記憶
直ぐに次のを書きます
変な知識を思いだした。
いや……記憶か?
――ザザッ。
記憶にノイズが走る。
『最近ホームレスが増えてるよな~~』
『不景気だからだろ』
会社の同僚が僕が読んでいた新聞を覗いて話しかけてくる。
顔はノイズが掛かったかのように見えない。
三十台後半。
見た事のない人物だ。
だけど知っている人物だと記憶が告げる。
『失業したら養ってくれない? ○○?』
『独身女性なら兎も角さあ~~男を養う気はない』
『だよね~~』
此処で記憶が途切れた。
あれ?
何だろうこの記憶?
おかしい。
今唐突に思いだしたぞ?
まさか記憶が蘇ったのか?
でも何だろう僕の記憶じゃないような気がする。
まあいいか。
今は記憶らしきものが蘇ったというのが事実。
ならっ!
他にも思い出せる筈だっ!
……。
………。
…………。
「う~~ん」
あかん。
部分的には思いだせたけどそれ以外は全然だ。
ガチで全然思いだせん。
どうしよう~~。
ああ~~もうっ!
髪が邪魔だ。
僕は長い髪を服の中に有った輪ゴムで止める。
はあ~~どうする?
そんな風に思っていた時だ。
コッコッ~~鶏が僕の目の前を雑草を食いながら歩いている。
縁日で取れたカラーひよこを棄てて鶏になってる奴だな。
そいつが呑気に歩いているみたいだ。
またも変な知識が浮かんできた。
「あれ~~」
全然まともな知識が思いだせないんだけど……。
どうしよう~~。
嫌な汗が出てるんだけど……。
「ト~~トトトッ」
鶏をチッチッと舌を鳴らしながら銀髪の女子高生が撫でようしているね。
脱色してるのかな?
結構可愛い子だな~~。
ココッ! と鳴き声をあげ逃げられているよ~~。
「また逃げられた~~」
ず~~んと鶏に逃げられ落ち込んでる銀髪の女子高生。
何か可愛い……。
というか結構美人だね~~。
脱色してるよね髪?
でも不良という感じに見えないな~~。
かといって外国人という感じにも見えない。
髪は肩まで伸ばした銀髪で先端が外側に跳ねている。
黒い色の目は元気の塊ですっ!
などと言わんばかりにパッチリと開いてますね。
肌は日本人特有の黄色だね~~など。
ただ運動部に入ってるのか、やや褐色です。
水着の日焼け跡が鎖骨から覗いてるんですけど……。
……。
ワザとかっ!?
ワザとなのかっ!?
萌えるんですけどっ!?
おかしいな~~と首を傾げてるその姿に悶える僕。
萌え~~。
首を傾げる時に見える日焼け跡が僕のストライクなんですがっ!
僕の好みなんですがっ!
「何かな? 僕ちゃん」
チラリと此方を見る銀髪の女子高生。
何此奴? と言う目だ。
少し不審者を見る目ですね~~。
当然ですよねっ!
この格好だしねっ!
は~~。
次のを待ってください




