表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

白羽宵積鑑定所 ー 迷い積もる貴方へ、真実だけ置く場所 ー

最新エピソード掲載日:2026/02/23
その鑑定所は、判決を下さない。

獣人と人が共に暮らす街の一角。
持ち込まれるのは、美術品、骨董、宝石、
そして時には、行き場をなくした願いや後悔。

けれど鑑定士たちが示すのは、
正しさでも、救いでもない。

ただ、動かない“事実”だけだ。

選ぶのは、あなた自身だと告げるために。

鑑定所事務所に立つのは、
オッドアイの猫の副所長・アキ。
気まぐれで無愛想。
しかしその鑑定は、誰よりも静かに深い。

彼の隣には、嘘を見抜くワタリガラスの鑑定士。
半歩後ろから必死に食らいつくのは、
人間の見習い鑑定士、東峰。
そして奥には、すべてを見守るフクロウの所長がいる。

依頼人は答えを求めてここを訪れる。
背中を押してほしいと願い、
ときに、代わりに決めてほしいとすら望む。

それでもこの場所は、奪わない。

迷いも、痛みも、選ぶ権利も。
その人のものとして、そこに置く。

支える者と、支えられる者。
受け渡されていく技術と信頼。
積み重なる時間の中で、
見習いは背中を追い、
鑑定士たちは今日も隣に立ち続ける。

これは――
誰かの代わりに決めないために在り続ける、
鑑定士たちの物語。



 ―――― さあ、鑑定の時間です。







ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