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空剣VS宝石


意識を複製して宝石1つ1つに付与。どうやったかは秘密

そして同時に、すべての宝石に役割に合わせた「特性」も付与。どうやったかは、閲覧者のみんなには秘密だよ


これによって、手数に関してはレフレクシオンを軽く凌駕。このアドバンテージを主軸にヒット&アウェイで時間を稼ぐ


と、簡単に言っているが...数のアドバンテージ程度では、レフレクシオンの相手にすらなれない。私(怪盗)の持つ様々な技能(嘘)や加護(嘘)や祝福(嘘)をフル活用しても、稼げる時間は4~5分程度が限界


つまり、私の勝ち筋は、全力で時間を稼ぎ本体(リバーサル)と合流。こうなれば、一発殴ってから逃亡することができる


レフレクシオンは、別に倒してしまってもかまわない敵ではなく、自由陣営の存続に不可欠な存在であるため倒したくない


そして、それはおそらく向こうも同じ。私というビックを殴りたいとは思っていても、消すようなことはできないはず


まあ、それは的外れなことで、私を消しても『均衡』に影響はないのだが…これは、勘違いしている向こうが悪い


さて、それでは早速、楽しい楽しい「クソ避けゲー」を始めましょうかね!



----------------------------------------------------------------


その戦場は、もはや原型をとどめていなかった。正確には2人の視界に映る世界では…なのだが


周囲の空間は無数に割け、その隙間を縫うように無数の宝石がレフレクシオンに向かって飛んでいく


しかし、宝石はレフレクシオンに届く前に「空剣」によって迎撃され、空中が色とりどりな爆発によって染められていく


そんな空間の中、爆発がゆっくりに見えるレベルで思考を動かし、怪盗が空間跳躍を行い、自身の地点を常に変え続ける


ちなみに、この戦いは相当凄いことになっている


レフレクシオンは世界の修正力を信じて、平然とすべての斬擊で世界の膜を切り裂いているし


怪盗も怪盗で、平然と音速を越える速度で空間跳躍をしているのだが…


空間跳躍は本来、地点を設定してから数分の詠唱をもって初めて安定した跳躍を行えるもので…能力化してるとは言え、そうホイホイと使えるものではない


これでまだ、2人とも全力ではないのだ。流石は下位世界の古参勢ということなのだろう、次元が違う


そんな、常人には理解のできない別次元の戦いが繰り広げられていたが、戦いは着実に終わりに近づいていた


(ああもう! レフレクシオンは速いし、視界がチカチカするし、やっぱ半身だけで相手はキツかったか)


2人には明確な差がある


というか、それは当たり前な話であり。怪盗はリバーサルの核の半分によって生まれた文字通りの半身、つまり力が本来の半分しか力を出せない


互いに本気を出していないとはいえ、この状態では権能の純度も半減してしまう。いくら使用者に技能があっても、こんな低スペックではそれを活かしきれない


怪盗の腕に切り傷が付く。いくらレフレクシオンと距離があり、自分が鉱石で作られているとしても、『射程無限』で『強度無視』のレフレクシオンの剣の前では意味がなかった


(もう逃げる…? いや、それはイヤだ。心がモヤっとするもん。なら…)


本体の到着はもう少し、それでようやく楽しくなる。ならば、その前に少し身体を慣らしておくことにしよう


そう思い、怪盗は意を決してレフレクシオンの真正面へと跳躍をした。そして、口パクでこう言った…「かかってきなよ」と



瞬間、怪盗の逃げ場を塞ぐように8万2千の斬擊が怪盗を包み込んだ。だが、怪盗は直感でそれが罠だと決めつけ、跳躍はせずに、その攻撃をすべて受けた止めた


そして、その判断は正解だった。8万2千の斬擊が怪盗にあたると同時に、本能的に選んでいた跳躍地点が、稲妻のような勢いで切り裂かれたのだ


回避しないという回避方法。あまりに危険すぎる方法なので、あまりに使いたくはない


というか、回避できてないし。8万2千の斬擊の嵐を浴びたし…致命傷にはならなかったけど


そんなことを考えていると、次の攻撃が飛んできた。居合いで一閃、レフレクシオンが大々的に動いて攻撃をしてきた


怪盗は上空に飛んで回避をしたが、レフレクシオンが振り返りざまに怪盗の周囲の次元を切り裂き、逃げ道を塞ぐ


しかし、そんなものは空間跳躍でいくらでも避けられる。そう高を括っていた怪盗だったが、見事にしてやられた


無意識の内に怪盗の思考速度は加速しており、跳躍のクールタイムに齟齬が発生していたのだ


(ああぁ~どしよ?)


などと考えて、余裕そうにしているが、思考速度を限界まで加速させて打開策を考える


そんな中、レフレクシオンは刀に魔力を集中させて、刀が強く光輝く。明らかに「一発殴る」なんて火力じゃない


怪盗は「ヤバい、ヤバい、ヤバい」と焦る…が、実は打開策はもう思い付いていた


その方法だが、端的に言えば拡大解釈というなのズルをする



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