個別エンディング3 先輩と後輩
GM:じゃあ最後、郡堂君か
GM:一応用意したのあるけど
GM:先に戸張君と話したいんだっけ?
朱硲 静菜:そういえばGM。
群堂一真:えと、戸張くんに会いに行きたいんだがいける?
GM:あいあい
朱硲 静菜:郡堂君と話したいってやつは結局駄目?
GM:あー、そうだな。じゃあ戸張君・静菜ちゃん・用意分でちょっと長くなるけどやろうか
朱硲 静菜:ごめんね!!!!
GM:OKOK
朱硲 静菜:ありがとう!
GM:んじゃあ最初に戸張君だ、連絡自体は容易に付くよ
群堂一真:人目につかなければどこでもいい
GM:じゃあ戸張君の家でいいんじゃない?
群堂一真:じゃあ行くよ。なるべく人目を避けて
GM:じゃあ矢堅都の学生寮、その最上フロアが彼の部屋だ。セキュリティは万全中の万全、盗み聞きの心配はFH上層部を含めて無いと断言できるだろう。
群堂一真:家にあげてくれるの?
GM:うん
群堂一真:じゃあちょっとたどたどしい口調で「お久しぶりです。戸張…………先輩」って言うよ
朱硲 静菜:おぉ!!!
GM:じゃあ台所からガシャンと皿が割れる音が響く
戸張飛鳥:「……ぇ?」
群堂一真:「だ、大丈夫…………ですか?」
朱硲 静菜:そんな驚くwww
戸張飛鳥:「……偽者?」
GM:だってwww 先輩てww
群堂一真:ちなみにこいつ、今普通に大人しくしてるよ。先輩の家に上がるには相応に遠慮してる
群堂一真:「…………まあ、気持ちはわかる……わかり、ます」
朱硲 静菜:なん……だと……!?
藤崎優一:成長したんだよ
戸張飛鳥:割れた皿片付けながらすげー凝視してる
朱硲 静菜:藤崎君が保護者の目をしている……!
戸張飛鳥:「いったい、どういう風の吹き回しだ? 明日は槍でも降るのか?」
群堂一真:「いや、そのまあ、色々と、過去の自分を省みたというか……間違いに気づいたというか」
朱硲 静菜:妥当なリアクション……!
戸張飛鳥:「……後輩が成長する姿って、衝撃すげぇな」
戸張飛鳥:「いや、静菜ちゃんの件で知ってるつもりだったが……お前まで成長するとは思ってなかった」
群堂一真:「……というか、一応、後輩だと思ってくれてたんですね。生意気なガキだって認識されてたとばかり」
戸張飛鳥:「いやいや、一応同じ学校の俺三年でお前二年じゃん?」
群堂一真:「それはそうなんですけど……俺、今まで後輩らしい言動、何一つしてきませんでしたし」
戸張飛鳥:「うん、まあそりゃそうだな?」
戸張飛鳥:「……因みに変化の詳細って静菜ちゃんに聞けばわかる系? ってか、今回のスペード絡み?」
群堂一真:「スペード絡みもですし……まあ、色々です。ところで、俺がマスターやめたのって、知ってます?」
戸張飛鳥:「まあ……割と大々的に広告されてるからな、カシオペヤから……。マジでこれから生活どうすんだろうなって思ってるよ」
群堂一真:「えー……その、ぶしつけな上に都合のいいお願いだとは承知してるんですが…………暫く、かくまってもらえませんか?」
戸張飛鳥:「マジかー……いやまあ、なんとなく話の展開的に予想は出来てたか……」
群堂一真:「まあ、ダメってなら、早めに通報してください。追手がきたら帰りますんで」
戸張飛鳥:「どうせどこ行っても同じだ。ある程度経てば十中八九バレる。俺もカシオペヤからマークはされてるだろうから、抱えるリスクとしては大して変わらん。それでもいいなら、共犯になってやる」
群堂一真:「……いいんすか?」
戸張飛鳥:「ま、ここで放り出したら静菜ちゃんに余計な気苦労掛かりそうだしな」
群堂一真:「……別に、行く当てがなくなったって、あの子に心配かからないようにはしますよ」
戸張飛鳥:「既にかかってんだよバーーカ」
群堂一真:「……すいません」
朱硲 静菜:正論!!
戸張飛鳥:「あの子、ただでさえ背負い込みやすいんだからな? ある程度周りが配慮してやらねーと、どんどん突っ込んでくぞあの子は」
群堂一真:「そうっすね」
戸張飛鳥:「取りあえず、匿う対価としては……そうだな。今回のスペードの一件、一から十まで情報を提供しろ。今回、スペードの暴走電波が厄介過ぎて直接手助けとかしてあげられなかったんだからさ」
群堂一真:まあ知ってることは全部話す。姉がダイヤだったことも。とりあえずプレイヤー知識はもう全部渡すよ。
群堂一真:あ、藤崎君とオルトロスのことだけは何も言わない。
戸張飛鳥:OK、まあくっそ渋面浮かべて聞いてるわww
戸張飛鳥:「はぁ、なんつーか大詰めになってきたな。色々と」
群堂一真:「むしろ、これから始まる、って感じもしますけどね」
戸張飛鳥:「全く、取りあえず真ちゃんの奪還がなにより、か。気が休まらん」
GM:じゃあ、ここでいいかい?
群堂一真:オッケー