オープニング3 いざ、京都へ
GM:最後は藤崎君ー
GM:おまたせしました
藤崎優一:ダイス合計:10 (1D10 = [10])
GM:では貴方は愛機であるオルトロスのメンテナンスを行っているところかな
GM:オルトロスか
藤崎優一:まあいつも通りかな
GM:了解
GM:では貴方は念のために学園に入るために偽装してあるデータの確認を行うと、そのデータが複数回に渡って検閲された痕跡を見つけます
藤崎優一:あれま
GM:そしてログを辿ると、それはカシオペヤのFHによるものだと分かるでしょう
藤崎優一:どうすっかな
藤崎優一:この手の情報は一回正しいものが分かると芋づる式にバレるし
GM:無論貴方のデータは偽装してあるため、貴方の身元が判明したという事はないでしょうがカシオペヤのFHに注視されているということは予想できます
藤崎優一:うーんこれは藤崎君自身が情報を確認するのも危険な予感
藤崎優一:何か足跡がFHに分かるように細工されてるとかはない?
GM:カシオペヤに来てから三回、そこそこの大きさの事件に関わったのが要因だろうね
GM:藤崎君の? 今のところ見受けられないかな
藤崎優一:判定もいらないです? ないならとりあえずまだそこまでってとこかなと思う
GM:OK
GM:ただし、流石にこれ以上短期間でカシオペヤ内で事件に絡むと悪い方向へ転がりそうだという事は直感で分かるでしょう
藤崎優一:有事の安全策を組んだ方がいいかなってオルトロスのスキルやデータを一覧で見ながら考えてるかな
GM:OKです
GM:それ以外は何かすることはありますか???
藤崎優一:したいことはいっぱいあるけど動いたら余計に捕捉されそうな気がする!
藤崎優一:こういう時こそいつも通りに
GM:了解です
GM:では貴方の部屋に誰かが訪ねてきます
藤崎優一:オルトロスを透明化させて相手を確認する
戸張飛鳥:戸張飛鳥だね
藤崎優一:「戸張さん、ですか?」
戸張飛鳥:「ああ、藤崎君。今いいかい?」
藤崎優一:「はい、大丈夫ですよ。解除するので入って下さい」
戸張飛鳥:では戸張は貴方の部屋に入ってきます
戸張飛鳥:「お邪魔します」
戸張飛鳥:「突然来てすまなかったね」
藤崎優一:「どうぞ。いえいえ」麦茶を出そう
戸張飛鳥:「ああ、ありがとう。いやぁ最近暑くなってきたからねありがたいありがたい」
藤崎優一:「ほんと寮に入れてよかったです。クーラー高いですしね」
戸張飛鳥:「寮生活はいいよ、場所によって当たりはずれあるけど寮母のお姉さんって美人率高いし」
戸張飛鳥:「確か藤崎君は俺、真ちゃん、テラボラ君で組んだチームには参加しないけど何かあったら協力してくれるっていう意思表示でいいんだよね?」
藤崎優一:「はい。何かあったんですか?」
戸張飛鳥:「うん、ぶっちゃけ大分厄介なことになったね」
藤崎優一:「厄介ですか」
戸張飛鳥:「平たく言うと、静奈ちゃんが京都に……五つ星の管理下にある街に行っちゃったんだよ、一人で」
戸張飛鳥:「全く、一人で戦うと決めた途端にアクティブになるにも程がある……この街の中だったら、俺もある程度はフォローできるってのに。いきなり街の外とはね」
藤崎優一:「はあ」
藤崎優一:表向きは危機感薄めの顔してる
戸張飛鳥:「あれ? もしかしてヤバさ度気づいてない?」
藤崎優一:「学園管理の所ならまだ大丈夫なのでは……?」
藤崎優一:あくまで一般人の顔してるよ!
