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くだらない私の日常 新人なろう作家の日常妄想系エッセイ

新春エッセイ 最強の相棒と理想的なライバル

あけましておめでとうございます~(*´▽`*)


本年もひだまりのねこのエッセイともども、よろしくお願いいたします~。


 新年あけましておめでとうございますにゃあ!!


 どうも、正月限定版ひだまりのとらですガオ~!!


 

 さて、昨日は実質死んでいたので、今日が私にとって新年初日。


 さっそく年賀状がわりにエッセイ書きますよ。



 はい、今回は、新年にぴったりな、ライバルのお話。


 何のこっちゃと思わずに、まずは読んで欲しいのです。


 それでは始まり始まり~。




 

 あなたには、ライバルっていますか? 


 常に競い高め合って、互いに刺激を与えあうような存在であるアレです。伝統的な漫画やアニメの主人公にとって、成長するためには欠かせない存在でもありますよね。


 

 ですが、現実の世界でライバルって中々見つかりません。


 あまりにも力量差があり過ぎても心が折れるだけですし、自分と同じ土俵で、同じ時間を生きている存在なんて、そうそう都合よく転がっているわけがない。


 しかもライバル視するには、一定以上の敬意を感じる相手でないと難しいので、余計にハードルが高い。だって、好敵手と書いてライバル。好意がなければただの敵……ですからね?


 さらに敬意があり過ぎても、憧れの感情が勝ってしまい、ライバルというよりは、良くて目標、たいていはただのファンになってしまうのですよね。


 

 でも、安心してください。大丈夫ですよ。


 あなたには……いいえ、誰にでも最高のライバルがいます。


 あなたと同じ時期に活動を始めて、ほぼ同じ力量を持った理想的なライバルが。


 しかも、仮にそのライバルが評価されて成功しても嫉妬したりダメージを受けることが少ない、むしろ嬉しいかもしれないというおまけつき。



 わかりますか?



 そう、自分自身です。


 ええ、そうです。昔から言われている使い古されてきた考え方ですよ。


 

 そんなことわかっている? 本当に?



 わかってはいても、使いこなせているひとは少ないのではないかと思います。


 ほとんどの人は、自分自身を、勝ちたい、越えたい、踏み越えるべき障害物にしか見ていないか、醜く直視できない忌むべき存在として見ないようにしている気がします。



 だから、新年このタイミングで申し上げます。


 自分自身を、過去の自分を味方に付けて下さい。


 でも、どうしたら良いかわからないですよね。


 少しでもヒントになればと思って書きましたので、読んでみてください。




 私は小説投稿サイトで書き始めてから二年目に入っています。


 昨日と昨年の元旦を除いて、毎日書いて投稿して、複数の投稿サイトでトータル100作品以上、200万字を積み上げてきました。


 そんな私には、最強のライバルで相棒でもある存在がたくさんいます。


 その中から、二人だけご紹介しますね。



 まずは投稿初日の私。はっきりいって手強いです。今の私には敵わないほどの情熱と未知の世界へ飛び込むドキドキワクワクを全身で感じているある意味怖いもの知らずのルーキーです。


 スキル『初心に帰る』を持っていますので、まったく勝てる気がしません。



 そして、もう一人は、一昨日、大晦日の私。ある意味で最強に近い存在です。


 執筆経験値はほぼ同じ。年末の修羅場をくぐってきた鬼気迫る迫力は、対峙するだけで気おされてしまいそうです。


『限界突破』というHP、MPが枯渇した状態で発動するスキルを所有していて、休む大切さを身をもって教えてくれる大切な存在です。


 今の私に勝る部分があるとすれば、昨日一日寝込んだことで、多少HPとMPが回復していることぐらいでしょうか。


 

 こんな強力な私が他にも何百人といるのです。それがこの一年ちょっとで私が積み上げてきた財産であり、力の源泉です。


 投稿するために書き上げた文字数は、そのまま私の経験地として血となり肉となり、決して消えることはありません。

 


 

 何かに疲れたとき、迷ったとき、過去の自分に会いに行くのです。


 過去の自分は、限りなく自分自身ではありますが、今の自分とは別人です。


 そのとき感じたこと、思っていたこと、あなたは思い出せますか?


 幼かったころ、小学生のころ、中学生のころ。



 人間は忘却する生き物です。


 だからカタチに残すのです。



 私のようにたとえば小説、たとえばイラスト。カタチに残せばいつでも会える。


 読めば、見れば、そのときの自分はあなたの力となります。



 今の自分が失ったかに思えた、情熱、希望、夢、想い、取り戻すことが出来ます。



 過去の自分はライバルだけど敵じゃあない。脅威だけど、あなたを害そうなんて思っていません。


 だって過去の自分は誰よりも、あなたのことを知っていて、良いも悪いも飲み込んで、きっと力になってくれるはずだから。


 

 もしも残していないなら、今日からカタチに残しましょう。


 今の自分の想いが、いつか未来の自分を助けるときがくると信じて。


 

 もしも残しているのなら、今日は会いに行きましょう。


 過去の自分と久々に、新年会をするのです。



 あなたは決してひとりじゃない。思っているよりもずっと強い。


 過去の自分を相棒にできた人はとんでもなく強い。


 

 今年はカタチに残しましょう。


 今日から始めるのです。


 

 最強の相棒で最高のライバルとともに、


 さあ、人生のレベリング、始めるのですよ。




挿絵(By みてみん)



 

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i566029
(作/秋の桜子さま)
― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の来た道、振り返れば頼れるやつらがたっくさん。 勇気がもりもりわいてきます! 今年こそ、「なろう」処女作を描いたころの自分とこぶしで熱く語らって(えっ)たのしく改稿をはじめねば、と決意…
[一言] 自分にとって過去の自分、過去の創作物はやはり、仮想敵でありハードルでもあります。 同時に、感情を記録する器でもあるように感じてもおります。 いつからか、そうなりましたね(^_^;) 自分が…
[一言] ふっ、お前を倒すのはこの俺だ! 自分自身になんか負けるんじゃないぞカカロットォオオ!! 済みません、唐突に書きたくなったんです。ごめんなさい!
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