クライマックス 剪定の剣《スペード》
GM:さあ、次がクライマックスシーンだ。静菜ちゃん、聖羅ちゃんの一真君への感情気になるのなら、好きに聞き給えよ
朱硲 静菜:おう
群堂一真:1d10
DoubleCross : (1D10) → 10
朱硲 静菜:1d10
DoubleCross : (1D10) → 1
藤崎優一:ダイス合計:9 (1D10 = [9])
群堂一真:ぎゃー!!
藤崎優一:わー
GM:上がるなぁ、衝動判定前で全員120突破ぇ
群堂一真:……ひっでぇ
GM:貴方達はフレイヤの情報を基にカシオペヤ内に幾つも存在するスペードのセーフハウスから、彼女の潜伏先を割り出す。それは産業開発区間の貯水槽に偽装された地下空間だった。隠匿された入り口から貴方達は薄暗く、そして広い貯水槽を進んでいく。
GM:因みに同行してるのは真のみね。フレイヤは流石にダメージでかくて動けない。
藤崎優一:まあ流石にね
球空真:「確かに、ここならそうそう気付かれなさそう……凄く広いから、彼女の兵器達もたくさん潜ませられそう」
朱硲 静菜:「うん……。油断は絶対にできないね……ッ!」 ってかなり緊張気味に言う
GM:では貴方達が進んで行くと、貴方達を囲い込むような気配を感じます
GM:前後左右上、その全てが怪しく蠢いているように感じるでしょう。
藤崎優一:迷彩か?
GM:がちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃがちゃ……
朱硲 静菜:怖い!!!!
大型戦闘機《HAYATE》:『…………………』×20
群堂一真:ぶっ!!
朱硲 静菜:わーお
藤崎優一:トループ?
いいえ、各別コマ扱いです。というわけで中間戦闘で戦ったHAYATEが大量に潜んでいて、PC達を完全包囲していた!(コマを並べていく)
群堂一真:GM、今から万軍撃破取得してもいい?
GM:ダメだね(万軍撃破)
藤崎優一:範囲にいてくれ
群堂一真:コマの配置の仕方がどう見ても別エンゲージだよね?
黒服エージェント:「ふふふふ、貴様らスペード様の邪魔をしに来たな?」
朱硲 静菜:あ、GM。こっちから行くってことだから藤崎君とのエンゲージ別にしていい?
朱硲 静菜:黒服は三下感を取っ払えない!
GM:こっちから行く、というよりも君ら思いっきり誘い込まれてるね
黒服エージェント:「お前達など、スペード様の手を煩わせるまでもない。ここで配備した無数のHAYATE号と我等エージェントで小間斬りの蜂の巣にしてくれる!!」
藤崎優一:日本語が不自由なエージェントぇ
群堂一真:「やれるならやってみろ――。邪魔をするなら、全力で圧し通る」
黒服エージェント:「ぐはは、圧倒的な戦力差に恐れおののくがいい。尻尾を巻いて逃げ帰るなら今のうちだぞーー?」
朱硲 静菜:逃げていいのか????
群堂一真:よし、帰るか
朱硲 静菜:逆に逃がしちゃダメだろ!!! 仕事しろお前ら!!!
朱硲 静菜:どっちかっていうと『投降するなら』だろ!?
GM:ぶっちゃけ後ろ塞がれてる
群堂一真:だってこんなこと言うんなら、逃げ帰りたいっていったら帰してくれそう
GM:言ってみ? 言ってみ?w
朱硲 静菜:「あのう……逃がしちゃだめだと思うんですけど……?」
群堂一真:まあやんねーよ。で、どうすんのこれ? ここでクライマックス戦闘その1とか?
