高麗連邦
20世紀末、ソ連崩壊後に誕生した南北朝鮮統一国家。
韓国(大韓民国)の国家元首が爆発テロによって殺害され、これを北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のゲリラによるテロと韓国側が断定し、報復措置として韓国軍が北朝鮮に電撃侵攻。首都の平壌を占領し、「高麗連邦」の建国を宣言した。
北朝鮮側は爆発テロの関与を否定し、北朝鮮への報復措置をアメリカからの意見を無視して韓国が独断で強行したため、その事でアメリカは激怒し、軍事同盟の解消と在韓米軍の撤退を通告。それ以降、アメリカと高麗連邦、両者の関係は悪化している。
高麗連邦は建国後、過激な民族主義(主に反日と反米)を燃え上がらせ、かつての朝鮮王朝時代の領土回復を主張して、公海上に軍事力を展開。日本に対して、対馬周辺の領有権を強硬に主張している。
高麗連邦軍は韓国軍を母体とし、旧韓国軍を中核として、一部の旧北朝鮮軍の部隊も参加している。
旧韓国軍の兵器をそのまま運用している他、旧北朝鮮軍の弾道ミサイル技術と在韓米軍が撤退する際に流出した兵器を取り込んでいる。某国(中国かロシアの関与が疑われている)からの技術提供を受けて、空母と弾道ミサイル搭載型潜水艦の開発を進めている。