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200文字の物語

お盆です/200文字小説

作者: 桂まゆ

 三日がかりで作ったシステムに、僕は満足だった。得意満面に彼女を呼ぶ。

 僕に言われるままに画像をクリックすると、モニターの中の川にひとつの灯籠が浮かび上がる。

 それは、やがていくつもの灯籠と合流して、海に向かって流れて行った。

 2126/08/16/tokyo-city。川も海も、ここにはない。だから、それは僕の苦肉の策。

「で、これが何?」

 不審げに尋ねる彼女の後ろに居た婆さんが、やっと笑って消えてくれた。

ありがちなSSです。読んでいただきありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[一言] 200文字で書ける話しじゃないよーな……(汗) まゆさんの豊かな描写力で、幻想的な灯籠流しの風景を書ききって欲しかった。 と、ネコにゃんが言ってたよ。
[一言] まさに『お盆です』ですね! 2126年・・・ 人の魂も電子化されるような時代が来ますかね・・・
[一言] 笑って消えてくれて良かったです。 笑ってそのままだったら目も当てられん。 しかし、色んなものがネット化している現在、将来は灯篭流しもこんな風になるんですかね? 取りあえず、僕の背後で包丁を…
2010/08/18 22:12 退会済み
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