戸張飛鳥:「逆逆、静奈ちゃんは五つ星に狙われてるんだから。寧ろいつ死んでもおかしくないレベルの敵地だね、しかも孤立無援の」
藤崎優一:「……どうしてまた、そんな大きいものが寄って彼女を狙うんですかね。流石に何も知らずに動いているのではないんでしょうけど」
戸張飛鳥:「それを調べている真っ最中なわけさ……。困ったもんだよ」
藤崎優一:「なるほど。それで、僕は何をすれば良いんですか?」
戸張飛鳥:「うん、京都に行って欲しいんだ」
藤崎優一:「京都に? あ、はい。分かりました。追跡ですか?」
戸張飛鳥:「そこで静奈ちゃんの様子を見て、もし必要そうなら手助けしてあげて欲しい」
藤崎優一:「……はあ。(何かストーキングの代行頼まれたみたいで嫌だな)」
戸張飛鳥:「俺はこっちで情報集めたり工作しなきゃだし、真ちゃんはちょっと外に出すのは目立ちすぎるし、テラボラ君は戦力的に不安があるし……」
戸張飛鳥:「無論嫌ならこっちでなんとかする」
藤崎優一:「微妙に別の意図を感じ取れて嫌だなってだけで、お願い自体は問題ありませんよ」
戸張飛鳥:「別の意図? なんだいそれ?」
藤崎優一:「あ、何でもないです。もう彼女は向かってるんですか?」
戸張飛鳥:「………………? よく解らないけど、もう向かってると思うよ?」
藤崎優一:「えっと、もう着いてるんですか?」
戸張飛鳥:「そうだな……流石にまだ着いてないとは思うけど」
戸張飛鳥:「日本の京都まで、そこそこ距離あるし」
藤崎優一:「便が出たくらいですかね、分かりました。まさか自己負担とは言いませんよね」
戸張飛鳥:「チケットならあるさ。君に断られたら俺が行くつもりだったし」
戸張飛鳥:そういって航空チケットを見せる
藤崎優一:「ありがとうございます。その件の、五つ星の人はどういった人なんですか?」
戸張飛鳥:「五つ星の構成メンバーについては正真正銘のブラックボックスだね。ただ京都はカシオペヤの生徒や研究機関誘致の中心地で、恐らくはそれの責任者が京都にいる五つ星のメンバーだろうと俺は見ている。京都は日本でも特にFHの影響力が強い地域の一つだから、そうなったんだろうね」
藤崎優一:「力の度合いはここと同じくらいですか。分かりました。怖いなぁ……」
戸張飛鳥:「そういって、君自身の戦闘能力は俺と同等かそれ以上じゃないかい? この前のプールでの一件を見る限り」
戸張飛鳥:「藤崎君、少なくともテラボラ君や真ちゃんよりはずっと荒事に慣れてるって思うんだけど気のせいかい?」
藤崎優一:「だからってそれ以上に強い人が出たら負けるじゃないですか。僕は目をつけられるの怖いんで。平和でいたいんですー」
戸張飛鳥:「そうだね、だから俺からのお願いだ。静奈ちゃんは独りでも生き残れるくらいには鍛えたつもりだけど、それでも君の言うようにそれ以上に強い奴が出てきたらどうしようもない。だから頼む、あの子を守ってやってくれ」頭を下げる
藤崎優一:「慣れてるというか慣れざるを得なかった方ですかね……」
戸張飛鳥:「その代わりで俺に出来ることがあればなんでもしよう」
藤崎優一:「はい。……一人は……誰だって嫌ですしね。ちゃんと無事に帰せるよう頑張ります」
戸張飛鳥:「恩に切る」
藤崎優一:「あっ、じゃあホテルもとって下さい」
戸張飛鳥:「面倒だから俺のカード持っていきなよ?」
藤崎優一:「ヤッター!」
戸張飛鳥:3桁万円くらいだったら何も言わずにオッケーしてくれるよ
藤崎優一:やったぜ
GM:クレジットデータを藤崎君はこのシナリオの間、取得します
GM:効果:メジャーアクションで宣言。財産Pを+5点する
藤崎優一:いぇいいぇい
朱硲 静菜:やべぇー!
GM:シーンエンドしまーす




