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ついに学園生活が始まります!

ついにこの日がやってきた、ついに明日私は学園に入学する。

この日の為に色々勉強したし、計画も立てた。

「きつと大丈夫だよね…」

私が不安に思っていると部屋の扉がノックされ、私がはい、と返事をすると

失礼しますという声と共に一人のメイドさんが入ってきた。

「お嬢様、お客様いらしたのですが」

「お客様?一体どなたでしょうか?」

「月城様です、なんでもお嬢様に用事があると」

「玲央様が?分かりました、少ししたら行くと伝えておいてください」

「かしこまりました、では私はこれで」

そう言って部屋を出ていくメイドさん。

私に何の用だろうか?まさか何かあったんじゃ……

嫌な予感が頭を過るが、とりあえず玲央様に会う準備をしなくてはと思いクローゼットに向かう。

どれを着ていこうかな、あまり派手だと目立ってしまうかもしれないし……

悩んでいると、ふと目に付いたのは淡いクリーム色のワンピース。

これは私の誕生日に玲央様がプレゼントしてくれた物…

これをもらった時は、本当に嬉しかったし勿体なくてしばらくこのお洋服を着れなかったけ…

「はっ!玲央様を待たせてるから急がないと」

急いで着替え、髪を整えてからと応接間へと向かう。

「お待たせしました、すみません遅くなって……」

「大丈夫だよ、俺こそ急に来てごめんね?」

「いいえ大丈夫です!それでどうしたのですか?」

「あぁ、明日は入学式でしょ?だからその話をしたくて」

「入学式の話しですか?」

「うん、折角なんだし二人で登校したいなって思って」

「ふたりで…?」

それって凄く恋人みたいじゃないですか!?

いや、婚約者だから当たり前なのですが…!前世でも恋人と登校だなんてしたことがなかった

から凄く緊張する……

それに、二人きりでとか心臓が持ちそうにないです……

「ダメ……かな?」

「あ、いえ!ダメじゃないのですが…その…」

「俺とじゃ嫌?」

くぅーん…と鳴き声が聞こえてきそうな

顔の玲央様、ずるいです……そんな捨てられた子犬のような顔されたら断れないですよ……

「嫌じゃないです!だからそんな顔しないでください…明日はよろしくお願いします」

「えへへ~じゃあ、明日朝迎えに来るね」

玲央様は楽しそうにまるで作戦成功と言うかのように

ニヤッと笑うから私はまたやられた、と思ってしまった。

玲央様って最近私があの顔に弱いの分かっててやってるんじゃ…なんて思うんだけど…

でも、弱いのは本当だから何も言えないんだけど。

「はい、楽しみにしてますね」

「うんっ、百と学校かぁ~楽しみだな~」

それからは、明日からの生活について話したり、他愛もない話をしながら過ごした。

そうして時間は過ぎていき、そろそろ

帰らないといけなくなった。

「……そろそろ帰るね」

「あ、もうそんな時間だったのですね…」

「まだ居たかったけど…ってそんな顔しないで?明日も会えるからね?」

「はい…」

まだ居たかった気持ちを抑えて、玲央様を

玄関まで見送り、また明日と言って別れる。

はぁ~明日が早く来ないかな。



******

「んっ……あれ、まだ暗い……?」

目を覚ますが窓の外はまだ外は薄暗く、時間を確認するために

時計を見れば針は5時を指していた。

いつも起きる時間より早い時間に起きてしまったようだ。

もう一度寝ようと思ったが目が冴えてしまい、二度寝出来そうになかったので仕方なくベッドから出て軽く身支度を済ませることにした。

「これが制服なんだ…」

鏡の前で自分の姿を眺めながら呟いた。

トップスは赤と白を基調にしたデザインで、パフスリーブの袖がひらりとして

右袖には学園の校章の刺繡が施されている。

そしてスカートは紺を基調とした短めのスカートで裾から覗くフリルが

かわいらしさを演出している。

「制服は可愛いんだけど何か足りないんだよね…そうだ!」

ドレッサーの引き出しを開き取り出したのは赤いリボン。

これなら制服の邪魔をしないし何よりかわいい。

しゅるっ、と慣れた手つきで髪を結ってリボンを付ける。

完成した髪型は所謂ハーフツインと言うやつだ、これが簡単で可愛いくて前世の時もよくやっていた

「うん、かわいい」

これで支度は終わった、あとは玲央様を待つだけ…

学園…きっと今日からほんとの始まりだ、ヒロインや攻略対象達にも出会うだろう…

沢山分からない事とかまだまだあるけれど、でも今は学園生活を楽しまなきゃね!


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