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ダブルクロス THE 3rd edition リプレイ キャンペーン『カシオペヤ』  作者: ソウル
第二話 彼女は救われるに値する人間なのか
35/125

ミドル4 マスター 闇の中で逃げ惑う

GM:さあ、次はマスターシーンだ

GM:時間帯としてはさっきのシーンの直後だね


 彼女は走っていた。騒がしい夜のカシオペヤの街を。呼吸が荒い、心臓がバクバクと激しく脈打つのを感じる。それでも足を止めるわけにはいかない。夜の街に出た学生達の群れ、その合間を必死になって走り抜ける。

???:「はぁ……はぁ……はぁ……!」

 自分の身体の中で、レネゲイドが暴れている。衝動が駆け巡っている。体が熱い。思考にもやが掛かったように判然としない。

分からない。何故こうなるのか、全然分からない。

だから、不安を振り切る様に……《自分でもどうしてそこにいるのか分からない見知らぬ場所》から逃げるように走る。

???:「私、どうしちゃったの……? 助けて、誰か、助けてよ……!」

 彼女の痛みを伴った悲鳴は、カシオペヤの街に溶けていく……


GM:ここでシーンエンド

朱硲 静菜:真ちゃん?

GM:さて、どうだろうね? それは今後のシーンできっと分かるよ

朱硲 静菜:……このGM、ほんとに性格悪いな

群堂一真:何度もこいつと卓囲んだから知ってるけど

藤崎 優一:まあまだ色々とはっきりしないから何とも言えないけど

GM:後半の情報収集もまだなんだぜ? 逆にこの段階で「全部分かった!」って言われても俺が困る!

藤崎 優一:それもそうか

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