第5話
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前回のあらすじ?
年齢=彼女いない歴を馬鹿にしてくる幼馴染『水戸 蒼依』に『告られたドッキリ』をしたら蒼依に告られた。
本当になんで?
と、とりあえずドッキリって伝えなきゃ。
「その、怒らないで聞いて欲しいんだけどさ」
「な、何ぃ」
あ、やばい。完全に泣いてる。
言える雰囲気じゃない。
でも──
「ごめん。実はドッキリなんだ」
「え?」
蒼依はこの世の終わりみたいな顔をしていた。
「ほ、本当にドッキリなの?」
「本当だ」
数秒間の沈黙が流れる。
圧が怖い。
「その、じゃあ私の告白聞こえてた.......?」
「まぁ、一応.......」
「.......」
嘘はつけない。
てかつきたくない。
そんな事を考えていた時、蒼依が──
「改めて言うから」
「お、おう」
「私と付き合ってください」
蒼依の手は震えていて、緊張している事が伝わってくる。
蒼依に告白されるなんて想像した事が無かった。
でも、答えは決まってる。
「こちらこそ、よろしく頼む」
蒼依がいたおかげで毎日が楽しくて、少しずつ好きになって言ったんだと思う。
蒼依に告白されて気づいたけど俺は蒼依のことが好きだ。
だから蒼依に告白されてめちゃくちゃ嬉しい。
「ほ、本当に?」
「うん、嘘じゃないし、ドッキリでもない」
蒼依は心底嬉しそうな笑顔を浮かべながら喜んでいる。
俺にも彼女が出来たんだな.......と喜んでいた時、蒼依が嬉しそうな笑顔で言う。
「ねぇ、こっち来て」
断る理由がないため素直に「分かった」とだけいい蒼依に近づく。
それに対して蒼依も寄ってくる。
「温かい.......」
俺と蒼依は抱き合った。
蒼依の体温がしっかりと伝わってくる。
幸せ.......。
「その、蒼依の気持ちに気付けなくてすまん」
「そうだよ、この鈍感めー」
蒼依は俺をつんつんしてくる。
「でも、今幸せだからいいの」
「俺も今、幸せだから」
「お互い様だねっ」
年齢=彼女いない歴を馬鹿にしてくる幼馴染に「実は最近告られてんだよね」ってドッキリしたら何故か幼馴染と付き合うことになった。
けどこれは始まりで、幼馴染を絶対に幸せにしなければならない。
どんな事も全て蒼依の為に頑張ろう。俺は静かに決意した。
キスはもうちょい先!
付き合ってから入れたい話あるのでまだ続きます!
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