前夜祭武闘会5
やはり、物語を書くのは難しいですね。
テンポが悪くなっていないか心配です。
七夕翌日ですが、何か願い事しましたか?
私はしました。叶え!
黙示達は部屋に案内されたが、本当にVIP用の観戦席であり黙示達以外は屋外観戦となっていた。
密集する観戦席に、一箇所だけ空いた空間がある。
その空間には、数人の男女のみが座っており周りの一般観戦席より数段分高い所に位置していた。
「皆、いい腕をしてるな」
「そりゃ、審査を越えた一定以上の実力者しか出ていないからな!」
「それにしても最後の試合は、よく分かりませんでした!」
昨夜とは違い、着飾り薄く化粧をしているレリーアが座り、それを挟む様に男とリドルが座っている。
リドルの横には妻であるメニアが酒を片手に興味が無さそうに試合を見ていた。
男は、ついさっき終わった一回戦の感想を述べた。対してリドルは自慢気に返し、レリーアは興奮気味にぺちぺちとリドルを叩き最後の試合の解説を求めている。
レリーアの質問には、リドルではなく逆側に座る男が答えた。
「相手も何をされたか分からないまま気絶したろうよ。
簡潔に言えば、高速に動いた触手か何かで頭を顎を対角線上に衝撃を与えていた。
回数にして二十回程度…脳震盪でダウンって所だろうな」
「二十回も!私、見せませんでしたよ!」
「あれが見えてたなら、レリーアちゃんは戦闘に関して天賦の才能があるか、そうとう視力がいい事になる。
普通は見えんもんだ」
キラキラとした目で見てくるレリーアの頭を撫でながら、男は舞台からリドルへと向く。
「あれは、別格すぎだろう。
今、残ってるのじゃ試合になんねぇぞ?」
「いやー、技量審査の時に手を抜いているとは思っていたが、あれほどとは!
どうだ?'探求者'と呼ばれるお前でも厳しいか?極執」
「あれが本気なら負けはしないが、どう見ても本気じゃないだろ」
極徒と呼ばれた男は、嬉しそうな笑みを見せながらリドルに言い返しす。
探求者-
世界最強を目指し続けている'力の探求者'
そこら辺の人に強者とは誰か?と質問をすれば、半数以上が'探求者'と答える程に彼-藤堂 極執-は有名であり強者である。
世界が混ざる前、異世界の召喚により勇者として喚び出され世界を救うこと数回。
行く世界世界で特殊な力を授かり全てを身に付け、世界を救うために神をも殺した事もある。
まさに、主人公であった彼は複数の女性を妻に持ち、強者であり続ける。
「極執さんでも敵わない相手が居るんですか?」
「レリーアちゃん、別に俺はまだ最強じゃない。
引き分けもすれば負けるよ」
「極執さんより強い人…考えられないです!」
「ハハハ!意外と身近に居るもんさ」
驚いた顔をしているレリーアと話しつつも極執はVIPルームを見る。
そこには、美しい女性しか見えない。
女性は、極執の視線に気付いた様で極執と一度見るが、すぐに目線を舞台へと移した。
「本当に、世界は広くなったよなぁ…リドル」
「楽しみが増えて俺は嬉しいけどな!」
「楽しみたいが為に娘に、厄介事を押し付けるのは父親としてどうかと私は思うけどねぇ。
もちろん、自分の女を放ってフラフラしてるのも考えものだ」
「メ、メニアぁ…」
「ち、ちゃんと月一で一週間帰ってはいるから…」
既に空になった酒瓶が数本並んでいるが、新しく開けた酒瓶を飲みながらメニアが一言呟くと、リドルも極執も冷や汗を流しながら一生懸命に言い訳の言葉を並べて始める。
それを聞いているレリーアは、ジトーっとリドルを見つめリドルは滝の様に冷や汗が流れ落ち始めた。
「休憩を終わります!
第二回戦、一試合目の選手は舞台へ!」
舞台中央でマイクを持った男の声が闘技場に響き渡り、リドルと極執はナイス!と進行係の男に熱い視線を送り、姿勢を整え舞台へと向き直る。
「ほら!始まるぞ!
二回戦は黙示も出てくる!」
「リドルも、よく黙示を参加させたな!」
「雪の協力を得たのさ!」
「なるほどな!ハハハ!」
「ハハハ!」
「「ハハハハハ!」」
笑い合う男二人に挟まれているレリーアは、父が逃げた事にむっと頬を膨らませ
メニアも情けない男共に対し、呆れをこれでもかと含んだため息を送り酒を飲む。
そうこうしている内に、一試合目の選手達は舞台中央で握手を交わし定位置に立ち、試合が始まろうとしていた。
-自己紹介-
リドル・ドラゴニア
性別:男
補足:龍族族長 メニアの夫 レリーアの父
レリーア・ドラゴニア
性別:女
補足:リドルの娘
メニア・ドラゴニア
性別:女
補足:リドルの妻 レリーアの母
藤堂 極執
性別:男
補足:人間
:ステータス称号:
探求者 世界を救いし者 神殺し 世界を渡りし者 神の加護 etc.
※極執のステータス称号は、極執に能力補正が掛かる特殊な称号です。
ステータスなどに関しては、今後出す予定ですが簡単に説明すると、極執が救った世界の中に能力数値等を視認できる世界があり、極執はその世界の基準を保持したままである為に適応されています。
極執のステータス表記を書くと、面倒というか保持能力・スキル・称号等が長いので今後も省きます。
登場した必要最低限は書くかもしれません。
体力や力などの能力数値も成長する度に書き換えとか面倒…管理が大変そうなので省きます。




