プリプレイ トレーラー&ハンドアウト
GM:それじゃあ、トレーラーいこうか
群堂一真:おーぱちぱち
朱硲 静菜:わーい
GM:トレーラー
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、変わらない様に見えた。
しかし、この街は常に変化の中にあった。
この世で最も恐ろしいものはなにか。それはまさしく『説明できないもの』である。
正体不明のオーヴァード。説明不能のランク『エクストラ』
人は恐れる。理解が出来ないものを。
その正体が例え……ごく普通の女の子でも。
ダブルクロス THE 3rd Edition キャンペーン『カシオペヤ』
第二話『彼女は救われるに値する人間なのか』
ダブルクロスーーーそれは裏切りを意味する言葉
朱硲 静菜:少女危ない人ばっかやん
GM:ダブルクロスにおいてヒロインポジってロクなことにならないからあながち間違いじゃない
GM:さてハンドアウトの公開に移ろうか
GM:今回のハンドアウトはちょっと特殊です
朱硲 静菜:おぉーー!
GM:PC1とPC2には前回のエンディングから続く共通オープニングがあり、その後に3人の個別オープニングがあります。つまりPC1と2にハンドアウトが二つあるということです
群堂 一真:ああ、前回の生徒会長のエンディングか
朱硲 静菜:絶対ロクなのじゃない
GM:またシナリオロイスは個別の一つだけにあります
朱硲 静菜:あいよー
GM:では共通から
PC1、2共通ハンドアウト
貴方達は矢堅都高校の生徒会長の飴原渡から二つのものを受け取った。まず一つは定期能力試験結果と新学期で更新されたオーヴァードランク。そしてもう一つが事件の調査依頼だ。最近カシオペヤ内の有力者が何人も襲撃されているらしい。現場は毎回ボロボロで遺体の損壊も激しく犯人のシンドロームの特定も困難という事件だ。その現場で犯人の遺留品らしきものが発見されたという。それが月見ヶ里高校の制服の袖ボタンだ。月見ヶ里を調べて犯人を見つける事が飴原からの依頼だった。貴方達は先日の事件で協力をした藤崎優一に連絡を取り、橋渡し役を頼む事にした。
GM:さあ、事件だぜ
GM:Sランクの情報屋とAランクのマスターエージェントのタッグだ
朱硲 静菜:なんか期待が重い!
群堂一真:まあ取り敢えず受けるよ依頼
GM:んで、これを前提として個別ハンドアウトを見てくれー
PC1 朱硲静奈用ハンドアウト
シナリオロイス 球空真 推奨感情 P:感謝/N:脅威
貴方は依頼を受けて現地調査の為に月見ヶ里高校に向かう。群堂達とは現地集合の予定だったのだが貴方は他の五天星の周辺に慣れず、迷ってしまった。途方に暮れている貴方に近くを散歩中の大型犬が突如じゃれついてきた! 意外と強い力で押され困っていると、ふわふわとその大型犬が宙に浮いた。驚いている貴方にワンピースを着た同い年位の女の子が声を掛けてくる。彼女は月見ヶ里の生徒らしく珠空真と名乗り、迷子なら案内すると申し出てきた。貴方は迷わず首を縦に振っていた。
GM:静奈ちゃん、オープニング迷子です
GM:そこでヒロインと会ってもらうよー
朱硲 静菜:なーる。果たして大丈夫なのかこれ……
GM:出来れば静菜ちゃんの友達になってくれるといいなーと願ってる
朱硲 静菜:普通にトレーラーの少女っぽいな
GM:さてどうだろうね
PC2 郡堂一真用ハンドアウト
シナリオロイス 謎の襲撃犯 推奨感情 P:執着/N:敵愾心
貴方はカシオペヤで発生している謎の有力者襲撃事件について調べる事になった。概要を聞く限りではかなり戦闘能力の高いオーヴァードが暴れたような現場だったようだ。戦闘ならば自分の得意分野だ。未だに撤回されない『朱硲静菜と友達になれ』という謎の命令、今回は都合良く前の事件が彼女とタッグを組んで任務にあたる形に繋がった。この任務を機会に少しでも彼女との心の距離を詰めたいところだ。今回の任務、襲撃犯の捜索と並行して朱硲静菜を知る事も貴方にとって非常に重要なものとなる。
GM:んで、郡堂君。前回の命令はまだ有効ですー
群堂一真:「なるほど、面白い」
GM:流石に今回は経験点減らされたりはしないけど、忘れないでね
群堂一真:仲良く……出来るかな? 正直中の人が(友達ってどうやって作るんだっけ?)ってレベルで前回暴走しちゃったんだけど
GM:ファーストコンタクトの失敗があそこまで尾を引くのも珍しい
朱硲 静菜:普通に! 普通にしてくれたら静菜ちゃんも普通に返せたのに!!
GM:なんで不審者丸出しのコンタクトしたのか……挽回出来る事を願ってる
群堂一真:頑張る
PC3 藤崎優一用ハンドアウト
シナリオロイス ライオネル 推奨感情P:好奇心/N:不信感
貴方は先日の事件で知り合った群堂一真達を月見ヶ里内に案内ことになった。なんでも最近頻発する有力者襲撃事件の調査をするらしい。自分の所属する高校でそんな事件が起きるのは嫌だと思った貴方は彼らに協力することにした。そんな貴方に月見ヶ里の三年生でレネゲイドビーイングの生徒、ライオネルが声を掛けてきた。どうも彼の部長を務める新聞部が部員募集しているらしい、だが貴方は調査を優先させようと断った。すると彼は「実際に事件というものを見てからまた答えを聞かせてくれ」と気になることを言い残して去っていった。一体、なんだったのだろうか?
GM:流石五天星のキワモノ枠、月見ヶ里。ちゃんとレネビの生徒も完備しています
朱硲 静菜:月見ヶ里外人多いな!!
藤崎優一:カタカナの名前多いな~
GM:カシオペヤの公用語はステージアカデミアに準じて日本語と英語です。だから別に外人多くても不自然じゃない!
GM:あと、ライオネルは外人じゃない。人外だ
GM:逆や逆
藤崎優一:どっちでもええわい!!
朱硲 静菜:おっせやな
GM:なにおう、京都生まれだったり東京下町育ちのライオネルだったりするかもしれないだろうが
朱硲 静菜:しらねーよwwww
藤崎優一:なにその謎生物のレネビ
GM:これでハンドアウトは全部です、何か質問ある人—?
朱硲 静菜:なーいよ
藤崎優一:ないよー
群堂一真:ない
GM:では始めていきましょう。よろしくお願いします
全員:お願いします
次回からオープニングに入っていきます