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ダブルクロス THE 3rd edition リプレイ キャンペーン『カシオペヤ』  作者: ソウル
第四話 落星を見たのは誰なのか
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個別エンディング1 リエゾンロードの憂鬱

GMソウル:じゃあ個別エンディングをやっていこうか? 郡堂君からでいい?

群堂一真:おっけー

GMソウル:希望は?

群堂一真:夕音さんへの報告シーン

GMソウル:じゃあそうしよっか

GMソウル:ではカシオペヤに帰って来た貴方は夕音によって行政区のどこかの廃ビルへと呼び出されます

群堂一真:呼び出された

朱硲 静菜:さようなら郡堂君……!

群堂一真:ここからは俺抜きで頑張ってくれ。きっと君たちなら大丈夫だ

GMソウル:そこはリエゾンロードなどには相応しく無いオンボロのビルです。貴方が何故こんな場所に呼び出されてのか疑問に思っていると、一瞬にして貴方の視界が暗転します。

藤崎優一:頑張って半殺しで帰ってこいよー

朱硲 静菜:こ、固定値がないと私いきていけないわ!!!

群堂一真:ひどい、私の固定値が目当てだったのね!?

GMソウル:そして気が付くと貴方はOPで拉致されていた出口のない部屋に立っていた

朱硲 静菜:ふん!ばれたらしょうがねーな!そうさ!お前なんて固定値しか価値のないやつだったよ!

群堂一真:ひどい!!

朱硲夕音:「お疲れ様。カルロスと戦ってちゃんと生きてたのね」

群堂一真:「俺はほとんど何もしてない。というか、そのあたりのこともお前には筒抜けだったんじゃないのか?」

朱硲夕音:「まあね。藤崎優一君と静菜が協力したのでしょう?」

群堂一真:「ああ」

群堂一真:「ところで、いいのか? 藤崎雄一はFHの指名手配犯らしいじゃないか」

朱硲夕音:「ええ、そうよ。カルロスの言っていたとおりね」

朱硲 静菜:最初から知ってた?

朱硲 静菜:のに放置か

朱硲夕音:「いいわよ、別に彼は斬る必要は無いわ」

群堂一真:「それは、泳がせておけば利用価値がある、とかいう意味か? それとも——」

朱硲夕音:「彼自身は毒にも薬にもならない人間よ。持ち出したものは特殊だけど、FH的には彼にそれ以上の価値はないわ」

群堂一真:「倒す理由がないからと言って、それが見逃す理由にもならないだろう。やはり、お前が俺に出した『朱硲静菜と友達になれ』という命令が関係してるのか?」

朱硲夕音:「そうねぇ。彼が貴方に斬られたら、十中八九静菜がジャーム化してしまうっていうのが一番の理由かしら? 私的に、それは困るのよ」

藤崎優一:Exactly.(その通りでございます。)

朱硲 静菜:……するかも?

群堂一真:こいつ、やっぱシスコンだな

朱硲夕音:「まあ、もう特に秘匿する必要もないし。貴方へ下した『友達になれ』って命令の意味、ちゃんと教えてあげましょうか?」

朱硲夕音:「今回の件の報酬みたいなものよ」

群堂一真:「ああ、そうだな。是非聞かせてもらいたい」

藤崎優一:お前もじゃろがい

群堂一真:返す言葉もないっす

朱硲夕音:「まず、貴方達と知り合う前の静菜はどんな人間だったと思う?」

群堂一真:「…………俺に、それを訊くのか?」友達なんてほぼいなかった

群堂一真:「ああ、でもまあ、なんというか、ずいぶんと力のわりに暗いというか、控えめな子ではあったな」

朱硲夕音:「彼女は人との繋がりに非常に消極的だったわ。そして自分の力についても特に興味を持っていなかった。ただただ薄い繋がりでその日暮らしの様な学生生活を続けていたわ」

朱硲夕音:「……そんな昔の静菜は、オーヴァードとしての成長が望めると思う? 人との繋がりであるロイスから逃げて、自分の力とも欠片も向き合わない」

群堂一真:「静菜ちゃんの力?」

朱硲夕音:「シンプルにレネゲイドの力よ。あの子の場合はエンジェルハイロウ/ブラム・ストーカーね」

群堂一真:「それが心配だったのか?」

朱硲夕音:「心配? 困るのよ、私が」

群堂一真:「困る?」

朱硲夕音:「オーヴァードにとってもっとも大切なものは人との絆よ。それを軽んじる者に進化も進歩も前進も訪れない。ただ停滞して、自滅してジャーム化していくだけだわ」

朱硲夕音:「あの子にはオーヴァードとして心も体も強く成長して欲しいのよ」

群堂一真:「FHのリエゾンロードとは思えない言葉だな」

群堂一真:「力を得るにはリスクが必要。というかリエゾンなんて理性的に見えるジャームの集まりだと思っていたんだが」

朱硲夕音:「馬鹿ね。世界を掌握するFH、その最高幹部のリエゾンロードならレネゲイドの真理を理解していないとだめなのよ。力が欲しければそれに釣り合う理性が必要、コントロールされない力に価値はないわ」

群堂一真:「なるほど。一理あるな」

朱硲夕音:「その程度も理解出来ないから、貴方はマスター止まりなのよ。……そうそう、『友達になれ』って指令の理由だったわね?」

朱硲夕音:「静菜には強くなってもらう為に、多くの理不尽を降りかからせるわ。それを彼女が乗り越えるには『力』と『ロイス』が必要なのよ。だから、私は高い戦闘能力を持ったオーヴァードを静菜の友達にしようとしたわ」

