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序 珍の勇者
Northern Fuckin Bitch
空から声が降ってきた。
「おい、お前。」
「お前はおちんちんが大好きか」
その質問に俺は即答した。
「ああ」
俺は、
俺は…
「俺はおちんちんが大好きなんだ」
「どれほど天と地が離れようと俺はおちんちんが大好きなんだ」
「だからそこで待ってろ赤男。俺がお前を救いに行ってやる」
…
この街では法律なんて存在しない。
神がすべてを支配する世界で法律なんていらないからだ。
人々は己の信念を貫くために戦う。
己の信念を貫かなくなった時こそが、
己が死ぬべき時である。
だから俺もこの街で戦う。
俺の信念を俺は貫き通す。
「俺はおちんちんが大好きなんだ」
Never Ending Cooking Story