のどかすぎです。
ストライクゾーン真ん中の女子高生に会いました。
不審者として通報されそうになりましたが
いや待て。
マテ。
全員待て。
なんで此処までのどかなんだっ!?
「何で僕の姿を見て誰も突っ込まないのさっ!」
僕は血染めの服と出刃包丁と見せて詰め寄る。
というか普通なら此の姿を見ればドン引きするだろうにっ!
「「「「「「鶏を捌いたからだろうに」」」」」」
「はい?」
鶏ですと?
鶏?
混乱する僕。
というか意味が分からないんですけど……。
「「「「「「うん其れ」」」」」」
ホームレス達が指さす方を見る。
其処には血抜きされ捌かれた肉が有った。
首から血を抜いた血の水だまりが有る。
御湯で表面を煮られ羽を抜き食いやすいように捌かれた肉が有る。
傍目で見れば中々異常な光景だ。
何も知らずに見れば恐らくスプラッター映画のワンシーンともいえるだろう。
でも此れ肉だよね?
肉?
鶏肉ですか?
あれ~~。
捌かれた肉と内蔵に骨。
其れに脇に置かれた鶏の頭。
或る意味で言えば悪夢を見そうだ。
まあいい。
だからこの格好か~~。
でも僕は其の記憶が無いんだけど……。
何時捌いたんだろう?
「良いから飯の準備だ」
「そうだな~~」
「んだんだ」
「はあ~~」
「俺はパンの耳で油で揚げるか」
「お~~いいね~~」
茫然としてる僕を放置して調理し始める。
「いや何で放置してんだよっ!」
「「「「「あ~~はいはい」」」」
もっとかまってよっ!
等と言いたい。
ホームレスさん達めんどくさそうな顔で見ないでください。
ホームレスは、昼間に段ボールや空き缶を売った御金で食材を確保したみたいです。
其れを今から調理しているみたいですね。
若しくはごみ箱から漁ってきた残飯を持ち寄ってきた奴もいる。
酒はビールや日本酒に洋酒の空き瓶や缶から集めたちゃんぽん酒だ。
残飯は不潔で食えないと思うかもしれないが匂いさえ我慢すれば意外に食えるものが多い。
狙い目は意外な事に高級料亭が良い。
客の余り物を其のまま捨てるからだ。
とは言え臭いのは我慢しなくてはならないが……。
それにそれさえ我慢すれば其れなりに美味いものに有りつける。
上手くいけば労せずに毎日食える。
但しコツはゴミ箱の真ん中らへんを慎重に取らないといけないが……。
そうしないと腐ったごみを食う羽目になる。
逆に一般家庭や居酒屋の物は止めた方が良い。
多くの場合食えるものが無いからだ。
駄目だポイントが付かない。
全部投稿して完結させるか・・・。
どうする?




