ミドル10 マスター 舞台裏の追撃戦
GM:もう一個マスターシーン入れようか
GM:今回もsideカシオペヤだ
更に同時刻 カシオペヤ政治特区
時刻は既に陽が沈み学生の街から人気が消え始めている頃だ。
半自治国家と化しているカシオペヤの政治の中枢で戸張飛鳥、球空真、テラボラ・トパーズは無数の無人戦闘機に追われていた。
無人戦闘機A:「きゅおおおお……!!」
無人戦闘機B:「対象。殲滅シマス」
テラボラ・トパーズ:「どあああッ!? 多い多い多い多い! 何あの蜘蛛みたいな無人戦闘機! ガッシャンガッシャンってやばい音してる! ってかこっちにすげーガトリングっぽいの向けてるんだけど!?」
戸張飛鳥:「カシオペヤに潜む五つ星正規構成員の隠れ家……なんとか発見して忍び込んでデータを抜き出すまでは良かったんだけどなぁ……。ねえテラボラ君、なんで君が開けたドアがいきなり爆発したの? それであいつら群がって来たよね?」
テラボラ・トパーズ:「知りませんよ! どうせいつもの不運でしょ!? もう慣れたよチクショー―!!」
戸張飛鳥:「うーん……。静菜ちゃんが俺達の協力を拒んで京都に行ったなら、こっちは別口で五つ星に関する調査をしてたまでは良かったはずなのになぁ……。あー、なんでこうなったかなぁー」
球空真:「…………ああもう! 面倒臭いです!!」くるりと振り返り、無人戦闘機の群れの前に立つ。
戸張飛鳥:「ぁ。ちょっと、真ちゃん……?」
球空真:「私……これでも我慢してたんですよ? 静菜が何故か街の外に行っちゃって心配で心配で……でも、あの子が自分の力でやると決めたなら私は私に出来る方法であの子の助けになろうと思ったんです。だから…………お前達は潰れてろッ!!」
球空真:グシャリッ……と。真の操る大質量の念力が単騎でAランクオーヴァードを鎮圧出来る性能を持った無人戦闘機五十機余りを一撃ですり潰した。
テラボラ・トパーズ:「うっわぁ……球空さんこえぇ……」
戸張飛鳥:「なんていうか、真っ当なキレ方した球空さんって下手なマスターエージェントよりも頼りになるよね……」
球空真:「ふー…………! ふー…………!!」
戸張飛鳥:「と、取りあえずこれで追っ手は捲けそうだね……。しかし……」五つ星の所から拝借したUSBメモリーを見る。
戸張飛鳥:「静菜ちゃんが五つ星の生み出したレネゲイドビーイングってのも充分衝撃的な事実だけど……それ以上に謎の人物が出て来ちゃったな」
テラボラ・トパーズ:「そうっすね……俺も、よく解らないっす」
戸張飛鳥:「……藤崎優一君。君は一体、何者なんだい?」
GM:シーンエンド
朱硲 静菜:真ちゃん好き()
群堂一真:なんか今どこかで悪口言われた気がしてくしゃみしてる
藤崎優一:やっぱり戸張さんのこの全部知ってます感静菜ちゃん怒るよね
GM:尚、実は全然なんも知らない戸張君
GM:怒られても戸張君本気で困るだけだぞ!
朱硲 静菜:不安を煽るな!w
藤崎優一:仕方がないじゃないのよ不安なんだから