朱硲夕音:「そして貴方が推薦されたのよ」

群堂一真:「あの、そのだな。自分で言うのもどうかと思うが……戦闘能力偏重過ぎないか?」

朱硲夕音:「カシオペヤのマスターでも五本の指に入るマスター、マスターエース君」

朱硲夕音:「……………………………………ねぇ、初対面で仕込みナンパ撃退を見抜かれるってどんな気分なのかしら?」

藤崎優一:ファーーーーーーwwwwwwwwwww

群堂一真:「…………自分が自分でわからなくなったよ」

朱硲 静菜:うける

藤崎優一:(大爆笑)

朱硲夕音:「目の前で本気で悩んでる女の子に対してぼけーっとした顔で告白するってどんな神経してるのかしら?」

藤崎優一:いいぞもっと言ってやれ

群堂一真:「……………………いっそ殺してくれ」

朱硲夕音:「自分のことをFHのエリートとして尊敬してくれてた男の子の前で醜態を晒してリアルタイムで好感度が急降下していくのってどんな気分なの?」

藤崎優一:こっち飛んできたwwwwwwwwwww

群堂一真:「優一君、俺のことを尊敬なんかしてたのか?」

朱硲夕音:「人間肩書だけである程度の敬意は集められるものよ」

朱硲夕音:「ねえ、なんで貴方そんなに…………人との付き合い方を知らないの?」

群堂一真:「今までそういうものと無縁の人生だったからな」

朱硲夕音:「ねえ、ねえ!!! な! ん! で! よ!?」

藤崎優一:ガチトーンで草しか生えない

群堂一真:「悪かったな。俺は今まで……力だけを求めれば、願いなんてなんでも叶うんだとか、馬鹿なことを考えていたんだよ」

朱硲夕音:「矢堅都に真剣に生徒指導とメンタルカウンセリングを要請しようと考えたわ」

朱硲夕音:「ええ、本当に馬鹿ね。力に全てを寄せても何の価値も無いわ。力を願いを叶えるのに必須ではあるけど、あくまでも要素の一つ」

群堂一真:「一人で何でもできる。仲間なんていらない。むしろ、願いのためには邪魔になる——。この世界を作る計画の一端を担って、マスターエースだなんて称号に舞い上がって図に乗って、本当に大切なことが何かというのを何一つ見てこなかったせいでこのザマだ」

群堂一真:「なら——お前の欲望ねがいも、まだ叶っていないのか?」

朱硲夕音:「……………」

朱硲夕音:「…………ええ、そのために私は生きているのだから」

群堂一真:「そうなると、今の言葉にも説得力が増すな」

朱硲夕音:先程までの露骨な怒りを示した表情は消え去り、ただただ冷たい表情でそう言うよ

朱硲夕音:「ええ、なんせ貴方なんて足元にも及ばない力を持った私でさえまだ願いを叶えられていないのだから」

朱硲夕音:「ああ、そうそう。話は変わるけど貴方がドクターに預けたエレガント❤ガールズの四人についてだけど」

朱硲夕音:思い出した様に手を叩く

群堂一真:「なんだ?」

朱硲夕音:「あの子達を生かした理由は何かしら?」

群堂一真:「たぶん一言じゃ説明できない。だけど……きっと、殺せなかった、というのが一番正しい気がする」

朱硲夕音:「……へぇ、それはちょっと興味深い回答ね?」

群堂一真:「それはお前の願いに必要な話か? それともただの好奇心か? 後者だというなら俺はこれ以上話したくないんだが」

朱硲夕音:「両方よ」

群堂一真:「俺はただ——俺の末路ももしかするとこんな風なものかもしれない、と思った相手にトドメを刺せなかった。それだけだ」

朱硲夕音:「なるほどね……まあ理由としては及第点、行動は……大金星ってところかしら?」

朱硲夕音:「褒めてあげる。あの四人の女の子を生かしたのは正解よ」

群堂一真:「もしかして、このことといい。俺の剣をあっさりと用意できたことといい。何か知っているのか? アフルレッド・J・コードウェルについて」

朱硲夕音:「貴方の行動はマスターエージェントとしては背信ものでしかないけど、私からすれば拍手喝采ものよ」

朱硲夕音:「それとこれとは別。似て非なるものよ」

群堂一真:「そうか」

朱硲夕音:「もっとも、あの聖人の思考は手に取る様に理解出来るから……ほら、この剣の修復も簡単だったわ」

朱硲夕音:そう言うと彼女の正面に五本の剣が出現する

朱硲夕音:「あなたのよ」

群堂一真:Oh my sword!!

朱硲夕音:「アルフレッド・J・コードウェルが用意した剣、彼から与えられたのでしょう? この剣は?」

群堂一真:「ああ。何故与えられたのかは知らないがな。その理由も、お前ならばわかるのか?」

朱硲夕音:「簡単よ。貴方に与えられたメッセージはこれ以外あり得ないわ……」

朱硲夕音:「『この世界を望まぬのなら、この世界を壊し変革してみせろ。それがお前が剣を取る理由だ』ってところね」

群堂一真:「なるほど、実にシンプルだな」

群堂一真:剣を受け取る

朱硲夕音:「もう一度剣を握る貴方に、私から改めてこの言葉を贈ってあげるわ。今一度、胸にその欲望と共に深く刻みなさい」

朱硲夕音&郡堂一真:「「強く願えば、世界はお前の望みのままとなる」」

GMソウル:シーンエンド


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