表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダブルクロス THE 3rd edition リプレイ キャンペーン『カシオペヤ』  作者: ソウル
第三話 星に手を伸ばすのは誰なのか
59/125

ミドル6 アクアパレス・サバイバーズ 情報収集

朱硲 静菜:『正しい世界』って何……?

群堂一真:それが目的かぁー

GM(ソウル):はっはっは、なんだろねー?

GM(ソウル):さて、それじゃあ情報収集シーンに入っていこうか?

GM(ソウル):ついでに静菜ちゃんの混乱を収めるシーンもここでやろうか?

朱硲 静菜:うぅ……どうしよう……侵蝕プラスされるし、ブラムだからHP削られるのが痛い……

群堂一真:最初は静菜ちゃん休んでてもいいんじゃない?

群堂一真:ブラストにHPマイナス系の効果はかなりキツイよ

GM(ソウル):了解ー

群堂一真:とりあえず一真は出る

群堂一真:1d10

DoubleCross : (1D10) → 10

藤崎優一:出るよー

藤崎優一:ダイス合計:9 (1D10 = [9])

朱硲 静菜:デメリが消えたら呼んで……!!!

GM(ソウル):じゃあ部屋の入れ替わりによって高まった周囲のレネゲイド濃度、更に襲い来る水人形達によってあなた達は苦戦を強いられるでしょう

群堂一真:「ッチ、剣さえあれば……!」

藤崎優一:「これ、結構きついですね……」

群堂一真:侵蝕加算して、HPがマイナス11点だな……。まあ一真HPはそんなに気にしないから

藤崎優一:こっちも侵蝕+1してHP-10するよー。これ普通にシーン出てるだけでリザレクトしそう……

GM(ソウル):そりゃこっちもギミックで追い詰めにかかってるからな!

GM(ソウル):情報項目はまずは二つ! 抜いたら追加が出てくるよ!!



・『エレガント♡ガールズについて』  情報:噂話/カシオペヤ 9・11


・『二つの賢者の石について』  知識:遺産/レネゲイド  10・12



藤崎優一:『エレガント♡ガールズについて』を調べるよー。戸張君の効果も載せて

藤崎優一:4dx+4

DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[3,5,7,8]+4 → 12

GM(ソウル):成功だな


『エレガント♡ガールズについて』 情報:噂話/カシオペヤ  9・11


 ノーブル学園生徒会会長『宮之城千春』を中心にして結成された四人組の公認スクールアイドル。

カシオペヤ内の様々な場所で活動し、ノーブル学園の名前を宣伝している。デビューから瞬く間にカシオペヤのアイドル界を駆け上がり超売れっ子アイドルになった。現在では人気はカシオペヤ内に留まらず、FHを介して世界に広まりオルトロスと双璧を成すまでになっている。


構成メンバー

『宮之城千春』:チームリーダーでありノーブル学園生徒会会長。宮之城財閥の令嬢であり、そのカリスマでエレガント♡ガールズだけでなくノーブル学園をも束ねる。ランクSのスペシャリスト。職業体験に来ている筈のアクアパレスにて施設を実力で制圧、更に『カシオペヤ及びFHに宣戦布告し朱硲静奈の身柄を確保する』と宣言した。


『御影 秋』:ノーブル学園生徒会書記にしてエレガント♡ガールズのサブリーダー。落ち着きのある礼儀正しい少女。ランクAのディフェンダー。宮之城千春の幼馴染であり彼女にどこまでも付いていくと公言している。『サファイア』を所持しており、水人形に指示を出している。


『冬木 凌』:ノーブル学園生徒会会計にしてエレガント♡ガールズのメンバー。どこかふわふわした雰囲気のある天然気味の少女。ランクAのスペシャリスト。宮之城千春の幼馴染であり彼女にどこまでも付いていくと公言している。『ルビー』を所持しており、光ヶ峰大学内の空間を弄り回している。


『常夏 威吹』:ノーブル学園の生徒にしてエレガント♡ガールズのメンバー。アイドルを始めるまではRファイトで知らぬ者はいない程のチャンピオンだった。Sランクのアタッカー。『元UGNエージェントでは無いか』という噂がある。



朱硲 静菜:静菜ちゃんの推し達だ

群堂一真:パーティ結構バランス取れてるな。ガード役いるのめんどい……

テラボラ・トパーズ:あ、因みにテラボラ君は推しの起こした大事件に魂抜けてるけど焚きつければ動くと思うよ

藤崎優一:とりあえず今構ってる暇ないので……

群堂一真:じゃあ次は俺だ。『二つの賢者の石について』やるぞー

GM(ソウル):あいよー

群堂一真:戸張君の効果ものせるよ

群堂一真:5dx+4

DoubleCross : (5R10+4[10]) → 10[1,3,3,8,10]+3[3]+2 → 15

GM(ソウル):お、いいねーやるじゃん成功

群堂一真:余裕


『二つの賢者の石について』 知識:遺産/レネゲイド  10・12


 エレガント♡ガールズが所持する二つの石。赤い太陽の様な形の方は『ルビー』、青い月の様な形の方は『サファイア』と呼ばれる。それぞれ宮之城千春が生徒会長の権限で手に入れたものである。


