追加エンディング 降臨
GM:次の第四話に繋がる追加エンディングをやりましょー
GM:シーンプレイヤーは群堂君。他PCの登場は不可
群堂一真:うい
GM:時系列的には君のエンディングの翌々日。つまり静菜ちゃんが精密検査で入院してる真っ最中だね
朱硲静菜:怖いなぁ
GM:時間帯は夕方くらいかな?
GM:何していたい?
群堂一真:じゃあ飯食ってる
群堂一真:ラーメン屋にでも行こうかな
GM:オッケー、なら貴方はカシオペヤ名物の超能力ラーメンの屋台に行くよ
群堂一真:「ふむ。これが超能力ラーメン屋「レベルファイブ」か。いけるな。痺れる味がする」
店主:「ヘイラッシャイ! おお、ニーチャンもしかしてマスターエースかい? いいねえ、宣伝になるよ!」
朱硲静菜:その名前大丈夫???
朱硲静菜:なんで店主もしかしてで知ってるのw
店主:ゲーム会社ととある小説に喧嘩売ってるな()
群堂一真:「そりゃどうも。俺の名なんかでいいならいくらでも使ってくれ」
店主:「じゃあ写真と手形とサインくれ! 半額にするからさ!!」
群堂一真:実は一真はラーメン通のマスターエージェントとしても有名なんだ
GM:この上なく要らない情報
群堂一真:「いや、手形も写真もサインもするし、ちゃんと通常の値段は払うよ。むしろ払わせてくれ」
店主:「やっほーう」
朱硲静菜:群堂君気前いい~
店主:では貴方は名物ラーメンを完食します。普通におすすめ出来るくらいには美味かった
群堂一真:「うまいラーメンにはしかるべき値段を。飯を食う時の基本だ」
店主:「アリャアトヤンシタァーー!」見送られる
群堂一真:じゃあ店を出るよ。そして一言。
群堂一真:「さて……二件目行くか」
GM:では一真がラーメン屋をはしごしようと、通りに出たところで
GM:不自然な程の人の少なさに気が付く
群堂一真:「…………なんだ?」
GM:同時に鼻腔を僅かに刺激する『血の匂い』、それが通り一帯を覆っているのにようやく気がついた
朱硲静菜:やばたん
群堂一真:周囲の様子をさぐる
GM:貴方はこの現象に覚えがあるオーヴァードの人払い、『ワーディング』だ。
GM:周囲はこのワーディングの主の気配で満ちているよ
群堂一真:「ブラムストーカーのオーヴァードか。何者だ?」
???:「ふふ、主に非オーヴァードを遠ざけたり、無力化するワーディングも。それなりに磨けば、有象無象のオーヴァードを払う位にまで強化できる」
???:その女性は一真の目の前に立っていた
群堂一真:「なるほどな。そうまでして人払いして、俺に何のようだ?」
???:雪の様に白い肌、クリーム色の髪はどこか見たものの感覚を狂わせ、何よりも目を引く青い瞳は覗き込むだけで寒気がした
朱硲静菜:あーーーーー
朱硲静菜:私がお姉さんの画像これね★って渡したやつやん()
???:「ふふ、そうねぇ色々と用事はあるのだけれど……」
???:彼女は一真を見て、愉しそうに微笑む
群堂一真:「けど、なんだ」
???:「まずは…………リエゾンロードとして『粛清』から、始めるべきよね?」
群堂一真:「リエゾンロードだと? なるほど、上からの差し金か」
???:刹那、空間そのものを威圧感のみで塗り潰す程の殺気が一真に向けられる
群堂一真:「…………ッ!!」冷や汗が流れる。緊張感を感じて咄嗟に身構え、腰を低くしながら両手に剣を構える
???:「あら? 二本だけでいいの?」気づくと正面にはおらず、いつの間にか一真の後ろに立っている
群堂一真:「チッ!!」振り向きざまにその首筋めがけて剣を振るう
???:「ふふふ」微笑みながら紙一重で剣を避け、その腹に軽く触れる。それだけで、まず二本の剣が砕けた
朱硲静菜:この人怖い
群堂一真:「チッ……。ならこれで……」とさらに二本の剣を取り出そうとするが、手に持った時にはすでにパリンと音がして残る二本の剣も砕け散る
群堂一真:「…………お前が、リエゾンロードか。しかしこれなら…………どうだッ!!」
???:「『朱硲静菜と友達になれ』という私達からの命令に背く行動の数々、エレガント♡ガールズの子達を生かした事……まあエレガーの四人については割とどうでもいいのだけれど……前者は明確な反逆……よね?」
群堂一真:残る一本。最後の切り札とも言えるべき剣を一真が振るう。しかしてその剣もまた、リエゾンロードを名乗る彼女は手も触れずに破壊した。破片が一真の顔を切り裂く。
???:「?」
群堂一真:前者のほうが比率でかいんかい!!
