オープニング1 診断結果
GM:では、メイン入っていこうか。コマをキャラのものへ変えてください
一同:了解
GM:まずはPC1の静奈ちゃんから
閃琥:え、はーいw
朱硲 静菜:1d10
DoubleCross : (1D10) → 9
GM:前回のEDの続きからになります
閃琥:たっかwww
GM:褐色肌が特徴的な女性のドクターに自分の身体の診察を頼んだとこだね
朱硲 静菜:おう
ドクター:「お疲れ様、検査は全て終了したよ」
朱硲 静菜:「あ、ありがとうございます……!あの、それで……!」
ドクター:「ああ、そうだね……まずはなによりも結論から伝えておこうかな。念のため聞くが、これから伝えることは君にとって大きな衝撃となる。受け止める覚悟はいいかな?」
ドクター:「君の身体について、大切なことだ。改めてよく考えてくれ」
朱硲 静菜:「……はい、覚悟は……できてないけど無理矢理決めます」
ドクター:「分かった。私の患者である君が望むのなら、私はそれを医術の範囲内で叶えるだけだ」
ドクター:そういって貴方にリバースハンドアウトの内容を伝えます
ドクター:「……………と、ここまでが君の身体を調べての結論だ」
朱硲 静菜:「……ッッ!?!?」
ドクター:「何重にも検査を重ね、科学的見解も交え、間違いないと私は医者としての見解を述べさせてもらう」
群堂一真:何? 静菜ちゃん高血圧とか?
朱硲 静菜:なんでだよwwww
藤崎優一:糖尿病?
GM:ひっどいww
朱硲 静菜:それ聞いてお前らは納得するのかよwwww
朱硲 静菜:リバースハンドアウトは糖尿病ですって聞いたら驚かねーだろw
藤崎優一:ブラム=ストーカーシンドロームにとって血の不調は深刻でしょ
朱硲 静菜:「う……そ……?え、だって……私……!?」
ドクター:「落ち着け、とまでは言うまいよ。だが君が先程言った言葉をもう一度胸に刻むんだ。無理矢理覚悟を決めるのだろう?」
群堂一真:もうドクターの台詞も静菜ちゃんの台詞もそうにしか見えない
藤崎優一:だって高血圧とか言い出すから…
朱硲 静菜:シリアルシーン……()
朱硲 静菜:「……っはい……。」
ドクター:「さて、ここまでは君の『身体』についての結果だ。これに加えてもう一つ、君を何度も襲う記憶喪失についての結果もある」
朱硲 静菜:「ほ、本当ですか……!?教えて下さいっ!」
ドクター:「医学的にだが、君の身体に残る痕跡等から推測は立てられている」
朱硲 静菜:黙って聞いてる
ドクター:「ああ、君は『外部から定期的に記憶に干渉を受けている』という可能性が非常に高い」
朱硲 静菜:「……!!私が……真と同じように誰かに操られているってこと……ですか……?」
ドクター:「先程の診断結果とも併せて言えることだがね……朱硲静奈。『君の記憶は何一つ当てにはならない』、と私は診断を下さざるを得ないよ」
ドクター:「操られている、というよりも恐らく記憶を書き換えられている……といった方が正確かもしれないな」
朱硲 静菜:「そ、そんな……!じゃあ私は何を信じれば……っ!!」
ドクター:「私は医者としての見解を言わせてもらうが、君の中には信じられるものはないとも。君の信じられるものは外にある」
ドクター:「つまり、君と思い出を共有する他人さ」
ドクター:「少なくとも、球空真を君が救ったことは真実だと私が証言しよう」
朱硲 静菜:「……ありがとう……ございます……。でも、それは……本当に私の意志でしたこと……なんでしょうか……?」
朱硲 静菜:震える声で言う
ドクター:「それは分からない、それを決意した時の君と時間を共有していたのは私ではないからね」
朱硲 静菜:「……っ。そう、ですよね……すみません……えっと診断は……以上、ですか?」
ドクター:「君の過ごした時間を共有した人間が、君の記憶の証人であり、君の意思の保証人になるとも言えるな」
ドクター:「ああ、そうだな。あとは個人的なアドバイスでも贈らせて貰おうか。流石にこのまま宛も無く放り出す程、私は無責任な担当医ではない」
朱硲 静菜:「あ……はい、ありがとうございます……!」
ドクター:「分からないのならば、君自身の眼で見て証明して見せなさい。例えば……君にはカシオペヤに来る前の記憶は鮮明にあるのだろう?」
朱硲 静菜:「……!はい、私京都に住んでました。……京都……久しぶりに帰省してみようかな……」
朱硲 静菜:最後独り言のようになりながら言う
ドクター:「例えその記憶が信用に値するものでないとしても、その君が生まれ育った記憶は間違いなく手掛かりになる。君の生まれ育った街へ行くといい、そしてそこで何が真実で何が虚構なのかを確かめるんだ」
ドクター:「そうだな……日本への便は私が手配してあげよう。Sランクオーヴァードの君が街の外に出るというのは、本来なら自由に叶うことではないからね」
朱硲 静菜:「……はい、ありがとうございます。私、きちんと確かめてきます。」
ドクター:「ああ、診断書はちゃんと持っていくこと。言葉での記憶は不確かでも、物証があればそれは君の記憶を保証してくれるからね」
朱硲 静菜:「はい、何から何まで……本当にすみません。あの……最後にいいですか?」
ドクター:「ん? どうぞ?」
朱硲 静菜:「私は……生きている意味」
朱硲 静菜:「私に生きる意味ってあるんでしょうか?」
ドクター:「…………? 医者にそれを聞くのかい?」
朱硲 静菜:「……すみません。どうしても、誰かに聞きたくて」
ドクター:「前にも言った通り、私は目の前の救える命は全て救う医者だ。だから患者自身が生きる意味を持たなくとも、私は絶対に死なせない。分からないのなら、まずは生き残ってから考えればいい。死んでしまえば考える事も出来ないのだからね」
朱硲 静菜:「そう、ですよね。おかしなことを聞いてすみません……。ではもう行きますね」
ドクター:「個人的には、私の前で健康的に呼吸をしているだけで意味はあると思うけどね」
ドクター:「ああ、いってらっしゃい」
ドクター:「お大事に」
朱硲 静菜:つたない笑顔で返して足早に去る
ドクター:診察室の奥へ戻っていくよ
GM:シーンエンド




