不覚。

 はぁ……



 そんな事を考えていたときだった。

 


「大事な話があるんだけど、いいか?」

「なになに、まさか、年齢=彼女いない歴じゃなくなった?」



 まさか、そんなわけないよね?



「そうだけど?」



 ……………え?



 確かに鈴は優しいから彼女ができてもおかしくはないけども、学校では女子と話してるとこ見たことなかったし……。

 


「う、嘘だよね?」



「本当だぞ」



 ほ、本当に……?

 じゃあ、これからは鈴と遊ぶ時間は減っちゃうし、私と鈴の関係は幼馴染のままで終わりってこと…?



「な、なんで.......」



 私だって、誰にも負けないくらい鈴のことが好きだったのに……。

 どうして、どうして……。



「私だって、好きだったのに.......」

ご高覧ありがとうございます!

Twitterやってるのでよければどうぞ……

@yayoi_narou


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