???:そうだよ???
朱硲静菜:なんでwwww
朱硲静菜:友達の価値重すぎじゃんwww
群堂一真:なんかこの人からすでに残姉さんのにおいがする!!
群堂一真:「…………俺の剣を、すべて折った、だと?」
藤崎優一:かわいそうに……かわいそうに一真君……(涙を拭く)
朱硲静菜:私の妹と友達になれないっていうの!?ってw
???:「さて、貴方の大事な五本の剣……全部砕けちゃったわね? 残念、私……まだ自分の武器も出してないのに……」
藤崎優一:認められるのは結果のみだ……!
朱硲静菜:損なキャラではないはずw
???:「さあ、粛清……始めましょうか?」
群堂一真:「な……。これでまだ余裕だと? これが、リエゾンロードということか……」
藤崎優一:これはN:憐憫ですね間違いない
群堂一真:「だが、こんなところで倒されるわけにはいかないんでな!!」叫びながらリエゾンロードに向かって走る。しかし
???:そういって、リエゾンロードを名乗る白い女性は腕を振るう
群堂一真:「ぐ、がはぁッ!!」突如、一真は血を吐いて倒れる
朱硲静菜:群堂君ッ!!!!やめてぇーーーー!!死なないでーーー!!
群堂一真:胸元には深くえぐられた傷がある。しかしそれがどうやってつけられたのか一真にはまるでわからなかった
???:「あらあら? 『心臓を抉りとっただけ』よ?」その右手には、どくどくと鼓動する鮮血と共に赤々と輝く物体が
藤崎優一:キ〇アかよこの人
朱硲静菜:次回!群堂一真死す!デュ●エルスタンバイ!
朱硲静菜:ひぃ
朱硲静菜:心臓のお話はやめなさい!
群堂一真:「く、くそ……。ぐ、がはッ!! ごほっ!! はぁ、はぁ、はぁ…………」血と唾液を吐いて地面にうつむく。呼吸ができない、めまいがする。視界が茫洋としていく
群堂一真:「これが…………リエゾン、ロード…………」
???:当然、一真の胸元に開いた傷口には心臓が無い
朱硲静菜:群堂くーん!!!
群堂一真:「…………傷が、再生しない」
???:呆然とする一真に、自身の心臓を見せつける様に掲げて……
???:ぐしゃりッ
???:握りつぶした、そして心臓と連動するように一真の体が内側から破裂しさらなる量の血が噴き出す
群堂一真:「ぐわぁぁぁぁッ!!!!」
朱硲静菜:そんなに群堂君に恨みがw
朱硲静菜:ぐろいぐろいぐろーい!
???:それを最後に、群堂一真の意識は断絶する
群堂一真:そしてその日、マスターエース・群堂一真は死亡した
???:「……マスターエージェントにしては、それなりに頑張っている方ではあったけれど。まあこんなものでしょ。さあ、回収回収」
朱硲静菜:いやだぁ!
藤崎優一:しまっちゃうおねえちゃん
朱硲静菜:誰か……!誰でもいいから!
朱硲静菜:群堂君を助けてーーー!!
朱硲夕音:「ああ……そういえば自己紹介していなかったわね? もう意識無いかもしれないけど、私はね、学園都市カシオペヤ最高意志決定機関”五つ星”代表……リエゾンロード『朱硲夕音』。この街の、学園長よ?」
群堂一真:次回からPC二人で頑張ってください
藤崎優一:丁度いい具合にPLの悲鳴が上がっておる
朱硲静菜:いやだ!
GM:おつかれさまでした! キャンペーン完走です!!! ※嘘です
朱硲静菜:蘇生するんだよ!
GM:シーンエンド