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昔話  作者: 原雄一
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花さかじいさん Ⅲ

 むかーしむかし(とは言っても、登場人物(以下略))おじいさんとおばあさんが犬を拾い、その犬はすくすくと育ち、犬はテレパシーでおじいさんに「おいらの背中に乗れ」と言い、おじいさんは渋々ながらも犬の背中に乗りました。

 犬はとある山に登って行き(潰れるような事はなかった)、原っぱにおじいさんを連れて行きました。

「ここほれワンワン」

 犬は言います。おじいさんがそこを掘ると、小判が山ほど出てきました。おじいさんはそれを交番に届け、報酬として一割をもらいましたが、残りの九割は残念ながら持ち主が現れてしまい、もらうことができませんでした。


 その話を聞いた隣のおじいさんは、嫌がる犬を無理やり連れて、山へ行きました。

「ここほれワンワン」

 と犬が言うので、隣のおじいさんはそこを掘りました。すると、やはり小判がざっくざく。隣のおじいさんは喜んでそれを持って帰りましたが、交番には届けませんでした。


 隣のおじいさんは、警察に逮捕されました。



 結論:落し物は交番に届けましょう。

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