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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

真の推理小説

作者: 真中大熊猫

 これは私の持論なのですが、現代の推理小説というものはほとんどトリックが先行している様に思われるのです。これはネット小説や、偉大な推理小説家の作品に留まらず、映画やドラマなんかでもそうでしょう。


 私は小説というものは個人、またはその感情面にフォーカスすることによってはじめて趣が出ると思います。


 こういう事を申しますと、現代の小説でも、各キャラクターの容姿や性格、またはその人格が出来上がった背景を描写している作品はたくさんあるではないかと主張される読者の方々も多いと思います。私の考えるに現代キャラのそのほとんどは読者を飽きさせないために、各キャラクターの言動を取り繕っている様な気がしてなりません。


 読者に対して低姿勢で分かりやすく、ある種なめ腐った感じで書かれている小説、無論それが現代小説ですがね、、


 それで、そういう小説家や読者はこう主張しています、「動機や感情なんてどうでもいいじゃないか、崇高性やイデオロギーなんてどうでもいいじゃないか、ただトリックと読者が飽きないことが肝心である。」










今、私は一人の男を、一体どうやって殺そうかと考えています。







どんなドラマがそこに必要でしょう。

動機は何にしましょう。

私も共にそこで死にましょうか。










「この作者は本当に、その真の小説のために殺人を犯すのでは?」と思って頂ければ、それ以上の幸せはありません。




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