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プロローグNo.1(仮)

処女作になりすので誤字・脱字など至らない点多々あると思いますがご容赦を!


いつの頃だろうか、僕は同じ夢を何度も見るようになったのは。

その夢はとても儚くて、嬉しくて、幸せで、でもとても悲しい夢だ。

水辺にある小さな神殿のようなところで夢が始まる。

そこにはいつも少女がいて少女は最初は寂しそうな顔でたたずんでいた。

しかし僕を見つけると嬉しそうに駆け寄ってきて、僕と少女は会話をする。

少女はとても楽しそうに笑っていて、僕はその笑顔がとても大好きだった。

少女の声はきこえない。

それでも僕はそっと頷く。

そして、いつも何かが目の前を横切って目を覚ますのだった。

____________________________________________


・・・ピピピピピピピ

カチッ。

目覚まし時計を止めてゆっくりと起き上がりしばらくボケーとしていたらいつもと変わらない母の朝のコールが一階の階段付近から聞こえてきた。

「心輝ー、早く起きてご飯食べてさっさと学校に行かないとまた遅刻するわよー」

「はーい」

神無月心輝(かんなづき しき)(17)はだるそうな声で返事をして一階におりて行った。

久々に見たな・・・あの夢、いつ以来だ?もう4年近くくらい見ていないな。

そんなことを思いつつ顔を洗って朝食を食べて自室で制服に着替えて学校に向かうのであった。

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