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ディルとクローブ(第12章より)
クローブとディルは互いに自分に見えている世界の中からしか喋らないので、ずっと微妙にズレているのだが、それにお互い気付いていない。
ディルは子供だからだが、クローブはそもそも歩み寄る気が皆無。
ゆえに互いに、ずっと相手の反応や発言に「あれ?」と思い続けることになる(ツッコミ不在というか)。
作中、視点の都合でどちらかというとディルが「あれ?」と思っている描写が多いが、同じくらいクローブも「?」と思っている。
グネモン卿は分かっているが面白いので放置(ツッコミ不在)。