GM:うん、それも含めて描写していくね
黒服エージェント:「ぐはは、聖羅様には『辿り着けないようならそれまで』と言われているからなーー」
GM:じゃあ貴方達がこいつらとことを構えようとした時かな、球空真が一歩前に出るよ
球空真:「……えっと、皆さんちょっとごめん」
球空真:「ここ、私が単独で相手してもいい?」
朱硲 静菜:「……勝算は?」
球空真:「一人で周りの被害を気にせず好き勝手やれるなら……多分いける」
朱硲 静菜:「わかった。……じゃあここはお願いしちゃうね?」
球空真:「うん、ありがと。……じゃあ、道だけ一瞬切り拓くから三人はそこを通って奥へ行って」
朱硲 静菜:「うん。ありがとう、真。……信じてるから」と、真に背を向けた瞬間に涙を流そう。ばれないように
球空真:任せてと言わんばかりに、にこりと微笑む
群堂一真:「……なら、任せようか」
藤崎優一:「……お願いします」
球空真:「それじゃあ、頭だけ伏せててね? せーの!! どかーーんッ!!」巨大な念力の塊が大砲の様に正面に撃ち込まれる。それは地面を抉りながら、HAYATE達をスクラップに変えていく。
GM:そして奥に続く道が拓けるよ
群堂一真:振り返らずに走っていく
藤崎優一:後に続くよ
球空真:「…………さあ、これで遠慮する必要はないね。貴方達には悪いけど、蹂躙させてもらいます」三人が進んで行く道を塞ぐように立つ
以前クライマックスボスを務めたゴジラ系女子の名は伊達ではない。
GM:そして貴方達はこのセーフハウスの奥へと辿り着く。そこは無数の兵器がひしめく大部屋だった。その真ん中に手術台の様なものがあり、剣城聖羅はそこに自身の機械大剣Ωを置き外装リアクターに適合する調整を行っていた。貴方達には椅子に座って背を向けている状態だね。
剣城聖羅:「………………」
朱硲 静菜:無防備やん
群堂一真:「余裕だな、剣城」
剣城聖羅:「……優先順位を遵守しているだけよ」振り返らずに言うよ
群堂一真:「……背を向けて、俺たち三人を相手取るつもりか? それとも、他に何か手があるのか?」
剣城聖羅:「まさか。流石にそこまで貴方達を舐めてはいないわ。丁度今…………外装リアクターに適合させる調整が完了した所よ」そう言って機械大剣Ωを持ち、振り返るよ
朱硲 静菜:「……すみません剣城さん。戦う前に、貴方に聞きたいことがあります」
剣城聖羅:「ふふ、いいわよ朱硲静菜。私側に急く理由は無いし、話をしてあげるわ」
朱硲 静菜:「この戦い、貴方は私達に勝つつもりはありますか? ……というか、貴方の上司である『朱硲夕音』は、貴方の勝利を見据えていますか?」
剣城聖羅:「……勝つつもりはあるけど、正直殺すつもりはサラサラないわ。夕音様の計画はね、私と貴方達が対峙している時点で達成なの。私が負けても、貴方達が負けても……計画は前に進む。そういう段階に来ているのよ」
朱硲 静菜:「……成程。ありがとうございます。では、これは聞いていいのか迷ったのですが……。貴方は『郡堂一真』に執着していますか?」
藤崎優一:おっ修羅場か?
剣城聖羅:「…………………………………ぇ?」それまでの余裕そうな表情が一瞬で崩れ、引き攣った顔になるよ
剣城聖羅:「ま……ままま待って。おかしいわ! 私は貴方の前でそんなヘマはしていないはずよ!! なのに、なのに何故そこで彼の名前が出てくるのよ!?」郡堂君を指さして
群堂一真:「……ヘマ?」
朱硲 静菜:「え、いや……。あの、なんというか……貴方が郡堂さんを見ている目がすごく熱心でしたし……。なのより私を目の敵にしていたので……?」
群堂一真:あははははは!!
