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「俺は、ここからやり直す。」

今回から彼の高校生活が始まります!



俺の名前は井谷信隆 、高校一年生だ。

これから、入学式である。

勿論、高校1年生を経験した人間なら分かってくれるだろう、どんな奴がいるのか仲良くなれるだろうか、そんな事でワクワクが止まらないだろう。

え?可愛い子はいないかとか気にならないのかって?

俺は女子との関係を絶ったのだ、そんな事は考えない。

女子なんて生物は…

と、説明したいが、この事に関しては口を開くと止まらなそうだからやめとく。

画面の向こうに可愛い子ならいくらでもいるからな、俺はそれで充分。

そんな、俺にも中学の時彼女がいた。

っていきなり回想入るなって?

ここからが、かなり重要なのだ。

何故俺がこんな皮肉れた男になったのか、これから話そう。

彼女とは2年程付き合っていた、だがある日突然別れを告げられた。

2年で積み上げてきた思い出、時間が一瞬で崩れ、跡形も無く消えていったのだ。

まぁ、別れる原因は俺が1番分かっているが二度と思い出したくない。

俺はここから、無くした無駄な時を取り戻す。

いわゆる高校生デビューみたいなもんだ。

リア充として、元カノに時間を費やし友人との時間を削られ中学の青春の思い出がほとんど元カノで埋まった中学時代のような惨劇を繰り返さぬようにやり直すのだ。



だるいはずの入学式も緊張とワクワクであっという間に終わった。

昇降口に新入生のクラス表が貼ってあり、そこに皆集まり騒いでいた。

にしても、気持ち悪いのなんのよくある女子の

「えー○○ちゃんと別のクラスじゃーん最悪〜」

「クラス離れちゃうけど大丈夫だよ!放課後とか遊ぼ!?」

とかよく耳に入るが、1.2週間程は放課後だの昼休みとかに集まりはするが、3週間もすれば新しい友人も増えいつの間に隣のクラスの○○ちゃん。

になっているのだつまり話すことも少なくなり互いに新しい友人関係に夢中になる。

くだらねぇ…俺はそんな奴しかいない女子が嫌いだ。

いきなり自分の名を呼ぶ声が聞こえた。

「信孝〜!クラス表見た!?」

来た、奴が来た。

パターン青!奴です!

碧です。

奴は俺の幼馴染、羽山はねやま あおい普通のラブコメならば恋愛に発展する展開だろうがそんなテンプレには惑わされない。

何故ならば、碧も「女子」なのだから、いくら幼馴染でもその点は覆せない事実だ。

「いや、まだ見てないな。」

「なら、あたし見てくるよ!ちょっと待ってて!」

「いや、自分で見るから大丈夫だ。じゃあな」

「そっか...もしかしてまだあの時のこと気にして...」

「気にしてない。そもそもお前には関係の無い事だ。お前も気にするな。」

「そうだよね、なんかごめんね!でも相談ならいつでも聞くから!」

そう言って奴は人混みの中に消えていった。

次回からは、キャラも増えていきます!

楽しみにしていてください!

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