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ダブルクロス THE 3rd edition リプレイ キャンペーン『カシオペヤ』  作者: ソウル
第一話 自分以上に大切な人はいますか?
4/125

オープニング  不運な少年

ソウル「ふんふんふ~ん♪ あれ? なあ赤月、俺に提出された群堂君のメモと公開用キャラシのメモ、かなり違うんだけど他PLや読者に隠す秘密にするのか?」

赤月「うん、そっちのが面白いと思って」

ソウル「……………ふ~ん、了解~」

後日

文車「……GM、ちょいちょい」

ソウル「文車? どうしたの?」

文車「藤崎君のメモ、作ったから見てー」

ソウル「え? キャラシのやつじゃなくって? …………なるほど、君もか!!」

文車「やっぱ大事な事は隠したい。そして楽しいことしたい」

ソウル(こいつら……秘密主義が横行してやがる……!?)

ソウル「……っは、分かったよ! 以前はPC四人全員が特大の秘密持ちキャンペーン回しきったんだ、PC二人が秘密抱えていようがやってやらーー!!!」


……というやり取りがありました。故に群堂君は主にFHとしての願いと武器の設定周り、藤崎君は学園都市に来た目的周りで中々に興味深いものを秘密裏に投げられております。閃琥さんは……うん、どちらかと言うとGMからオリジナルDロイスという爆弾を投げつけました。今回のシナリオの裏の方で設定的な効果を発揮しておりますのでお楽しみいただければと……。

GM(ソウル):それではお待ちかねのメインプレイいってみよう

朱硲 静菜:あいあい

藤崎優一:あーい

GM(ソウル):最初のオープニングは藤崎君 

藤崎優一:ほいほい

藤崎優一:振ります

藤崎優一:ダイス合計:10 (1D10 = [10])

藤崎優一:わあい

GM(ソウル):幸先いいね

朱硲 静菜:わぁお

GM(ソウル):藤崎君、君は以前はFHの日本支部に所属していた。しかしそこで何かを知ってしまった。それは今のFHの体制の歪みやレネゲイドに関する真実なのか、それは分からない。貴方はFHを抜ける事にした。愛用の装備〈オルトロス〉と共にFHを離反。その後FH時代に培ったスキルで身元を隠蔽しつつこの学園都市カシオペヤに紛れ込んだ。

GM(ソウル):さてそれではまずは少し過去の話から始めようか

藤崎優一:転校初日かな?

GM(ソウル):ぴんぽん

GM(ソウル):これは貴方がカシオペヤにやってきた日、月見ヶ里高校への転入初日のこと

GM(ソウル):担任の先生に案内されて教室へ入るとこからだね

藤崎優一:やだあ

藤崎優一:絶対壁にスプレーで落書きしてあるんでしょ。私は詳しいんだ

GM(ソウル):ロールプレイはセリフは「」、思考は()で囲ってどうぞ

朱硲 静菜:頑張れ

GM(ソウル):学校内は綺麗に清掃が行き届いており、清潔感を感じられるね

藤崎優一:嘘だゾ校舎裏とかタバコの吸い殻捨ててあるゾ

担任の先生:「驚いたかね? 我が校は毎日専門の業者と清掃ロボットが掃除してくれているからとても綺麗なのだよ」

藤崎優一:「わあすごいですねー」

群堂一真:なんで毎日業者入れる必要があるんですかね?

藤崎優一:それな

担任の先生:「ああ、外から来た子には清掃ロボットは珍しいかな? ドラム缶くらいのサイズの動き回るやつでね」

担任の先生:聞いちゃいけないゾ

藤崎優一:(ルンバじゃないんだ……)

担任の先生:「アームを伸ばしてガラスを拭いたり、通るだけで床を磨いたり出来る」

藤崎優一:「へえー。便利ですね」

担任の先生:「さあ、着いたぞ。ここが君の教室だ」2ーBに付く

朱硲 静菜:めっちゃ丁寧に掃除の説明してくださる真意はどこに……

担任の先生:未来感演出したいだけだ!!

藤崎優一:お前も掃除されるんだよって事じゃないの?