藤崎優一:するどい
剣城聖羅:「は……はぁぁぁ!? な、何を、何を言っているのよ貴方は!?!?」
朱硲 静菜:「え!? いやあのすみません……? えっと勘違い、でしたか……?」
剣城聖羅:「勘違いよ勘違い!! 勘違いじゃないとダメよそんなの!!」
剣城聖羅:「ふーーッ ふーーッ ……いい、念押しよ朱硲静菜。私は、別に、郡堂一真君に好意とかそういうの抱いてるわけじゃないから!!」
藤崎優一:「……」
朱硲 静菜:「…………え? あの……。えっと……なんか……すみません……? 私の勘違いでなければ、剣城さんは郡堂さんの事、好き……なんですか?」
GM:トドメだろこれ
群堂一真:一真は何の話をしてるのかわかんないってことにしておこう
朱硲 静菜:聞け!!!!
剣城聖羅:「わーーーーーーー!! わーーーーー!!! わーーーーー!!!!!! だーまーりーなーさーいーーー!!!!!」
剣城聖羅:頭を抱えて叫ぶ
群堂一真:「静菜ちゃんは何を言ってるんだ? そんなわけ、ないだろう」
群堂一真:涼しい顔で言う
藤崎優一:オルトロスちゃんの整備でもしとこうか?
藤崎優一:ぴかぴかにしておこう
藤崎優一:(我関せずのPC2)
剣城聖羅:戦闘前に満身創痍のボス
剣城聖羅:既に肩で息をしている
朱硲 静菜:早すぎる……!
剣城聖羅:「ぐ、ぐぐぐ……。朱硲静菜……貴方、やっぱり私嫌いだわ。ええ、殺すことは出来ないけどせめて……痛い目に合わせて泣かせてあげる」
群堂一真:「よくわからんが、剣城。なぜそうなる?」
剣城聖羅:「……この子が絶対に聞く必要のないことをぶち込んできたからよ」
剣城聖羅:「……それよりも、郡堂一真君。改めての確認だけど貴方……本当にFHでの地位も権威も全てを投げ棄てるのね?」
群堂一真:「ああ。さっきも言ったとおりだ。確かに俺はFHでそれなりのものを積み上げたさ。だがどれだけ高くなったところで、間違ったゴールへと伸びているならば意味はない。一からやり直すことは途方もないが、不毛な積み重ねを続けるよりはよほどいい」
剣城聖羅:「UGNが世界を守る盾としての役割を喪失したように、FHもまた四年前のクーデター以後組織の質が変わっているわ。FHは、己の欲望を追いかける場所としての土壌が最も整っていると言える。逆に言えば一度外に放り出されてしまえば悲惨よ? なんせ、世界そのものが貴方の敵に回るのだから」
群堂一真:「ああ、わかっているさ。それでも俺は……今ごろになって、ようやく気付いたんだ。世界を変えること、それ自体は、きっと難しいことじゃない。だが、それじゃあ意味がないんだ。一人の人間が大きな力で全体の方向を自分にとっての理想の形に捻じ曲げる。そんな変革では、結局、本質は何も変わらない。またどこかで不満が起こり、大きな力でまた世界を変えて――その繰り返しだ。上辺が代わり、支配者が変わるだけなんだ」
剣城聖羅:「……それのどこがいけないのよ」
剣城聖羅:「世界が変われば、そこで生きる人も変わる。そして……その世界で最も望まれる新たな世界へ変革する者が現れる! 世界なんて、その繰り返しよ! 完璧な世界を築けるなんて、そんなの傲りでしかないわ!!」
群堂一真:「ああそうだ。この世界に完璧な世界なんてない。だがそれは、完璧を諦める理由にはならない。……わかるか、剣城。昔の俺は、今の朱硲夕音や、世界を己のエゴで染め上げようとするような奴らは、弱いんだ」
剣城聖羅:「……私は四年前のあの日に知ったわ。私達が生きる世界の強さというものを。結局、世界の変革者に出来ることなんて……世界が、そこで生きる人々が自分の変革を乗り越えて生きていけることを信じるしかないのよ」
剣城聖羅:「四年前の私は、それを信じられなかったから……」
群堂一真:「それでよかったんだよ。そのほうが、正しいんだ。俺は藤崎くんや球空ちゃん、それに……静菜ちゃんたちと会って、気づいたんだ。世界を変えるなんてことは考えずに、自分たちの周りの大切な人達のために頑張って、見知らぬ誰かでも、困っている人を見れば手を差し伸べて。本当の意味で世界を変えるっていうのは、そういう小さな、だけど何よりもかけがえのない積み重ねが世界を変えていくんだ。かつての俺や今の朱硲夕音は、それを諦めた。果てが見えないような途方のない道を歩く勇気がなくて、強大な力で世界を捻じ曲げるという楽で無責任な道に逃げていたんだよ」
剣城聖羅:「…………無責任、か」
朱硲 静菜:成長した……!!
