デッド5章「なおとの不安と決意」
前回のあらすじ、最初の生存者を見つけた
雄真はみんなを説得し一緒に脱出することに
残りの生存者を、探すレイとなおとは無事に
救出し脱出出来るのだろうか?
ぴっこん。
携帯電話がなる。
なおと「レイ、携帯なったけど?」
レイ「雄真からだ、最初の生存者を見つけた
らしい。」
なおと「流石だな、雄真もう生存者を見つけ
救出まで終わっているとは。」
レイ「だから、言っただろ雄真に任せてれば
大丈夫だって。」
なおと「そうだな、レイの言う通り雄真に
任せて良かったな。」
レイ「そろそろ、二階に着くここは
俺に任せておけ。」
なおと「分かった、任せる気を付けてな。」
レイ「ああ、任せろ終わったら一階で待ち合わせな。」
なおと「ああ、分かった。」
チーン。
レイ「よし、行ってくる。」
なおと「レイ、死ぬなよ。」
レイ「ああ、死ぬかよこんな所で
お前も死ぬなよ。」
ダッタタタタ。
レイは俺に、笑うと走って行った。
(俺は、エレベーターで一人になった。
三階には、本当に生存者がいるのだろうか。
不安が、一気に押し寄せて来る。
それはそうだ、今目の前で起きている事は
ゲームや映画のようではない。
現実に、起きている事だから一方間違えたら
ゾンビ共に喰われ死に同じようになるのだから
そう、考えると気が気でない今すぐにでも下に下り
逃げ出したい。
でも今ここで、俺が逃げ出したら
雄真にレイに顔向け出来ない
何よりまだ生き延びている人がいる
その、人達も同じ気持ちなはず。)
なおと「なーに、俺らしくない事を考えているんだ二人と約束したじゃあ
ねぇかよ生存者を助けて生き延びてみんなで脱出するって
なのに俺がこんな所でくよくよしてたら意味がねぇ
気合い入れるぞ。」
パーン。
顔を叩く。
気合いを入れると同時にエレベーターの
扉が開く。
チーン。
なおと「よし、行くぞ俺も二人のように
頑張って救出して脱出するぞ。」
果たしてなおとは、生存者を
見つけ脱出することが出来るのか。
次回デッド6章「レイの思いと不安そして決意。」
デッド5 END