担任の先生:深読み良くない

朱硲 静菜:なるほど……!

藤崎優一:とりあえず教室に入るよ

担任の先生:オッケー

担任の先生:入ると事前に噂になっていたのであろう、外からの転入生という事もあり生徒達の好奇の視線が貴方に向けられます。

生徒A:「あ、先生来た」

生徒B:「あの子が噂の外からの転入生?」

赤月:「あれが噂の転校生か」(クラスメイトになって)

生徒C:「っふ、我の美しさの前には外も内も関係ない……!」

朱硲 静菜:cがやばいやつやった

群堂一真:おい、なんか一人ヤバいやついるぞ

担任の先生:「ほら、席につけー。HR始めるぞー」ぱんぱんと手を叩きながら

担任の先生:「大方噂になってるだろうが、転校生の紹介をするぞ」

担任の先生:「ほら、自己紹介を」教壇の方へ促す

藤崎優一:(なんで?)

担任の先生:外からの転校生がいきなり五天星の月見ヶ里に来るのは結構珍しいことだからね。

藤崎優一:「藤崎優一です。東京郊外N市から来ました。これからよろしくお願いします」

藤崎優一:当たり障りない自己紹介をしてお辞儀するかな

担任の先生:「うん、レネゲイドに関しては話す必要は無いぞ。各個人それぞれの研究チームの守秘義務みたいなものがある連中もいるからな」

担任の先生:「さて、席は……そこの窓際でいいか」

藤崎優一:「ほへー」って何となく分かったような顔してる

担任の先生:空いている席を指差す

藤崎優一:席に座るよ

テラボラ・トパーズ:隣の席には赤毛が特徴的な少年が座ってるね。そして君の方を見て二っと笑うよ

テラボラ・トパーズ:「よう転校生、俺はテラボラ。テラボラ・トパーズってんだ。仲良くしようぜ?」そう言って右手を差し出してくる。彼が今回のシナリオロイス、シナリオでの重要人物だ。

藤崎優一:じゃあちょっとだけ緊張しつつ「あ、うん。僕は藤崎。よろしくね」って握手するよ

テラボラ・トパーズ:「お前、外から来たんだろ? ならまだ街のことは全然知らないな。面白そうだし、今日の放課後案内してやるよ」

藤崎優一:「ありがとう。ここ、本当に学校の都市なんだね」

テラボラ・トパーズ:「ああ、そりゃ学園都市だからな。元々はUGNが管理してたらしいが、FHが開放して今の体制が築かれたらしいぜ。まあ俺もここに来る前の話さ」

藤崎優一:「そうなんだ。土地持ってたんだねー」

テラボラ・トパーズ:「さあ、ホームルームに授業……学園都市カシオペヤならではの世界最先端だ。折角来たなら楽しんでいこうぜ?」

テラボラ・トパーズ:そうして貴方は驚かされることになる。

テラボラ・トパーズ:この少年、テラボラ・トパーズの……

藤崎優一:おお、何に?

テラボラ・トパーズ:『あまりの運の悪さに』

藤崎優一:転ぶくらいなら仕組まれた幸運でどうにかしてやれねーかな

テラボラ・トパーズ:先生の気まぐれ指名は必ず当たり、移動教室の連絡が一人だけ忘れられて、選んだ科学の実験器具は必ず壊れている……

藤崎優一:ワロス

群堂一真:なんか普通にギャルゲの親友ポジみたいな感じだったのにまさかの不幸属性かよ

朱硲 静菜:呪われてるw

テラボラ・トパーズ:イージーエフェクトでは太刀打ち出来ないレベルの不運が働いているね

群堂一真:トイレにいっても必ず誰かが先にはいってる、おまけにトイレットペーパーはいつも切れてる

テラボラ・トパーズ:そんな彼をクラスメイトは温かく見守る様な目で見ていた

藤崎優一:かわいそうに

群堂一真:この子なんか変な右手とか持ってない?

