第7話
投稿遅くなってしまいすみません……
投稿ペース戻せるようにするのでよろしくお願いします。
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ついに放課後!
この時どれだけ待ったんだろう。
とっても楽しみ!
いっぱいオシャレしていっぱいゲーム持っていこう♪
鈴に「可愛い」って言われたいなぁ.......。
あ、もう時間だ! 早く行かなきゃ。
◆◆◆
鈴の家についちゃった♪
鈴いるかなぁ…?
うーん……
家空いてないなぁ……
仕方ない。少し待ちますか!
本当に鈴は仕方ないなぁ……
待つこと数十分。
ようやく鈴の姿が見えた。
「あ!いたいた」
まったくもう。遅いんだから……
仕方ないなぁ……
「遅くなってすまん、どれぐらい待った?」
「ううん、さっき来たばかり」
「よかった」
ふふっ……これってよくカップルがする会話だよね……♪
「久しぶりだなー」
「いや、一ヶ月前に来ただろ、蒼依が駄々こねてな」
「あ、バレちゃった」
こういう何気ない会話が凄い幸せ……
ずっと鈴とこうしていたい……
「じゃあ、ゲームしますか」
あ、鈴とゲームするために来たんだった……
幸せすぎて忘れてた。
「じゃあ、このゲームやらない?」
そう言って出したのは格闘ゲーム。
いくら遊びとは言え勝負は勝負。
鈴には悪いけど負けないから。
「本当にいいのか?」
「ふっ、私には作戦があるのでねぇ」
そんなこんなで始まった格闘ゲーム。
鈴をボコボコに……
できなかった……。
「は!?それズルいじゃん」
「ズルくないから、対策してないのが悪い」
まさか、鈴もこのゲームをしてるなんて……
しかもガチ勢……
こうなったら仕方ない。
「ねぇ、ハンデちょうだい」
「えー、どうしようかなぁ」
私達はそんなやり取りをしながら一時間程度やりこんだ。
「あー、疲れた」
「ちょっと休むか」
「そうだね」
あー疲れた。
鈴が格闘ゲームガチ勢だったなんて……不覚。
はぁ……
そんな事を考えていたときだった。
「大事な話があるんだけど、いいか?」
「なになに、まさか、年齢=彼女いない歴じゃなくなった?」
まさか、そんなわけないよね?
「そうだけど?」
……………え?
確かに鈴は優しいから彼女ができてもおかしくはないけども、学校では女子と話してるとこ見たことなかったし……。
「う、嘘だよね?」
「本当だぞ」
ほ、本当に……?
じゃあ、これからは鈴と遊ぶ時間は減っちゃうし、私と鈴の関係は幼馴染のままで終わりってこと…?
「な、なんで.......」
私だって、誰にも負けないくらい鈴のことが好きだったのに……。
どうして、どうして……。
「私だって、好きだったのに.......」
ご高覧ありがとうございます!
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@yayoi_narou