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夜の残り火、灰色の犬

作者:荒波ひかり
「三分しかもたない石と、わたしの命は同じだ。」

傭兵組合に所属する操機士ノクトは、女性でありながら戦場に立つ異端者。
彼女の機体に積まれた旧式の石は、恐怖や癖を記憶し、時に先んじて動き出す。
その異常は「欠陥」とされ、札を凍結され、やがて制度の外――灰色任務に追いやられた。

功績は「空白」と処理され、存在すら抹消される。
それでも彼女の石には、制度が隠す真実――〈赤黒〉と呼ばれる脅威の痕跡が刻まれていた。

仲間であった操機士シーラは「数字を信じる」と制度を選び、ノクトは「石を信じる」ことで孤独な灰色外套となる。
誰にも知られず囮として戦場に潜み、消される真実を追い続ける。

観測者にすぎないはずの彼女が放つ、小犬の一撃の意味とは――。
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