表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
混世界  作者: 慧瑠
学園で七不思議!
84/140

ダウトォ!

更新不安定ですいません。

少し体調を崩してしまったのと、ちょっと不幸がありまして…。

もう少し、更新が不安定だと思います。

なるべく二日に一度は更新したいと思っています。

「牧之瀬、あれはもう危ないだろ!」


林檎が訓練用ロボに囲まれた状況を見て、武が角材を握り林檎の元へと駆け出そうとする。

だが、メイが肘置きを軽く叩くとワイヤーが車椅子の各場所から伸び、武の身体を絡めながら拘束し縛り上げた。


「ダメよ。

まだ、林檎は大丈夫。それに、貴方が出る前に私が動くに決まっているじゃない。

あの綺麗な肌に傷一つ負わせはしないわ」


楽しそうに笑う林檎を見ながらメイは冷たく武に言い放った。

縛られ動けなくなった武は渋々メイと同じように林檎に視線を戻す。ショートパンツに胸元にゆとりのある大きめのTプラウスを着ている。

流れる様に動く林檎の後を追い動く布の隙間から見える素肌に、武は反応しつつも林檎をしっかりと見続けた。



林檎は、薙刀を構えながら訓練用ロボ達の様子を伺う。

訓練用ロボ達は、間合いを確認しながら踏み込むタイミングを見計らっているように林檎には見えた。


「推して行くよっ」


林檎がそう言い動こうとしたタイミングに合わせ、訓練用ロボ達が動き始めた。


一斉に武器を突き出し、中央に立つ林檎に攻撃をしようとした訓練用ロボ達だが、それが分かっていたかの様に林檎は頭を下げ、身体を前に倒し、薙刀の柄と刀身の付け根辺りまで手を滑らせ握り、突き出された武器の内の一本の槍に足を絡め無理矢理矛先を下げる。


そのまま、少し浮いた瞬間に下を向いていた身体を回転させ仰向けに体勢を変えると、薙刀の柄の先を使い槍を持っていた訓練用ロボの顎下を叩き上げた。

その衝撃で槍を持っていた訓練用ロボの頭は配線が切れる様な音を立てながら跳ね上がり落ちていく。


林檎は、それを確認する前に回転させた薙刀の刀身を地面に思い切り突き立て身体を垂直に起こし、既に武器を引き次の攻撃に移ろうとしていた訓練用ロボの一体に向け、地面に着地する流れを勢いを利用したまま薙刀を大きく振り下ろした。


そして、一息つくと同時に振り下ろした薙刀を突き出し、すくい上げる様にもう一体の訓練用ロボの頭部を突き飛ばしす。


「残りよんたーッあっ」


いいペースで思い通りに動けていた林檎は、六体目を機能停止にした時に油断してしまった。


林檎の背後、偶然にも完全に意識の途切れ目と死角を突いた攻撃に、林檎は遅れながら反応したが無傷で回避するには林檎にとっては不可能なタイミングだった。

多少の傷を覚悟して刀身先の返しを使い、停止した訓練用ロボの鎧の隙間に引っ掛け無理矢理回避しようとした。


「まったく…綾さんが見ていたら怒られる様なミスね」


「うぅ~…ありがとうメイちゃん。

でも、お母さんには内緒にしてて欲しいな」


移動した先で待ち構えていた訓練用ロボが剣を振り下ろそうとしていたが、その剣が振り下ろされる事はなく…残っていた四体の訓練用ロボの身体にはワイヤーが絡まり、動こうとする度にギチギチと音を立てていた。


林檎は、誰がそんな事をしたのかすぐに分かり申し訳なさそうにメイを見た。

無数のワイヤーが伸びている車椅子に座っていたメイは、呆れながらも普段見せない笑みを見せている。

林檎には、その笑みが意地悪をする時の笑みとすぐに分かり言い訳をしようとしたが、それよりも先に言われたメイの言葉により、しょぼんとしながら身体の前で指同士を合わせながら目を逸し、助けてもらった礼と共に小さな声でお願いをした。


「ふふっ、これは貸しにしとくわ」


「流石メイちゃん!もう大好き!なんでも言う事聞いちゃうよ!」


「えぇ、私も好きよ。

なんでも聞いてもらうから心配しないで」




拘束された残った訓練用ロボの頭部を四人で外した後、薙刀を車椅子のボックスの中に収納しなおしたメイ達は別棟探索に戻った。


それから、訓練用ロボ達に襲われる事はなく探索をしつつメイの車椅子の話しになったり、林檎が何故あんなに戦えたのか?とラトと武からの質問に答える形で会話も進み、四人は一つの扉の前に着いた。


二階と同じ様に部屋は移動し続け、同じ部屋や初めての部屋を何度か確認し廊下にそって四人は歩き続けた。

ぐるぐると同じ所を歩いている感覚に陥り、会話が無くなり始めた頃にその扉を見つけた。


その扉は今まであった扉とは違い、明らかに異質な雰囲気を放っている。

黒に染められ、その表面を蔓延っている細く赤いラインは脈打っている様にも感じた。


「進展の匂いがするねぇ」


「いやいや、明らかに触れちゃいけない系の匂いがプンプンするんだけど!」


扉を眺めていたラトがワクワクしながらドアノブに手を掛けようとするが、慌てて武が止めに入った。

止められたラトは、不満そうに頬を膨らませているが武はそれを無視してメイと林檎を見て相談しようとした。


「まぁ、開けないと進まないわよね」


「あれ?開けないの?」


が、メイと林檎は武が止めた事の方が不思議だったようで…。


(無警戒なのか、肝が座りすぎてるのかわかんねぇ…)


女性陣達のガンガンいく感じの空気に武は混乱してしまった。


そして、その隙を突いてラトが素早く扉を開け、隙間から部屋の中を覗いた瞬間。


「…」


バタン!と大きな音が立つ事など無視して勢い良く閉め、クルリを林檎達の方を向いたかと思うと笑顔のまま言った。


「何も無かったよ!次に行こうか!」


それはそれは満面の笑顔で、冷や汗をだらっだらと流しながら扉の前で大の字ポーズを取って言い切った。


だが、林檎達は共通して思った。いや、誰が見てもそういう結論にたどり着くだろう。


「「「嘘だ」」」


それほどまでに、ラトは笑顔を作りながらも目が泳ぎ、冷や汗は止めどなく流れ落ちていた。

次辺りで、最近サボっていた人物紹介を一度書きます。



センスが無いのと、服の名前が分からないので服装関連の描写もできない始末です。

今回頑張ってみましたが、もう読者の皆様にその辺りも丸投げするつもり満々です。

不甲斐ない私ですまない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