群堂一真:「さっきは、答えられなくて悪かったな。これが俺の出した答えだ。俺は、仲間と、友達とともに、世界を変えていく。たった一人で世界を変える切り札なんてもういらない!!」
剣城聖羅:「……………なら、それなら」ぎゅっと拳を握りしめる。
剣城聖羅:「『何もしなければ世界が滅びる』という重荷を背負って、心を砕いて戦い続けている私達五つ星は……どうなるんだぁぁぁッ!!!!!」聖羅の慟哭に応じる様に、貴方達の後ろに巨大な無人戦闘機が姿を現す
群堂一真:GM,インスピレーションで『何もしなければ世界が滅びる』の意味ってわかる? わかんないならせめて、それが本当か嘘かだけでも。
GM:おお、今使う?
群堂一真:使う。つーかここ逃したらたぶんもう使いどころなさそう。
GM:いいよ、とはいえ詳細は一切分からない。ただ確かなことは、その叫びが聖羅の魂から出た慟哭だということが理解出来るだろう。
GM:虚勢や妄言の類では一切ない
群堂一真:「なんだ、おかしなことを言うな。なるほど、お前が嘘や根拠のないことを言っていないのはわかる。だから、お前の言葉で返してやろう。『この世界は強い』」
群堂一真:「お前や、五つ星が何を知っているのか、何を抱えているのか。それは俺にはわからない。それでも――たった一人が大きな力で全部を終わらせるような結末は、俺は認めない。認めたくない!!」
朱硲 静菜:「郡堂さん……。はい、貴方の想い、確かに聞きました。私も、まだすべてを把握できたわけではありませんが……それでもッ! 郡堂さんが望まない結末を迎えさせる気はありませんッ!」
剣城聖羅:「黙れよ、愚鈍共!! 何も知らないクセに、無責任な言葉を吐くなぁぁッ!!!」機械大剣Ωを構え、貴方達に襲い掛かってくる。それではここで衝動判定といこう。
朱硲 静菜:酷い! 教えないのそっちのくせにぃー!
藤崎優一:せやな
GM:聖羅の怒りが周囲のレネゲイドすらも巻き込み活性化していく。難易度は9だ
群堂一真:7dx+2
DoubleCross : (7R10+2[10]) → 10[3,3,5,9,10,10,10]+9[3,8,9]+2 → 21
群堂一真:鋼の意志
GM:お、クリったー
群堂一真:2d10
DoubleCross : (2D10) → 4[3,1] → 4
朱硲 静菜:5dx@10 意志
DoubleCross : (5R10[10]) → 8[2,2,3,5,8] → 8
藤崎優一:12dx-3
DoubleCross : (12R10-3[10]) → 10[1,3,3,3,4,4,7,7,8,9,9,10]+4[4]-3 → 11
藤崎優一:ダイス合計:8 (2D10 = [4 4])
朱硲 静菜:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[2,9] → 11
PCの侵蝕、この時点でほぼ全員130前後に到達。えぐい。