テラボラ・トパーズ:「あー……驚いたか? まあ昔っからこうなんだよ、気にすんな。あっはっは!!」昼食に(転んで中身がミックスされた)お弁当を食べながら

テラボラ・トパーズ:持ってない

藤崎優一:「米オンリーのお弁当にしたらいいんじゃない?チャーハンとか」

テラボラ・トパーズ:「味で飽きる」

テラボラ・トパーズ:「あと折角の家事スキルを自炊で磨いたんだ。なんかもったいないだろ?」

藤崎優一:「じゃあ混ざっても美味しいやつ詰めれば大丈夫だね」

テラボラ・トパーズ:邪魔が入らなければ、普通に寮生活で家事スキルは高い子です

朱硲静菜:邪魔入らないこと……あるのか?

テラボラ・トパーズ:そんな不幸な友人が出来、なんだかんだで貴方のカシオペヤでの生活は好スタートを切った。

テラボラ・トパーズ:しかし、二週間程が立った5月の頭。

テラボラ・トパーズ:今日はテラボラの様子がおかしい。

テラボラ・トパーズ:「うおおーーーい!! 聞いてくれよ藤崎!!! 聞いて聞いて聞いてーーー!!」

テラボラ・トパーズ:朝登校するなり、ものすごい勢いで貴方の元へやってくる

藤崎優一:(転ぶかな)

テラボラ・トパーズ:転ばない

藤崎優一:誰だおめー

テラボラ・トパーズ:「ほらこれ!!」目の前にドーンとゲーム機の箱を置く

藤崎優一:「なにこれ?」

テラボラ・トパーズ:「懸賞で当たったんだ!! 今朝届いたんだ!!! 人生初!!!!」

生徒たち:ざわめく教室

藤崎優一:「へー。あれって当たるものなんだね」

朱硲 静菜:学校にゲームを持ってくる学生……さすが不良高校()

生徒たち:「うそだろ? あの不幸王が?」「天変地異や……明日には空から槍が降ってくるんや……」「ああ、神よ……我が美しさがそうまで度し難いか……だからといって我が級友に破滅の前兆をもたらすなど……」

群堂一真:だからなんで一人やばい奴いるんだよ!!

朱硲 静菜:だから!! 3人目!!

藤崎優一:変な奴が一人いるねえ

テラボラ・トパーズ:「もうびっくり、なにかが当たるなんて生まれて初めてだよ!!」

テラボラ・トパーズ:「そしてお前らひどいぞ!!」

藤崎優一:「よかったじゃん。壊さないように箱に戻しときなよ」

テラボラ・トパーズ:「おうともさ!!」しまう

朱硲 静菜:めっちゃ天使……

テラボラ・トパーズ:「いやー昨日もラジオの『カシオペヤでGO!』で初めて登校が読まれたし、最近はいいこと尽くめだな! いやーもしかして来ちゃった? テラボラさんの時代、来ちゃった? これはもうあれか? アイドルにスカウトされてオルトロスの深雪ちゃんと共演とかも時間の問題? 今のうちにサインの練習しておかねえとなぁ!!」

藤崎優一:反動がこわいなあ

テラボラ・トパーズ:「なぁーーーーっはっはっはっは!!」高笑いしている

朱硲 静菜:調子乗っちゃった系男子かわいい

藤崎優一:まあまだ不審がってないよ……まだ

テラボラ・トパーズ:普段から考えれば絶対にありえない幸運、それは貴方のクラスに動揺をもたらしていた。

テラボラ・トパーズ:そしてテラボラの前に立っていた貴方だけが彼が首から下げていた見慣れないクローバーのネックレスが目に付くだろう。それが、何故だか気になった……。

テラボラ・トパーズ:シーンエンド

藤崎優一:わー不穏だなー

群堂一真:怖い怖い

テラボラ:それじゃあシナリオロイスの感情決めようか。後これからロイス取得する場合は感情と合わせてチャットに書いてね

朱硲 静菜:はーい

藤崎優一:ロイスはP:友情N:憐憫 P表で





https://www.youtube.com/watch?v=PCjSP-4BUyQ&feature=youtu.be


卓を囲んだ閃琥さんがリプレイの動画を作ってくれました。


ムービーもあります。よければご覧ください。


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