日本国防衛軍
憲法9条の改正によって、これまでの自衛隊を発展解消して誕生した国防のための国軍。
米軍・イギリス軍とは強い同盟関係にあり、カナダ軍・オーストラリア軍・ニュージーランド軍とは太平洋地域・海域における安全保障上のパートナーとして協力関係にある。フランスやドイツ等のEU諸国とも国際平和協力活動を通して協力関係が結ばれている。中国と高麗連邦を除くアジア諸国の軍隊とも良好な関係で結ばれている。
陸海空各軍の総兵力は約25万人。
日防陸軍(日本国防衛陸軍)は機動師団、機甲師団の他、空挺団、空中機動旅団、水陸機動団、特殊作戦群(特殊部隊)等の、即応性を高めた基幹部隊を中心に編成。
日防海軍(日本国防衛海軍)は弾道ミサイル防衛システムを強化したイージス護衛艦、対潜対空能力を高めた汎用護衛艦を有し、航空機搭載型護衛艦(空母)を主力とした航空護衛隊群(空母機動部隊)の編成の準備を進めている。
日防空軍(日本国防衛空軍)は弾道ミサイル迎撃にも対応できる空中警戒システムの強化と地上配備型イージスシステムと高高度迎撃ミサイルの配備を進めている。近い将来に日防航空宇宙軍(日本国防衛航空宇宙軍)へと再編される予定。
交戦権と集団的自衛権の行使についてある程度は見直されたものの、「他国を侵略するための軍隊ではない」という憲法での建前上、階級や装備品(兵器)の呼称は、制服と共に旧自衛隊の時と変わらない。防衛軍に所属する兵は「軍人」ではなく「防衛官」と呼ばれている。