 ルビーは『空間を操作する力』がある。ルビーによって現在、光ヶ峰大学の『部屋同士の繋がり』が入れ替わっており「倉庫のドアを開けたら更衣室に繋がっていた」という様に大学全体が迷宮化している。更に空間が弄られた事によって施設内のレネゲイド濃度が増加しておりシーンイン時の侵蝕が+1される。

 サファイアは『水を操作する力』がある。サファイアによってアクアパレス内の水を使って大量の水人形が作られ、光ヶ峰大学全体へ拡散。朱硲静奈を探しながら、関係の無い一般人を捕縛している。当然PC達は襲われる為、シーンインの度に登場で上昇した浸蝕分のHPを失う。


 ルビーとサファイアは対の関係にあり、片方が破壊されてももう片方が残っていれば自動で再生してしまう。これを止めるには同じタイミングで破壊する必要がある。


群堂一真:これまで見聞きした情報を元に頭の中で急速に情報を整理していくぞ

GM(ソウル):それなら以上の情報をなんとか集めきるよ

藤崎優一:「まず先に御影さんと冬木さんに辿り着く必要がありますね」

群堂一真:「ああ。二つの宝石を同時に壊さなければならないとなると、かなり厄介だな」

GM(ソウル):因みにルビーとサファイアの同時破壊だけど、君達に二手に分かれてもらって同時に破壊するってのを想定してる。そのシーン内で破壊出来れば『同時に破壊出来た』として扱うからあんまり難しく考える必要は無いよ。

朱硲 静菜:なるなる

GM(ソウル):んでもって情報項目の追加だ


・『エレガント♡ガールズの目的について』 情報:カシオペヤ/裏社会/FH  12


・『冬木凌と御影秋の居場所について』 情報:カシオペヤ 12


GM(ソウル):追加の情報項目は二つ、ちょっと多いから侵蝕とか気をつけてね

朱硲 静菜:マジでお荷物でごめんなさい(´・ω・`)

藤崎優一:いいよー。気にするなー

朱硲 静菜:大好き

藤崎優一:ダイス合計:1 (1D10 = [1])

群堂一真:とりあえずもう一回でる

群堂一真:1d10

DoubleCross : (1D10) → 3

藤崎優一:侵蝕が2上昇して、HPを2点失う……うん最小限最小限

群堂一真:こっちは侵蝕4上昇でHP4点失う。余裕。

藤崎優一:それじゃあ私追加されたやつの『エレガント♡ガールズの目的について』抜くわ。技能はカシオペヤ、NPCカードの効果も合わせるよ

藤崎優一:4dx+4

DoubleCross : (4R10+4[10]) → 8[2,3,3,8]+4 → 12

GM(ソウル):オッケー抜けたね。



『エレガント♡ガールズの目的について』 情報:カシオペヤ/裏社会/FH  12

 エレガント♡ガールズは朱硲静奈を確保する為に行動している。その上で彼女達が求めるものは『カシオペヤ最高意思決定機関“五つ星”との直接交渉』である。これらの関係は不明。


藤崎優一:みんな五つ星好きね?

朱硲 静菜:静菜ちゃんいてもなんにもないよ? こんな事止めて?

GM(ソウル):残念、彼女達は君に用があるんだ

朱硲 静菜:ちくしょーー

群堂一真:じゃあ俺は『冬木凌と御影秋の居場所について』。生き字引+C:ノイマンを使って意思で判定する

群堂一真:これで侵蝕率90%……早い……

群堂一真:7dx+4@8

DoubleCross : (7R10+4[8]) → 10[3,8,8,8,9,10,10]+10[3,9,9,9,10,10]+6[1,1,3,3,6]+4 → 30

GM(ソウル):達成値も侵蝕もやべーな。取り敢えず成功だ。

群堂一真:GMー、こんだけ達成値出たならなんかボーナスない?

GM(ソウル):え? んー……そうだなぁ。じゃあ、次のシーンで必要になる『技能』だけじゃなくって『目標値』まで公開するとかは?

群堂一真:ありがとう!!

GM(ソウル):はいよー。それじゃあちょっと情報修正するな……(カキカキ……)



『冬木凌と御影秋の居場所について』 情報:カシオペヤ 12


 冬木凌は『防具・ヴィークル・一般アイテム保管庫』にいる。そこへ行くには変動する部屋を一時的に固定するために『RCの目標値が14』の判定を行い、その後ルビーの破壊の為に凌との対決で任意の攻撃判定で達成値30以上を出す必要がある。

 御影秋は『武器保管庫』にいる。そこに行くには大量の水人形たちを掻い潜るために『回避の目標値が15』の判定を行い、その後サファイアを破壊の為に秋との対決で任意の攻撃判定で達成値30以上を出す必要がある。

 これらは同時に行う必要があるため、片方のシーンに登場した場合もう片方には出られない。



GM(ソウル):分からないことあったら聞いて

朱硲 静菜:場所の名前が露骨ww

藤崎優一:これってそれぞれに勝てばアクアパレスに預けていた装備を回収出来るって事でおk?

GM(ソウル):うん、ぶっちゃけるとそう。また『購入判定の禁止』も凌のルビーの効果で起きてるデメリットだから、実質次のシーンのギミックを攻略すれば全部のデメリットが解消されるって考えてもらって相違ないよ。

群堂一真:おお、分かりやすい

群堂一真:「わかったのはこんなところだね」

群堂一真:「とりあえず、俺は武器庫に行くよ。最悪、同時破壊は相手を無力化したあとでやればいい」

藤崎優一:「涼奈さん、朱硲さんと一緒に群堂さんについていってもらっていいですか?」

群堂涼奈:「ん……いいよ。別に」

藤崎優一:「僕は防具保管庫の方に行きます。空間操作の類なら僕一人の方が安全ですし」

群堂一真:「そうか。なら、そっちは頼んだよ」



GM(ソウル):じゃあ貴方達が今後の方針を決めた所でだね

朱硲 静菜:お? なんぞ?

戸張飛鳥:「…………………………」眉間に皺を寄せ、深刻な表情をしている

群堂一真:「戸張……?」

戸張飛鳥:「五つ星と……静菜ちゃんの繋がり、……だと?」

群堂一真:「お前、本当に何も知らないのか?」

朱硲 静菜:そんなつながりねぇーーーよーーーー

戸張飛鳥:「…………ッチ」非常に虫の居所が悪そうに舌打ちする

GM(ソウル):戸張は貴方達が初めて見る位に不機嫌さを表に出しているね

朱硲 静菜:無実だよーーーーー

群堂一真:「なんだ、その反応は?」

戸張飛鳥:「…………知っていると言えば知っている、何も知らないといえば何も知らない」

戸張飛鳥:「俺は、そんなのばっかりさ……」自嘲気味に笑う

群堂一真:「この状況だ。知ってることだけ話せ」

戸張飛鳥:「…………………………」静かに目を瞑って、長い息を吐く

戸張飛鳥:「朱硲静菜はこのまま何もせずに進むと確実に破滅を迎える、俺に『判る』のはそれだけだ」

戸張飛鳥:それ以上は何も言う気が無い様に口をつぐむよ

群堂一真:「どういうことだ。予知か何かの類か?」

戸張飛鳥:「……はぁ、この事件が終わって落ち着いたら静菜ちゃんと一緒に話すさ」

群堂一真:GM、エフェクトの宣言いいかな?

GM(ソウル):いいよ

群堂一真:インスピレーションを使う。質問内容は「何故エレガント♡ガールズは朱硲静菜を狙うのか」

GM(ソウル):はいよ

群堂一真:ちなみに答てくれるなら俺だけに個人的にください。

GM(ソウル):駄目です

GM(ソウル):個人的には禁止ー

GM(ソウル):公開なら答えるよ

群堂一真:じゃあ全体公開で。より具体的に言うと「何故朱硲静菜が五つ星との交渉材料になり得るのか」だな

GM(ソウル):了解

藤崎優一:(……何かしら、この学園都市と関わるものが彼女の中にある。そしてそれは“五つ星”に交渉の材料とできるほどのものということだろうか?)

藤崎優一:(まだ完全な暗箱(ブラックボックス)だな。そこに触れるまで僕は生きているかどうか分からないけど)

朱硲 静菜:突然の死亡フラグやめい

GM(ソウル):じゃあインスピレーションへの回答だけど……こんな感じかな?


 朱硲静菜は五つ星にとって特別視される要素が存在する。そしてエレガントガールズは朱硲静菜を殺す、ではなく確保すると宣言している。よって朱硲静菜が生きたまま(望むなら無傷で)宮之城千春達の手元にある事により、五つ星に対して無視出来ない存在にまで彼女達を押し上げる効果があるからである。そして郡堂一真の知る限り、朱硲静菜の特別性はせいぜいが『段階飛びにSランクになった』『時折記憶が飛ぶ』『群堂一真の任務』くらいのものである。


GM(ソウル):インスピレーションならこんなもんかな

群堂一真:思ったほど成果がなかった

GM(ソウル):ぶっちゃけ、現段階ではPC側が所持する情報が少なすぎるからね

藤崎優一:唯一性が高いってことだね。そしておそらく替えもいないだろうし



GM(ソウル):さて、それじゃあ誰がルビーに誰がサファイアにいくかの相談の結果を教えてくれい

GM(ソウル):NPC達の方も希望あれば教えて

群堂一真:藤崎くん以外みんなで武器庫?

藤崎優一:うん

群堂一真:藤崎くん、誰かNPC連れていく?

GM(ソウル):NPCも連れて行かない系でいい?

藤崎優一:一人でいいよー

GM(ソウル):なんだろう、この大事なことを一人に押し付けた感……

朱硲 静菜:人数比率えぐいな!

藤崎優一:いいんやで

次回はサファイアの方のシーンからです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